2011年 8月 22日
里山を歩く
昨日、山梨県韮崎市の穴山町で催された「新府の桃と穴山歴史探訪」ウォーキングに私は友人6人(植田明美さんなどマジカルカーペットのメンバー)と参加しました。
集合時間が早いため、私たちは前日の夜マジカルカーペットの拠点、清里に泊まり、そこから穴山に向かいました。
小雨が降ったりやんだりの天気でしたが、先日来の酷暑の中を歩くよりはずーっと快適でした。
穴山からは天気が良ければ八ヶ岳などの山々が見え、町には桃畑や田んぼが広がっています。
道のわきには、ヘクソカズラ(なんとかわいそうな名前がついた植物でしょう)のピンクの可愛い花が雑木に絡まっていたり、たわわにプルーンがなっていたり。
楽しみながら道々歩いて行きました。
栗が緑色のイガを付けてなっていましたし、田んぼでは稲穂が程よく頭を垂れていました。
昔懐かしい風景がところどころに切り取られたように残っていました。
マジカルカーペットのハーブ畑には、ハーブの苗が生育していましたが、それよりも雑草の生育の速さが早いようで、自然の植物の威力を見せ付けられました。草取りをまめにしないと大変!
何かを収穫するには、やはり「手塩にかける」という言葉があてはまるようです
桃狩りを体験させていただきましたが、一つづつふくろがけされて、大きく育っている桃ですが、それまで、摘花の段階からの生育までの「手塩にかける」作業があるようです。
桃の集荷所では、コンピュータで糖度まで測って選り分けられているのを見学させていただきました。だから、マジカルカーペットのふるさと便で送っていただいた桃はすべて甘かったんですね。
竹林の山を下って穂見神社へ。とてもパワーのある神社のようです。歩いて疲れているときにお参りすると、雑念がなく、素直にパワーをいただけるのだとか・・・
山を下ったからには上るしかなく…私たちは「都会人の底力!」と自ら鼓舞して12時過ぎ最後のパワーを発揮して、山道をかなりのスピードで登り切りました。
そして穴山ふれあいホールで、昼食。
山梨のお米で作っていただいたおにぎりと、具だくさんのトン汁。なんとおいしかったこと!!
地元のワイナリーで作ったワインも試飲させていただきました。
人間と自然が共存する里山。私たち都会人にはほっとする環境です。私たちの心が欲している気があるようです。
そこで生活する方々との交流で、新しいつながり、新しい流れが生まれるといいですね。
11月には穴山ふれあいホールで、私のパフォーマンスをする計画をいただきました。
里山の植物を使っていけるのですが、コンセプト、デザイン、ショーアップの方法などこれから検討したいと思います。
穴山を後にして、清里で有意義な時間を過ごして、再び韮崎市へ。
ブドウ畑の中にあるフレンチレストラン ラ キュイエットにてディナー。
明美さんにこれまでにも連れてきていただきましたが、今回のディナーは素晴らしかったです。
私の好きな陶器ジアンをディナーではウェルカムプレートとして使っています。
オーナーシェフがジアンで買ったというお話をうかがっていました。
季節のフルーツもお料理に登場し、桃の冷製スープはとっても美味。
お料理の説明では「前の畑で採れたジャガイモを使って・・・・」などこのロケーションならではお料理説明がありました。
山梨はフルーツをはじめおいしいものが豊富な県ですね。
笑顔でいられる、幸せを感じられる、それがステージアップの第1歩だと教えていただきました。