2009年 3月 06日
その時歴史は動いた
私が会員になっている磯村尚徳さん主宰のフランスと日本の文化やメディアの会の講演が内幸町のプレスセンターでありました。
今日のテーマは「その時歴史は動いた・知られざる日仏交流史」
NHKの人気番組の司会を務めた松平定知元アナウンサーの司会で日仏関係の研究者クリスチャン・ポラック氏、
横浜のホテルニューグランドの会長原範行氏、磯村尚徳氏のディスカッションでした。
フランスと日本の決定的な”その時”を徳川家持の時代の1965年、フランスが自国の蚕が伝染病で壊滅し、
日本から絹産業のために、生糸を買い付けた時だとポラック氏はいいました。
日本から生糸を買う代わりに、フランスは幕府の要請で造船や鉄鋼の技術を日本に持ち込んだといわれています。
幕府はフランスよりで、新政府はイギリスより・・・・
歴史に疎い私にしては、目からうろこのお話。
日本とフランスは経済的にかなり昔からつながりがあったようです。
その後、文化面で、日本の片思いの時代がありましたが、近年は文化レベルでの対等な交流ができているとのこと。
そしてさらには、今のフランスの若者は日本のアニメに憧れ、日本語を習ったり、日本に留学を希望しているようです。
それに対し、日本の若者はフランスにはそれほど関心はなく、フランスの片思い状態であるという意見もありました。
面白い見解を聞けて、とーっても充実したセミナーでした。
ワインとサンドイッチで講演者やいつものメンバーとお話をして楽しい時を過ごすことができました。
その後、タクシーをとばして、友人主催のパーティーのお開き間際に駆けつけました!!
パーティーのゲストテーブルのお花を担当させていただいていいました^^