アーカイブ 2016年4月

2016年 4月 29日

骨董市@パリ

カテゴリー 旅のエッセイ

これまでにもフランスの旅の中で、骨董市に行く楽しみを加えています。
今回の旅でも、最終日が日曜日ですので、骨董市に行くことを考えていました。
これまでは14区のヴァンヴに数回行きました。
また、パリ在住の友人がネットで検索してくれて、当日やっている骨董市に連れて行ってくれたこともありました。(あそこはどこだったのかしら?・・・)

その時は「私の祖母のものだったものです」というマダムから、オニキスの石の入った指輪を買いました。
私とフランスを繋げてくれるような気がして、いつも指にはめているお気に入りとなりました。

さて、今回は・・・・・・

友人が骨董市のサイトを教えてくれたので、自ら検索。

6区のサンジェルマンのホテルに泊まっていて、チェックアウト前に行ってこようと思っていたので、なるべく近くの5区の骨董市を検索しました。

第一候補はパンテオンの裏手あたりの通りで開かれるもの。

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日曜の朝のすがすがしい空気の中、勇んでいきましたが、何故かやっていません。7時からと書いてあったのですが・・・・

気を取り直し、次を検索して、5区のゴブラン通りでの骨董市へ、メトロを乗り継ぎ行ってみました。
ゴブラン通りには初めて行きましたが、大きな通りなのですね。
そこのある区間、出店が出ていました。

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いろいろある中で今回目に止まったのが、アンティークレース。
1メートル30センチくらいですが、1920年くらいのものだとか・・・
レトロな感じに惹かれて、購入。勿論若干の値引き交渉も…(笑)

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それから、ハート形のブローチも。
これらはアレンジメントやブーケに入れようかと思って購入しました。
色々な使い方ができそうで、楽しみです。

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2016年 4月 27日

お陰さまで

カテゴリー 携帯より

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先日、誕生日を迎えました。昨日が今日になっただけですが、気持ちが改まりますね。
お陰さまで、健康で過ごせていることに感謝です。

無事にフランスの旅から戻り、それも感謝です。

南仏バンドールで、テイスティングして買って持ち帰ったロゼワインを開けました。

フランスの旅の思い出話は少しずつまだアップしていきます。

写真のアサリのワイン蒸しは、夫作です。

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2016年 4月 27日

ショウブの季節

カテゴリー フラワースクール

4月もあと数日となりました。風薫る5月はすぐそこまで来ています。
植物の勢いを感じるこの頃です。
ゴールデンウィークを前に、今日のレッスンでは、菖蒲を生かしたアレンジをしました。

菖蒲は、市場でも出回りが限られた季節ものです。
生徒さんの作品はこちらです。

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白いショウブとビバーナムのライム色、斑入りギボシの黄緑色が爽やかです。

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ピンクとブルーの挿し色でも素敵にまとまりますね。

私の庭では、昨年球根を植えたジャーマンアイリスが勢いよく育っています。
花芽が付くといいのですが・・・

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2016年 4月 24日

パリの色

パリの町を歩いていると、石造りの町や石畳はモノトーンなのですが、ブティックのウィンドウを飾るアイテムやカフェの椅子などの色合わせに目を引かれます。
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今回の旅で、パリの北駅からゴッホの終焉の地オーベル・シュル・オワーズに行くために乗った電車SNCFの車両にびっくり!
シートの色合わせの斬新なこと!
えんじ色とオレンジ色の組み合わせとか日本ではあまりしませんね。
それから、黄緑色を多用するとか・・・

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おまけに、天井もカラフル! 気持ちがあがりますね~。
楽しいエクスカーションとなりました^^

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2016年 4月 17日

南仏プロヴァンスのハート

カテゴリー フラワースクール

今回は南仏プロヴァンスとパリをプライベートで旅行させていただきましたが、レッスンに使えそうな資材をどこかで買えないかしら・・・と思っていました。

南仏プロヴァンスの鷹巣村ル カストレに行った折、素敵なオブジェに出逢いました。

鷹巣村はプロヴァンスの山頂にある小さな集落の事をいいます。色々なところにありますが、今回訪れたル カストレは、観光用ではなく、そこで暮らしている人々のためのお店がありました。
教会や郵便局も・・・

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その中の1軒で出逢った、ハートのオブジェ。
帰国後のレッスンで早速、オブジェを入れ込んだハートフルなアレンジメントを作っていただきました。

生徒さんの作品はこんな感じ。

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根付きのスズランやヒアシンス等春を感じるお花を選んでいただきました。

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2016年 4月 15日

エクサンプロヴァンス再訪

学生時代、初めて海外の地に降り立ったのが、南フランスのエクサンプロヴァンス。ホームステイをしながら、フランス語研修のサマースクールに通いました。
その思い出は南仏の太陽の様ににきらきらしていて、私の中の根底にあり、その後の活動の原動力になっている気がします。

学生時代の滞在の後も、新婚旅行、家族旅行、一人旅で訪れ、今回で5回目の訪問です。
今回の訪問は、来年が花の仕事を始めて30周年となる時期の旅であり、私とフランスを繋いでくれた原点に戻る意味を持っていました。
あの当時私は何を考え、その先に何を夢見ていたのか?・・・・

スウェーデンの学生が多い中、日本から4名が参加したフランス語研修。ホームステイ先にはスウェーデンの女の子マリアンも同居。これはこれで凄いエピソードがあります。
ホームステイ先のマダムに日本の歌を歌ってと言われ、「さくらさくら」と「ブルーライト横浜」を何故か歌った(笑)
日本の母から届いた手紙には「日本女性として恥じない行動をしなさい・・・」というようなことが書いてあった記憶もあります。

