2009年 7月 10日
濃密京都日帰りの旅
京都の祇園祭の前に八坂神社で販売されるちまき型の厄除けお守りを買いたいという友人の明美さんとその友人、幸恵さん、そして私は昨日京都に行ってまいりました。
葛西臨海公園で明美さんの車にピックアップしてもらいましたが、羽田までの首都高湾岸線が事故渋滞!
8時半に高速に乗った時点で、羽田まで60分かかると表示されているではありませんか!!
フライトは9時半・・・・
でも、なんとかなる気がするのは、明美さんと一緒だから。
そう、有明あたりから、車が流れ始め、ぎりぎり9時10分に羽田の車寄せに到着。私はEチケットを握りしめて、JALカウンターにダッシュ!「あと一人は駐車場に車を停めていますがすぐきます!!」
「今駐車場では、無理です」「エーそこをなんとか・・・」「では4分待ちましょう」
とそこへ明美さんが車を止めて登場!
なんとか飛行機に乗り込みました。111人もが乗り遅れていたそうです。
と、気を良くして、伊丹空港からレンタカーで京都に移動。
まずは上賀茂神社。明美さんが言うには、私の守り神が、上賀茂神社の御祭神、別雷神(ワケイカヅチノカミ)。
特別拝観料を払って、お座敷で神主さんのお話を伺い、お祓いをしていただき、ユネスコの世界遺産にもなっている本殿と権殿を拝観しました。
神主さんのお話にびっくり。というのは、
別雷神の誕生神話は、雷神が放った赤い矢を川で拾ったこの土地に住む豪族の娘が、大切にして、枕元に置いておいたら、神の子を宿り、それが別雷神だというのですが、私は学生時代、体育会洋弓部でアーチェリーをしていましたが、私の矢は4年間赤でした!!なんだか、面白い偶然です^^
上賀茂神社を後にして高台寺近くのイタリアンレストランへ。かつての邸宅をレストランにしている
ガーデンオリエンタル。
一時半を過ぎてからのランチで、おなかもぺこぺこ。おいしいイタリアンを堪能しました。
デザートはお部屋を変えて、寛いだソファー席で。
さて、次は、幸恵さんが、自分の性格と重なるというところから、行ってみたいという高台寺。
秀吉の妻、ねねのお寺です。彼女のお墓もその敷地の中にあります。
きれいに整備された庭園では、ゆっくりと瞑想でもしていたくなるような空気感でした。
東山の借景が素晴らしい。
高台寺をあとにして、ねねの道を歩き、明美さんの神様スサオウノミコトがいらっしゃる、八坂神社へ。
明美さんは、昨年のおまもり、お札を返納し、新たに、ちまきがたのおまもり、お札を買っていました。私も購入しましたよ。
同じ境内にある、美の神様にもお参りをしました。
さて次は、三条京阪近く、縄手通りにある、中村珍裂店。染織の第一人者である長崎巌さんお勧めの古い布をを扱うお店です。
私は、積み上げられた布の中から、鮮やかなヨーロッパ柄の敷物を見つけました。
即決!お買い上げ^^
19世紀のオランダ更紗で、日本では、お茶道具の包みものや、テーブルの敷物に使われていたとのことです。
さてさて、掘り出し物を買った後は、嵯峨野の観音院に、おまもりを返納しにいき、夕暮れの高速を走り、伊丹空港へ。
帰りは余裕をもってラウンジで、水分補給を十分にして、搭乗できました。
さらに、45分のフライの中で、きりっと冷えた白ワインを2杯もいただいてしまいました。
そして、凝縮された1日を機上で反芻し帰宅の徒につきました。