2010年
3月
30日
桜が咲くころなのに、なぜか2月並みの寒さ・・・
でも季節は確実に移っています。
新生活の始まる4月は明後日から。旅立ち、別れ、お祝いなどいろいろあるでしょうね。
今年の母の日は5月9日です。まだまだ先と思っていてもすぐやってきますよ。
お母様への感謝の気持ちを花に託しませんか。
今年のラインアップをアップしました。こちらからご覧ください。
中でも2月に私がパリに行った際に、引き寄せられるかのように魅せられて買ってきた、エンジェルのセラミックフレグランス入りのボックスアレンジメントは限定10個です。
ボックスにはやはりパリで買ったレースをコラージュします。
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甘い香りのエンジェルとバラの香りに幸せを感じます。
お早目の予約を受け付けますので、ご希望の方はこちらからお申し込みください。
また、じつは、JALショッピングにも私のデザイン商品がアップされています。
南仏プロヴァンスのコスメティックブランド、ロキシタンとのコラボです。
こちらはJALショッピングからお申し込みください・
2010年
3月
26日
鎌倉で民芸品のお店をオープンする方へのお祝いのお花を本日発送しました。
和モダンに・・・というリクエストでした。
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赤いアマリリスを凛と立たせ、ダリア、薔薇、らんの赤い花と
マム、カーネーションのライムグリーンを対比させました。
そしてこちらは、谷村さんからのオーダーで御両親の結婚記念日のお祝いのお花。
暖かい家族関係をいつもブログで拝見しています。谷村さんの想いが御両親に届きますね。
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一足先にアップさせていただきました。
2010年
3月
23日
昨日は女優の石井めぐみさんのサロンラアンジェで行われた楽しい企画に行ってきました。
午前中は友人明美さんのエンジェルカードのお話。幸せの途中を楽しみましょう・・・という暖かなメッセージが参加者みんなの心に届いたみたいで、とーっても和やかな雰囲気。明美さんお手製の豆乳カレーも御馳走になり、午後からの石井めぐみさんのパワーストーンの講座にそのまま突入。参加した谷村さんのブログに克明に様子が出ていますよ。
めぐみさんはセミナーを行うに当たって、いつもきちんと資料を用意なさっているのが素晴らしい。
講演会であちこち行かれているのにも、そうしているんでしょうね。
用意してあるパワーストーンの効用の説明をしてくださり、その石を見ながら、私たちは、ピンとくる石を自由に組み合わせてブレスレッドにしました。
ブレスレッドの作り方も丁寧に説明していただき、マスターしましたよ。
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昨日、私がまず惹かれた石は中心に3個使ってあるブルーレース。人間関係を円滑にする石ですって。
きれいな水色に惹かれました。
そのほかには淡い紫色のアメジスト。(邪気の予防)。
エンジェライト(インスピレーションを開かせる)。
ムーンストーン(健康、旅の守り)。
濃紺のラピスラズリ(ポジティブ思考を呼ぶ)。
黄色のシトリン(財運と繁栄)
水晶(万物との調和)
一つが出来上がると、もうひとつ作りたくなりました。
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インカローズとうサーモンピンクの大きな石に惹かれました。インカローズは情熱の薔薇ともいわれる石です。それを中心にピンクオパール(安楽、希望)とローズクォーツ(愛情と癒し)を少しだけアクセントにして、あとは水晶。
特別な時にしたいブレスレッドですね。
自分の気持ちにぴんときた石を選び、色のバランスを考えながら石の配置を考えて作り上げたオリジナルのパワーストーンブレスレッド。
とーっても気に入っています。
みなさんとワイワイ楽しみながら作った時間がとっても幸せな時でしたね・・・
2010年
3月
21日
昨晩から明朝にかけての風と雨は半端なものではありませんでしたね。
当然、京葉線は運休でした。
そんな嵐がピタッとおさまり、青空が広がりましたので、久しぶりに近所の界隈にお散歩に出かけたくなりました。
晴天とはいえ、グレーのグラデーションの雲が存在感を誇示していました。
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嵐の爪痕のように、松の枝などが折れて落ちていました。湾岸地域は風が強い・・・
太陽の光を吸収し、1時間近いお散歩から家に戻ってきました。
玄関先のミモザの大木は誇らしげです。
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その下にアスファルトの隙間からなんとすみれが!
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こんな可憐で、華奢な花でも生命力は素晴らしい。
どんな環境でも生きていく、そして、じぶんの花を咲かせる・・・そんな言葉が聞こえてきそう。
そしてこちらは庭のクリスマスローズ。
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なんのお世話もしないのに、泰山木の木陰で、毎年決まって花を咲かせます。
うつむき加減な花なのに、人を引き付ける華があります。
もうじき桜の季節。春の嵐は桜泣かせ。穏やかな日和が続くといいですね。
写真は全て携帯で撮りました。
2010年
3月
17日
2月にパリでお会いした友人(と呼ばせていただきます)のなっきーさんは、フランスでの日本人のウェディングに関わるお仕事をしています。
フランスで挙式するカップルは彼女の会社が取り扱うだけでも年間600組もいるんですって!
