2013年 8月 09日
2013年 8月 07日
アートフラワーアレンジメントレッスンのお知らせ
インテリア小物としてのアートフラワーアレンジメントを作りませんか?
ご自分のお部屋に合わせてお花の色味をお選びいただけます。写真は色味のサンプルです。
お花の色味の希望、ピンク&パープル系、またはピーチ&ホワイト系をお知らせ下さい。
日時: 9月7日土曜日
14時から15時半
会場: アトリエオルタンシア 港区高輪2-14-9
費用: 7,350円(材料費、レッスン費、税込み)
お申し込み:アトリエオルタンシア 電話03-3446-5371 またはメール info@hortensia.jp
定員10名
イメージ作品例
アートフラワーの魅力に触れていただきたいと思います。絵画のお花が永く残るように、アートフラワーのお花もオリジナルの思いを込めたお花として永く残したい・・・一つの芸術作品として・・・
「東京オーダーメイドガイド」という書籍でも私のアートフラワーへの思い入れをご紹介しています。
2013年 8月 06日
オーダーメイドのアートフラワーアレンジメント
既に発売されている「東京オーダーメイド」(GAPJapan)に私の記事が掲載されていますので、こちらでご紹介いたします。
http://www.a-lavie.net/upload/save_image/zip/book_5099d3613669e/_SWF_Window.html?pagecode=122
アートフラワーは造花ですが、ご家庭にインテリアとして、あるいはオフィスやショールームにはディスプレイとして効果的です。
暑い夏場などは特に生花が持たないので良いかと思います。
飾る場所の雰囲気や大きさに合わせてデザインいたします。
2013年 8月 03日
熊野の旅
友人の明美さんに誘われ、紀州熊野の旅に行ってきました。新宮の速玉大社をお参りしたあと、私の希望で神倉神社にも行きました。祖父の家が、近くにあり、子供の頃は夏休み、春休みの度に訪れていた町ですが、神倉神社の存在を知ったのは最近。山の頂きに巨岩が張り付いたような様子をこれまでも下からみてはいました。是非ともお参りしたいと思っていました。
しかし、神社の山の下に来てびっくり。かなりハードな石段が続いています。
上まで登るのは四人中私だけということになりました。岩の階段は500段位ありました。
下で友人達が待っていると思うと足取りも早くなります。
登りつめたところには、神が降り立ったという巨岩とお社が。念願が叶いお参りできました。
足場に気をつけながら、巨岩の岩肌に手をあてました。パワーをいただいた気がします。御祭神は天照大神です。
そこからは新宮の町とさらには海迄見えます。広い視野と天からのパワーに気づかされました。
さて、下りは上り以上に足元に気をつけ石段を下りました。友人達が笑顔で出迎えてくれました。
汗だくになりながらも清々しい気持ちでした。
その後にかき氷を食べに行きましたが、その美味しかったこと!紀州名産のみかん、ジャバラのシロップをかけただけのシンプルなものですが、とても美味!!
2013年 8月 02日
夏季休業のお知らせ
8月10日(土)~8月18日(日)まで夏季休業とさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、宜しくお願いいたします。
ウェディングブーケの打ち合わせは、別途ご相談くださいませ。
また、夏の間はご注文をいただいてからお花を手配いたしますので、
お早めにご注文下さいますよう、お願い申し上げます。
2013年 7月 18日
mariage en juillet
今年の夏は格別に暑いですね。
そんな7月ですがウェディングのお仕事はあります。
ご結婚するお二人には季節は関係ありませんよね。それぞれのベストシーズンにmariage!
先日品川グースホテルにお届けしたブーケはこちら。
ご新婦がお支度するお部屋に届けるや否や、ご新婦とメイクさんが「わ~!かわいい~」と喜んで下さいました。
このほかに花冠もお届けしました。素敵な花嫁さん姿が目に浮かびます・・・
さて、7月というとブライダルフェアもあります。秋のお客様集客のためのものです。
そこで、装花にも秋のテイストを加えます。
今回、こっくりした色のダリア黒蝶を加え、色味は落ち着いたものにしました。
地味婚に加え、最近ではナシ婚という言葉もあるそうで、結婚式、披露宴に対する後ろ向きな風潮もあります。極端に華美にしたり、ショーのようにする必要はないと思いますが、二人の気持ちを確認し、家族や友人に祝福される機会はあったほうがいいですね。
2013年 7月 13日
これからのウェディングは・・・
先日国際ウェディングプランナー協会のイベントに参加いたしました。
私は装花の部門として懇親会会場に出展しました。
メインテーブルの装花とゲストテーブルの装花のイメージを演出しました。また、生花のブーケとアートフラワーのブーケもディスプレイしました。
懇親会の前には、様々な方の講演会も企画されていました。
私は桂由美さんのお話だけは拝聴したく、参加しました。
さすがウェディング界に長く貢献なさってきた方だけあり、お話は大変興味深いものでした。
私たちが今、当たり前のように、ホテルの中の神殿や、ホテルの中のチャペルで挙式し、披露宴をそのままホテルで行うというスタイルは長い歴史の中で作られてきた日本独自のものです。
かつては、自宅から花嫁は嫁ぎ先まで、花嫁姿で移動し、その間多くの人々に祝福を受けました。そして、嫁ぎ先での結婚の儀式は宗教的なものではなく、人前で三々九度をするだけ。高砂や~と宴がはじまったものでした。
その後、欧米に習い、宗教的な結婚式をするようになり、神道式となりました。神社で式を挙げるようになったわけです。ところが関東大震災で日比谷大神宮が崩壊し、式を挙げるための神社が必要で、すぐそばにあった帝国ホテル内に神殿が造られたそうです。これが、ホテルに神殿が造られるきっかけだそうです。
