2016年 4月 15日
エクサンプロヴァンス再訪
学生時代、初めて海外の地に降り立ったのが、南フランスのエクサンプロヴァンス。ホームステイをしながら、フランス語研修のサマースクールに通いました。
その思い出は南仏の太陽の様ににきらきらしていて、私の中の根底にあり、その後の活動の原動力になっている気がします。
学生時代の滞在の後も、新婚旅行、家族旅行、一人旅で訪れ、今回で5回目の訪問です。
今回の訪問は、来年が花の仕事を始めて30周年となる時期の旅であり、私とフランスを繋いでくれた原点に戻る意味を持っていました。
あの当時私は何を考え、その先に何を夢見ていたのか?・・・・
スウェーデンの学生が多い中、日本から4名が参加したフランス語研修。ホームステイ先にはスウェーデンの女の子マリアンも同居。これはこれで凄いエピソードがあります。
ホームステイ先のマダムに日本の歌を歌ってと言われ、「さくらさくら」と「ブルーライト横浜」を何故か歌った(笑)
日本の母から届いた手紙には「日本女性として恥じない行動をしなさい・・・」というようなことが書いてあった記憶もあります。
さて、今回のステイ先は日本人女性町田陽子さんと、かつて日本でレストランを開いていたフランス人男性David Michardのカップルが営むシャンブル・ドットモンテローズ。
古道具でありながらお二人の洗練されたセンスで息を吹き返した素敵なインテリア空間で、のんびりとした滞在ができました。
バス
キッチン
朝食は毎朝お気に入りのパン屋さんに買いに行ってくださったクロワッサンやブリオッシュ
ビオにこだわった食品。ローズマリーの蜂蜜や、自家製のジャムと。
ディネはシェフの見事なコース料理。
ホワイトアスパラのポタージュ
ホワイトアスパラガス 蒸すのがポイントとの事。自家製のマヨネーズとソースで。
お魚料理はえい。コラーゲンたっぷり!プロヴァンス風ソースで。
デザートはイチゴのムース
他にチーズ。ワインはプロヴァンスのカマルグの砂地で育ったブドウから作ったロゼワイン。辛口で美味
プロヴァンスの新鮮な野菜や果物、魚を食べていると体の中が浄化されていく気がしました。
香りも、天然のエッセンシャルオイルをベースにしたもので、生活にアクセント。
生活を楽しむ余裕、季節の新鮮なものを取り入れる生活・・・良いな~
でも、これは日本でも心がければできることですね。日本で日々の生活に追われている事を反省・・・
泉の湧くエクサンプロフヴァンス。街のいたるところに噴水があります。
そして何よりも、画家のセザンヌが生涯描き続けた山、サンヴィクトワール。
この山を真近かに見られるところまで、オーナーさんに連れて行っていただき、感動!!!
日本人にとっての富士山のようなものかもしれません。
自然と共に生き、自然に身を任せる。
自分の好きなものに感度を合わせ、好きなものに囲まれて生活する。
こんな理想を目指したいです。
大自然の中で心豊かに生活する心の持ちようを、考えてみたいと思いました。
エクサンプロファンスでの最終日、マルシェで花を買い、束ねてみました。
ステイ先で写真を撮らせていただきましたが、そのインテリアはどこを撮ってもフォトジェニック。
フラワーデザイナーとしての旅の思い出になりました。やっぱり花と共に今後も仕事しようかしら・・・
(オーナー町田陽子さんのfacebook記事にも載せていただきました。ア・ラ・カルトな旅を楽しみました。)