2011年 10月 01日
アートフラワーアレンジ
最近、アートフラワーアレンジの需要が多くなったように思います。アートフラワーの質が向上したせいもあるかもしれません。
私のお店には、アートフラワーのアレンジを置いていますが、お客様や生徒さんが生花と間違えることがよくあります。
ただ、生きている生花の醸し出すエネルギーにはかないません。
しかし、アートフラワーアレンジを、偽者の花、と見るのではなく、インテリア小物、あるいはオブジェとして見るのが
いいと私は思います。
絵画の花は生きてはいませんが、人に癒しや感動をあたえます。それと同じように、アートフラワーのアレンジも、人の心に働きかけることができると思います。
私のフラーショップの近くの某自動車メーカーのショールームにお勤めのT様。送別用の花束などをご注文いただき、長年のお付き合いです。
そのT様が私の作ったアートフラワーアレンジメントを気に入って下さり、ご自宅に飾っていらっしゃいます。
お写真をいただきました。
「玄関を入るとすぐに目に入り、癒される」とおっしゃて下さいます。 お仕事なさっているので、「日中締切でも枯れないし(笑)」と。
長く愛される絵画のように、私の作品も長く愛されるように心を込めて作ろうと思います。
6月にパリで行われた久石譲氏のチャリティーコンサートの会場で、私が「日本再生」をイメージして作った作品もアートフラワーです。素材はアートフラワーでも
作り手の感情や感性を表現することはできると思います。
生花と同様にアートフラワーのアレンジも好きです。