アーカイブ 2010年12月

2010年 12月 01日

大人の修学旅行:その2

カテゴリー 旅のエッセイ

京都での2日目、梅組は6時の朝風呂から始まりました。
前日の夜にもお風呂は入りましたが、朝は檜のお風呂で。

梅組、藤組、それぞれが桂離宮と修学院離宮の指定の時間に行かなくてはならないので、朝食後は、宿の方々に御挨拶をして、早々に出発しました。
梅組は10時に桂離宮でしたので、六角堂を参拝してから、四条烏丸から電車で桂に行きました。予定より早く着いたので、甘味処の中村軒で、有名な麦てもちをいただきました。柔らかいお餅と餡子が絶妙!

さて、いよいよ桂離宮です。代表者の身分証明書を提示し、同行者も一人づつ名前を言い、入場しました。

運のいいことに名物ガイドさんにあたり、説明に引きつけられました。
素晴らしいお庭と建築物です。灯篭や敷石にも遊び心があり、感動です。

1時間の散策ののち、予約をしていたタクシーに乗って、修学院離宮の方面に向かいました。途中、阿部清明を祀った清明神社に寄りました。
スピリチュアルブームのせいか、若い女性が多かったような気がしました。
お昼もあらかじめ予約をしておいたおいしいお蕎麦屋さん、おがわで。
珍しいそばがきをいただきました。絶品!

待っていてもらったタクシーで修学院離宮に到着。
桂離宮とは違って壮大な面積。3キロの高低ある道を歩きました。

広大な敷地を散策したのち、私たちは、曼殊院へ。桂離宮の様式を取り入れたしゃれた寺院です。
ここでお目にかかった阿弥陀如来様が素敵なお顔でした。

さらに歩き続け、隠れた紅葉の名所鷺森神社に行きました。訪れる人もまばらで、しっとりとしたいい気を得ました。

さすがに歩き疲れた私たちは、コーヒーブレイクの後、運よく通りかかったタクシーで街中へ。

最後の目的地、お茶の一保堂で、お抹茶と和菓子をいただきました。
私は自分でお抹茶をたててみました。
お茶自体が良いものなのでしょう。とてもおいしくいただけました。
笹屋伊織の季節の和菓子と絶妙!日本人の感性ですね。

お宿に預けた荷物を受け取り、京都駅へ。
藤組さんと駅中にある御食事処、はしたてで合流。
双方の一日を興奮気味に話しながら、新幹線へ。帰宅の途に着き就きました。
高校、大学を一緒に共にした女友達とこの年で、再び旅に出るのはとーっても楽しい。これからも癖になりそうです。よろしくね。

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2010年 12月 01日

大人の修学旅行:その1

11月末に京都に行ってきました。
5月に私のイベント、フラワーアレンジメント&ランチに来て下さった学生時代の友人と先輩との間でその日のうちに11月の旅行の日程が決まりました。元女子高校生8人(笑)の旅です。
京都通の友人もいて、折角だから桂離宮と修学院離宮の見学を申し込んでみましょう、ということになり、8月に申し込みをしました。運のいいことに、4名ずつの2グループが両方とも、桂離宮と修学院離宮を見学できる旨の返事が来たのです。それぞれのグループを梅組、藤組と呼び(梅●さんと藤●さんがいるので)、
それぞれのグループは離宮の指定された見学時間を柱に、行きたいコースを
相談しました。
お宿も京都ならではの、町屋の旅館、柊屋別館の予約が取れました。
往復の新幹線と1日目のお昼とお宿でのお食事、そして最後の駅中での夕飯は8人が一緒に行動しました。本当に修学旅行のようで楽しかったですよ。
私は梅組。
京都に着くと予約していたタクシーで六波羅密寺に行き、弁財天をお参りし、洗ったお金をお守りの中に入れていただきました。


そして紅葉の名所、金戒光明寺へ。高台にそびえたつ山門に上り、京都の町を一望しましたもみじの美しさにまずは感激!


あらかじめ予約を入れていた南禅寺脇の大安苑では秋の満載のお弁当。
お庭を散策することもできました。

午後は、永観堂へ。永観を振り返ったという見返り観音様のお顔を拝見しました。もみじは燃えるようでした。
お庭には、思いもかけず、弁財天がいらっしゃいました。


さて、永観堂の余韻を味わいながら、哲学の道を通り、法然院へ。哲学の道は東京の竹下通りのような混みよう・・・
しかし法然院はしっとりとした趣で山間にありました。


さて、その後は街中でお買い物をしたいと計画していましたが、運のいいことに、タクシーが通りかかり、それに乗って三条京阪ちかくの珍裂屋に。
私は江戸時代の金糸で織ったきれいな柄の裂に惹かれそれを購入しました。端切れですが額に入れて、飾っておこうと思っています。

唐長、伊藤組紐店で、京都ならではの紙商品や、組みひもを購入。

ブレイクタイムは、やはりイノダコーヒー。分厚いレトロなカップに入れられたオリジナルコーヒーが歩き疲れた私たちに再度パワーを与えてくれました。


お宿に着いたのは夕方。打ち水された敷石が気持ちよかったですね。
お抹茶とお菓子のおもてなしをしていただき、お夕食。芸術的なお料理が一品づつ運ばれてきます。柊屋の地ビールで乾杯。

夕食後、私と藤組さんは青蓮院のライトアップを見に行きました。幻想的でした。

続く

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