2009年 2月 27日
お勧めの映画は・・・
アカデミー賞の受賞作品が話題になっていますね。
「おくりびと」を私は1月の旅行時、JALの機内でみました。フランスまでの12時間のフライトで映画を4本観て時間をつぶしていました。
リチャード・ギアの「最後の初恋」をみて、「うーん大味なアメリカ映画!」と思い、次にウディアレン監督の
ラブコメディをみて・・・・じゃあ、「おくりびと」でも、見ようかしら・・・の乗りでした。それが、とても素晴らしく、
一人涙しながら見ていました。受賞、うれしいです。
巷の映画館はとっても混んでいるみたいですね。
ちなみに4本目は「マンマ・ミーヤ」ですが、途中でパス。
さて、昨日、「禅」という映画を観ました。禅の教えを説いた鎌倉時代の僧、道元の生涯を描いた映画です。
その中で、「死んでから仏に会ってもしょうがない。生きているうちに仏に会いたい」という言葉ありました。
生きているうちに座禅を通して悟りを開くことを教えています。
道元の凛とした姿、そして貧しい遊女(内田由紀)が出家していく過程など、心が洗われるような映画でした。
最近、和のブームに乗って、「禅」という言葉をよく使いますが、禅ってなにかしら?と問うてみると、
悟りの境地なのかもしれません。
最近見た映画でもうひとつ。「シェルブールの雨傘」のデジタルリマスター版です。
二十歳くらいのカトリーヌ・ドヌーブがとってもかわいらしく、そして、カラーバージョンになっていますので、彼女の衣裳や家の壁紙の色鮮やかさに目が引き付けられてしまいました。
禅はまだまだ不勉強なままですけど、
Zenは、人の言葉や行動に惑わされて感情を荒立てたりしないこと
・・・と、フランス人たちは解釈しているようです。
私が怒りかけると「まぁまぁ、Zenの国の出身でしょう」
ときます(笑)
kimikoさん
soyez zen と言えば、落ち着いて、とかいう意味ですよね。
フランス人の理解は近いところをついていますね。
おくりびと、禅、シェルブールの雨傘、見てみたいと思います。
落合さんのオススメ・・・楽しみです。^^
「禅」っていうと座禅のイメージですけれど、
経典は般若心経ですよね。
般若心経といえば玄奘三蔵。
空海の真言密教の経であり、
日本の仏教の原点でもあります。
その出だしは・・・観自在菩薩。
観自在菩薩とは観音様、いわゆる観世音菩薩。
観自在は玄奘三蔵が、
観世音は鳩摩羅什が訳したということらしく・・・
最近、この「観自在」という三文字がいつも頭から離れません。
見るは肉眼、観るは心眼。
自在に内観できるようになりたいなぁ・・・
などと思いながら。
あれれ?なんだか重たいコメントになってしまいました。
ごめんなさ~い。^^
杉岡さん
立派なコメントをありがとうございます。
実は、私は、京都に庵をかまえる尼さんのお勧めで、般若心経を毎日唱えています。
しかし、あまり意味を理解せずに・・・・
観自在とはそんな意味があったのですね。
「おくりびと」は、上映初期の頃に観ましたが、素晴らしいですよね。
私、観ながら、泣いてばかりいました(笑)
「シェルブールの雨傘」、ぜひ観てみたいです!
カトリーヌ・ドヌーヴは、今もすごくきれいだと思います。
若い頃の彼女も、ぜひ観てみたいです。
邦子さん、すてきなご紹介、ありがとうございました!
これからも、すてきなこと、いっぱい教えてくださいネ(^^)
まきさん
おくりびとの音楽、モックンが弾くビオラのメロディーがいいですよね。
久石譲の作曲ですって。
涙を誘いますよね。