2009年 2月 13日
相田みつを こころの道
東京国際フォーラムは、私の通勤路です。その中にある、相田みつを美術館の脇を何年も素通りしていました。
昨日、ちょっと時間があったので、ふらっと入りました。
彼の独特な書体が訴える、彼の詩が、私の心にしみこんできました。
「道
歩くから
道になる
歩かなければ草が生える」
「道は一本
単純で
まっすぐがいい
何かをほしがると
ほしがったところが
曲がる
道は一本
まっすぐがいい」
「根さえしっかりしていれば
枝葉は
どんなにゆれたって
いいじゃないか
風にまかせておけばいい」
なるほど・・・・観音様のような言葉と思おうこともあれば、そんなことはできないよ、という、彼の本音もありました。
物欲、名誉欲は捨てたけど、色欲はすてられない、と赤裸々に言ってるものも。
好きになってはいけないと分かりながらも、やめられないとか・・・・
人間なんだもの、しょうがないですね。彼の人間臭さが、かえって共感を呼びました。