アーカイブ 2012年12月

2012年 12月 16日

京都一人旅②。食編

カテゴリー 旅のエッセイ

初日は行きたいところをピンポイントに効率よく回れましたが、途中おいしいものを食べる時間はあまり取れず、
まず口にしたのが、上賀茂神社鳥居前の焼き餅。アツアツのをいただきました。


その夜の夕飯は仏光寺通りにある割烹たいら。
町屋をお料理屋さんにした風情のあるお店です。

タータンチェックのひざ掛けが用意されているところが、今風で小粋。
カウンター7席だけです。


これは2品目。この前に湯葉のわさび醤油あえがありました。


挙げ湯葉のお吸い物。


焼き物は鰆


海老芋に水菜と下仁田ネギを合わせた一品


麩饅頭とフルーツ。
この前にむかごのごはんをいただきました。
お隣の方々は冷酒を召し上がっていましたが、私はシャルドネ白ワイン。(お隣の男性から冷酒も少しいただいてしまいましたが・・・)
大変おいしく、そして、楽しくいただきました!

翌日の朝はホテルのチェックアウト(12時)前に北方向に町を歩こうと思いました。その途中で朝食。
イノダコーヒーは京都の顔ですね。

しっかりとコーヒーで目を覚ましました。

その後は本当によく歩きました。
京都の南北に走る小さな道を歩き、ホテルのあった四条からジグザグ道を変えながら今出川通りのさらに北の寺之内通りまで。

途中で出会った浄福寺内のご神木。この木に呼ばれて歩いてきたのだろうか・・・


いつもフェイスブックで季節のきれいな生菓子をアップしている俵屋吉富さんの本店に是非行きたいと思い、やっと訪ね歩きました。

自宅に帰りお皿に並べてみました。家族へのお土産。

ホテルチェックアウト前はここまでです。その後鴨川の方へ平行移動。
縄手通り界隈で偶然見つけた親子どんぶりだけのお店、とり新。


とてもおいしくいただきました。おなかも満足。

その後縄手通りでいつも行く珍裂屋さんを訪ねました。昨年であった江戸時代の着物裂を軸に仕立てて、お花の展示会に使用した話を旦那さんにもお話しし、
今回もこれを買ってしまいました。江戸時代の打ち敷。お寺でのテーブルクロスとでも言いましょうか。

その後三条から京阪電車に乗り、伏見稲荷大社へ。

赤い鳥居のトンネルの先で、祈願。

いよいよ京都駅へ。
お決まりの伊勢丹デパートの地下で、やよいのちりめん山椒、ふう嘉の生麩。
駅ビルの喫茶で、中村藤吉本店の抹茶ゼリーも。
一息つく時間はあまりないので、ささっと抹茶フロート


新幹線の車窓からはこんな景色。夕暮れ時の雲の上の太陽。この景色を見られただけでも幸せを感じられる旅の最後でした。

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2012年 12月 16日

京都一人旅①。神社仏閣編

カテゴリー 旅のエッセイ

アトリエオルタンシアの25周年イベントを終えたら、京都に行きたい!と思っていました。中でもまずは上賀茂神社に行きたいと思いました。

鳥居をくぐるとそこは神聖な空気が。

広い境内には、雙葉稲荷神社も山の上にありました。

この地から伊勢神宮に向かってお参りができるということでしょうか・・・伊勢神宮にも思いをはせ手を合わせました。

上賀茂神社前でアツアツのお焼き餅をいただき、バスに乗りました。次なる目的地は妙心寺。


実家の宗派が臨済宗妙心寺派、ということは知っていたのですが、これまであまり関心を持ったことがありませんでした。昨年も竜安寺を訪ね、すぐ前の妙心寺を通過してしまいました。今回は是非訪ねたいと思っていました。しかし何の予備知識もなく訪れた割には、ラッキーなタイミングで、1時間に一度の狩野探幽の雲龍の天井絵を見ることができました。素晴らしい迫力。辰年の今年の年末に見ることができて本当にラッキー!でした。

そして次なる目的地は、嵯峨野の祇王寺。このお寺は外せません。展示会の応援のお礼を言いたくて今年も訪ねました。紅葉の落ち葉を庭師がかき集め、お正月を迎える準備をしていました。苔の緑がきれいになっていました。

そして、いつも素通りの二尊院にも立ち寄りました。阿弥陀如来と釈迦如来がいらっしゃるので二尊院と言われています。お堂の奥に鎮座していらっしゃいました。



同じ境内には九頭竜弁財天。ちょっと嬉しい出会い!


穏やかな嵯峨野をつらつら歩きながら、嵐山の駅へ。さて、嵐電に乗りましたが、日が暮れるまでにはちょっと時間がありそうなので、太秦で下車。
広隆寺の弥勒菩薩のお顔を見たくて。閉館間際で誰もいない建物で、ゆっくりお顔拝見。穏やかな慈悲深いお顔。あんな顔になれたらいいな~と思いました。

京都の初日は神社仏閣凝縮の1日でした。

ホテルにチェックインして、一休み。
お夕飯はかねてから予約していた割烹たいら。

とりあえずここまでにします。

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