すごい数ですよね。最近はディスニーランドのシンデレラ城に憧れる若い女性層が多いらしく、
シャトーでの挙式でも、屋根がとんがっているお城じゃないと人気がないとか・・・・
ディズニーランド世代ですね・・・・
ウェディングドレスを日本で試着して、現地フランスでレンタルすることも可能らしいです。
ブーケは日本からアートフラワーやプリザーブドフラワーのブーケを持ってくるか、現地で生花のブーケを
手配するかの方法があるそうです。なっきーさんに私は「パリに生花のブーケを作りに来て!」なんて冗談で言われちゃいましたが。
今朝、ふと思いつきました。
うちの店にも、アートフラワーやプリザーブドフラワーで作ったブーケがありますから、写真を撮ってアップしておこうっと。
アートフラワーのウェディングブーケ
アートフラワーのカクテルブーケ
プリザーブドフラワーのウェディングブーケ
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プリサーブドフラワーのカクテルブーケ
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プリザーブドフラワーブーケ。海外で着物を気た方にお作りしました。
2010年
3月
12日
御近所のマンションにお住まいの方からのリクエストで、リビングにアートフラワーのアレンジメントをお作りすることになりました。
お宅を拝見し、床、壁、天井の色・素材、すでに置かれている家具やカーテンの雰囲気から、デザインを考えました。
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まず初めは、サイドボードの上のアレンジメントだけだったのですが、それを大変気に入っていただき、
ワインクーラーやキッチンとの仕切りの床にも、と追加のオーダーをいただきました。
ワインクーラーの上のアレンジは、壁に掛けられた絵の中にあるアレンジと同じようにブルーの花器に
反対色のオレンジをきゅっとつめて、インパクトを与えました。
季節が変わる頃にはまたリクエストしていただけるとのことです。
アートフラワーも素材を吟味すれば生花と遜色なく美しく、楽しんでいただけます。
2010年
3月
09日
みぞれ混じりの冷たい雨の一日でした。
レッスンが終わり、今日、仕上げたアレンジメントです。
バンコクに住むHさんが、日本にいらっしゃるお母様のお誕生日プレゼントに私のお花を
オーダーしてくださいました。
お母様は長年お花を習われていらしゃるとのこと・・・
ヒアシンスの香りをお届けしました。エレガントなモーブ色を集めました。
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香りとHさんの気持ちが明日届きます。
それからもうひとつ。
先日パリで買ってきたルームフレグランス。エンジェルのセラミックから甘い香りが漂います。
ボックスに貼ったのはフレンチレース。
限定10個で母の日に向けて販売予定。後日別途アップします。
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2010年
3月
08日
建て替えのために4月いっぱいで現在の歌舞伎座がクローズされます。
先日、思い立って、母を誘って行こうと切符をネットから取りました。
そして、今日、行ってまいりました。
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小学校、中学校の頃、母に連れられてよく観に行っていました。
今の菊五郎、団十郎、亡くなった辰之助が、まだ三之助時代です。
梨園に嫁いだばかりの富司純子さんが、ごひいきさんに御挨拶している姿が初々しかった記憶があります。
(私の祖父も梅幸の後援会に入っていましたが)
その後、日産自動車のOL時代、まさにバブルの頃、新年の社長挨拶は歌舞伎座を貸し切りでした。
新入社員だった私たちは振り袖を着て桟敷席に座らせていただきました。
なんとバブルな時代!!
思い出のある歌舞伎座を懐かしく思いながら久しぶりに歌舞伎を楽しんできました。
あでやかな出し物が多く、私は歌舞伎の衣装にオペラグラスの照準をあて、図柄を楽しみました。
勿論演目にも。玉三郎の女暫はさすがでございまいた。
2010年
3月
07日
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家のリビングに飾ったチューリップが暖房の温かさもあり、これでも!かという程花弁を広げ、
少しかさかさになっているにもかかわらず、力強くそのあでやかさを主張しています。
散りゆく最後の瞬間まで、自分の存在をアピールしているようにも見えます。
今日はのんびりとした朝でしたので、音楽を聞きながら、先日観た映画を思い出しました。
「シャネル&ストラビンスキー」昨年からのシャネルシリーズでは第3番目になります。
私は「ココ・アヴァン・シャネル」を観ています。それもよかったのですが、今回の映画はもっとすごい。
シャネルの人間の大きさを感じました。
こんなコメントを引用します。
「事実として記録されているのは、すでにデザイナーとしての地位を確立していたシャネルが、前衛舞踏曲“春の祭典”を否定されて落ち込むストラビンスキーに、資金面だけでなく自宅を彼と家族に提供した、ということだけ。そこから、映画は分野こそ違え同じ革命家の匂いを相手から嗅ぎ取った(であろう)シャネルが、家族が暮らす隣室で幾度も肉体関係を持った(であろう)後に、世間的な常識に屈して別れを切り出した(であろう)ストラビンスキーに見切りをつけるまでの経緯を、さながら家政婦目線で描写。しかし、「お前は見たんか?」と突っ込む気にはなれない。なぜなら、すべての出来事がシャネルの遺した偉大な足跡や革新的な価値観から1ミリも逸脱していないから。」
映画の中のせりふで、ストラビンスキーがシャネルと口論するところで、「きみは芸術家ではない。ただの洋服屋だ」というのがあったのですが、そこで、彼女の彼に対する気持ちがさーっと引いていくのがよくわかりました。妻が出て行ったあとで、急に誘いをかけてきた彼に対し「私はあなたの愛人ではない」と言い放つところも、さすが、です。それでいて、彼の公演に無名で寄付金を投じるところが、ただの恋愛関係で終わらない彼女の自立した女性として、そして器の大きな姿でした。
晩年、ホテルリッツで最後の時を迎えるまで、自立したシャネルはあでやかさを失わなかったことでしょう。
散りぎわのチューリップをみて、そう思いました。