2014年 12月 05日
陰翳礼賛・Eloge de l’ombre @ Paris
今年もあとわずかとなりました。私にとって6月に行ったパリでの個展は大きな挑戦でもありましたが、流れに任せて自然に行えたことでもあります。それは周りの方々の応援のおかげです。
タイトルは「陰翳礼賛」谷崎潤一郎氏のエッセイのタイトルから。日本の美意識を表現する空間ディスプレイでした。日本人の美意識を「垣間見る」「透ける」「揺れる」「見立てる」の4つのキーワードに絞り、表現しました。
会場はギャラリーヴィヴエンヌ。パリの重要歴史建造物で、最も美しいパッサージュの中でも、デザイナー高田賢三氏が初めてパリにお店を構えた41番。6日の会期中300名の方にご来場いただきました。
越前和紙を使ったディスプレイはフランス人に大好評でした。先日和紙が無形世界遺産登録されました。
日本人の美意識を表現できるようこれからも自然に対し敬意を払いながら、感性を上げていきたいと思っています。
垣間見る
透ける
揺れる
paris expo.3
見立てる
フランスのデザイン系のサイトにも、フラワーデザイナーとして掲載していただいています。