さて、今回のステイ先は日本人女性町田陽子さんと、かつて日本でレストランを開いていたフランス人男性David Michardのカップルが営むシャンブル・ドットモンテローズ

古道具でありながらお二人の洗練されたセンスで息を吹き返した素敵なインテリア空間で、のんびりとした滞在ができました。

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バス
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キッチン
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朝食は毎朝お気に入りのパン屋さんに買いに行ってくださったクロワッサンやブリオッシュ
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ビオにこだわった食品。ローズマリーの蜂蜜や、自家製のジャムと。
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ディネはシェフの見事なコース料理。
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ホワイトアスパラのポタージュ
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ホワイトアスパラガス 蒸すのがポイントとの事。自家製のマヨネーズとソースで。
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お魚料理はえい。コラーゲンたっぷり!プロヴァンス風ソースで。
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デザートはイチゴのムース
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他にチーズ。ワインはプロヴァンスのカマルグの砂地で育ったブドウから作ったロゼワイン。辛口で美味
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プロヴァンスの新鮮な野菜や果物、魚を食べていると体の中が浄化されていく気がしました。
香りも、天然のエッセンシャルオイルをベースにしたもので、生活にアクセント。

生活を楽しむ余裕、季節の新鮮なものを取り入れる生活・・・良いな~
でも、これは日本でも心がければできることですね。日本で日々の生活に追われている事を反省・・・

泉の湧くエクサンプロフヴァンス。街のいたるところに噴水があります。
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そして何よりも、画家のセザンヌが生涯描き続けた山、サンヴィクトワール。
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この山を真近かに見られるところまで、オーナーさんに連れて行っていただき、感動!!!
日本人にとっての富士山のようなものかもしれません。

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自然と共に生き、自然に身を任せる。
自分の好きなものに感度を合わせ、好きなものに囲まれて生活する。

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こんな理想を目指したいです。
大自然の中で心豊かに生活する心の持ちようを、考えてみたいと思いました。

エクサンプロファンスでの最終日、マルシェで花を買い、束ねてみました。
ステイ先で写真を撮らせていただきましたが、そのインテリアはどこを撮ってもフォトジェニック。
フラワーデザイナーとしての旅の思い出になりました。やっぱり花と共に今後も仕事しようかしら・・・
(オーナー町田陽子さんのfacebook記事にも載せていただきました。ア・ラ・カルトな旅を楽しみました。)

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2016年 4月 12日

プロヴァンスの花

カテゴリー 旅のエッセイ

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アーモンドの白い花。この花を見られる時期にプロヴァンスに来られて幸せ。

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エクサンプロヴァンスにて

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サンヴィクトワール山が臨める地にて。ここからセザンヌはサンヴィクトワール山を描いていました。
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ビバーナムティナスが生垣に。

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鷹の巣村ルカストレにて。レンギョウとハナズオウ

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エクサンプロヴァンスの花市場で買った花を束ねました。

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エクサンプロヴァンスで滞在したのは、シャンブルドットのヴィラモンテローズ。オーナーのセンスが光る古道具を現代に生かしたインテリア。どこもフォトジェニック。

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2016年 4月 12日

モレシュルロアンへ。

カテゴリー 携帯より

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パリからの旅その3
画家シスレーが数多くの絵画を残している川縁の町、モレシュルロアンへ。
リヨン駅から50分位で、郊外の可愛らしい町に着きました。
花屋さんを見つけて、花を購入。花束をつくり、川縁で撮影してみました。

川縁には水車が回り、白鳥や鴨がノンビリ泳いでいます。
シスレーの世界が広がっていました。
オルセー美術館でシスレーの絵画をじっくりみいってしまいました。

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2016年 4月 12日

パリ、ニッシムカモンド美術館

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先日、アンティーク家具のセミナーに出た折りに、18世紀の家具の特徴を教えて頂きました。ルイ14世、ルイ15世、ルイ16世時代の特徴が家具の脚に良くわかります。
モンソー公園近くのこの館は、ユダヤ系銀行の個人宅。18世紀家具の収集は見事!!
息子を第一次世界大戦で亡くし、息子の名前を付けた美術館にしましたが、後継者の娘もナチスの虐殺にあい、このお宝の館は主を失いました…

絢爛豪華な館ですが、悲しい歴史がありました。

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2016年 4月 12日

オーベルシュルオワーズ

カテゴリー 携帯より

パリからの旅その2ですが、北駅からの郊外電車で一時間位のオーベルシュルオワーズは、ゴッホ終焉の町。
セザンヌ等他の画家も絵画を残しています。

ゴッホは、たった70日の間に100枚の絵画を描いて自殺。
ゴッホが下宿していたラヴー亭の狭い部屋内には寂しく椅子がひとつ置かれていました。
ラヴー亭の中庭には、桜が満開でした。
ここにも中国人団体客が…

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団体客がいかない、田舎道を歩いて行くと、ゴッホが崇敬していたガッシュ医師の家がありました。ガッシュ医師の人物画を始め、娘か庭にいる画、等何枚か描いています。
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1000321.jpg 更に歩くと、セザンヌが描いた首吊りの家や、四つ角の風景。
印象派の時代にタイムスリップします。

来た道を戻り、更に進むと、ゴッホの傑作オーベル教会。
ゴッホの画のままです。

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教会の先には墓地があります。
ゴッホと弟のお墓は小さくひっそりとありました。
ゴッホの才能がこんなにも認められる日が来ることを、生前に知らせてあげたかったですね。

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オルセー美術館で本物の絵画を観て、改めてゴッホの筆致に感動しました。
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