2009年 4月 23日
紫陽花のつながり
今日は、人間ドックで、バリュームをのみ、ぐるぐる台を回されて、つらい思いをしましたが、
午後から気持ちを入れ替えて、国立新美術館に絵画展を観にいきました。
混雑のルーブル展には目もくれず、春陽展といわれる団体の絵画展です。
というのは、画家、長森聡さんから今年もお誘いの案内状が届いたからです。
彼は、芸大を卒業なさって、フランスにも長く住んで絵を描かれていました。
帰国後は新潟大学の教授もなさった方。今年でおそらく82歳かしら・・・
私が2007年に「花でめぐるフランス」の本を出版した年、彼は私の本を偶然にもお買いになり、
その感想をお手紙に書いて送ってくださったところから、交流が始まりました。
私の花の色の組み合わせにはパサージュがある、と評してくださいました。
2007年の彼の個展、2008年の春陽展のご案内をいただき、拝見してきました。
昨年も紫陽花を2作品。きれいな色使いでした。
彼曰く、年を重ねるごとに、色の組合せが激しく、ビビッドになってくるそう・・・
80歳を超えていらっしゃるとは思えないような、力強さを感じます。
今年の作品も、さらに力強さを感じました。
ラピスラズリのブルーのテーブルに紫陽花のグラデーションがはえます。
「高原の紫陽花」
「薔薇とゆきやなぎ」