2016年 7月 03日
美の創造
日々の雑事に追われていた5月、同窓の友人で、ライターの仕事をなさっている松本壮平さんが、新刊の雑誌にフラワーアレンジメントのページを作りたいから、と私にお声掛けしてくださいました。
これまで雑誌掲載はたくさんしてきたので、経験から、どのような読者に、どのようなものを見せるか?という相談をさせていただきました。
今更、フラワーアレンジメントの実技バージョンでもないでしょうから・・・とまた、ただきれいな季節のアレンジメントを載せても・・・・と。
そこで、2014年私がパリの個展で取り組んだ、日本人の美意識を4つの切り口で表現したものを、掲載していただくことになりました。
彼には以前プレスリリースを相談したこともあり、その4つの切り口、「透ける」「垣間見る」「揺れる」「見立てる」をとても良く理解していてくれていますから掲載記事の文章も私の考えているツボを押さえてくれています。
写真は、パリ在住の写真家、小田光さんに撮っていただいてあったものを小田さんの御了解を得て、使わせていただくことに。
そしてこの度7月1日に発刊となった Brilliant Granz が手元に届きました。
「美の創造」というタイトルの付け方にも感謝です。さすが素敵な言葉を見つけてくれています。
また、他の掲載記事も、なかなかの内容。楽しく拝読。
こんな機会を久しぶりに与えてくれたライターの松本壮平さんに感謝です。パリ個展の総決算となりましたし、今後にも繋げる意欲が少し湧いてきました。