そしてさらには、キリスト教式を望む新郎新婦のために、チャペルまで併設するようになったわけです。
日本にはクリスチャンは2パーセントもいないのに、キリスト教結婚式をするカップルは65パーセントもいるという現実。そしてそれを取り仕切る派遣牧師さんはアルバイト・・・
この今の日本のウェディング、何かおかしいような気がしますね。
桂由美さんは、今後、日本のウェディングをかつてのように、新郎新婦の晴れ姿を町の人々に見せ、周りの人からも祝福を受けるようにする企画を立てていらっしゃいます。
また、町興しとして、その地にゆかりの場所で、結婚式を挙げるプロデュースなども考えられます。
私もかつてアメリカブライダル協会で、ウェディングプランナーの資格を取っていた事を思い出しました。
私も花のプロデュースだけではなく、ウェディング事情を変える様な取り組みを考えて行こうかと思います。
桂由美さんのオーラに圧倒されつつも、良いご縁を頂き、今後につなげていきたいと願っています。
2013年 7月 09日
五感で感じるフランス
私が会員になっている、日仏芸術文化協会主催で、「レッドカーペットから見た2013年カンヌ映画祭~五感で感じるフランス~というイベントが7月7日にありました。
協会理事長が、実際に参加したカンヌ映画祭のお話をなさり、その後、カトリーヌドヌーブに焦点を当てたフランス映画とその社会的背景のディスカッションがありました。
会場は瀟洒な個人邸宅です。30名くらいの方がお集まりになりました。
私はその会場で、フランスでインスパイアーされたものを花を表現しました。
今回のフランスの旅で私はルーブル美術館のサモトラケのニケの像を観たくてルーブルにいきました。天使が羽を広げて、舟の先端に舞い降りたその姿に感動しました。(鑑賞するのは3回目なのですが)
私の中で今大好きなクラシカルなシルバーとシンプルモダンなガラス器の組み合わせ(お気に入りのサンジェルマンのインテリアショップでは今もトレンド!と私は思いました)をいかして、サモトラケのニケのイメージを花とグーリーン出表現しました。
羽を広げた天使のイメージを感じていただけますでしょうか?
そしてもう1点は、京都の珍裂店で見つけた江戸時代中期の着物裂を軸に仕立てていただき、それにあわせて、アールヌーボーのテイストで花をいけました。日本の着物柄がジャポニスムとして、フランスで一大旋風を巻き起こし、それが後のアールヌーボーになりましたので、そんな思いで作成しました。
イベント会場は他にもアーティストがそれぞれ分野の違う作品を展示、あるいは販売もし、ワインやお茶をいただきながら楽しいパーティーとなりました。
2013年 6月 30日
久しぶりのパリ7日間を一挙に
6月下旬に6泊8日でパリの空気を吸ってきました。昨年はアトリエオルタンシア25周年のイベントのため、フランスに行く機会がありませんでしたので、久しぶりのフランスとなりました。
いろいろワクワクすることあはありましたが、印象に残ったことをピックアップしてブログに書きます。(旅先から日々フェイスブックではアップしていたのですが・・・)
①パリ到着の日は夏至祭と音楽祭で、日の暮れないサンジェルマンの街角ではあちこちから音楽が聞こえていました。
Cafe Floreのギャルソン、山下哲也さんとはフェイスブックを通じてお友達でしたので、一度お目にかかりたいなと思っていました。メッセージで彼のシフトを教えてくださっていましたが、パリ到着の日、先に滞在していた友人の弥生さんに、「夕飯はカフェフロールにしない?」と言われ、長旅の後の夕飯は、カフェで。
カフェフロールでは、偶然に彼とすぐお会いでき、彼のテリトリーの席に案内していただきました。
なかなか日本人が入り込めない職場で、日本を背負って頑張っていらっしゃる彼に、陰ながらエールを送っています。
②翌日は弥生さんの希望でシャルトルの大聖堂へ。私としてはランスの大聖堂に勝るものはないと思っているのですが・・・
シャルトルにある、もう一つの小さな教会、サンピエール教会にも足を延ばしました。
その小さな町の教会に入るや否や、私は鳥肌!何か感じるものがあり、なぜか涙・・・
ステンドグラスも印象的ですし、石のぬくもりも感じられました。
シャルトルに来てよかった~
③日曜日午前中は骨董マルシェへ。パリ在住の友人杉山久美さんがネットで調べてくれて、18区の公園で個人が出店している骨董市に行きました。
風が冷たく、出展者も、寒いから早く売りたい!状態(笑)
私はカンペール焼きのポットとジアンの絵皿をゲット。
それから、石の指輪を探していたのですが、「私の祖母のものです」というオニキスとシルバーの指輪に引き寄せられました。
ターコイズのものもあったのですが、黒いオニキスが気に入りました。その日からずーっと左の中指にはめています。
お気に入りに出会えて満足です
これは帰宅してから撮った写真です。テーブルマットはサンジェルマンのインテリアショップで買いました。
④月曜日、これまでになかなか行けなかったブローニュの森の中にあるバガデル公園へ。友人の久美さんと、これまたパリ在住の写真家武田正彦氏ご婦人と一緒に。
4月に新宿伊勢丹フランスウィークにて陶器メーカーGIENの講習会を担当させていただきましたが、その折、新作の「バガデル」を使ってフラワーアレンジメントをしました。そんなわけでバガデル公園を是非見たいと思っていました。
今年はパリは寒いため、アイリス、バラ、クレマチスがまだ一緒に咲いていました。
ジャーマンアイリスも是非見たいと思っていた花です。数年前、キャンドルメーカー、ポワンタラリーニュのアイリスのキャンドルをディスプレイするに当たり、
バガデル公園のアイリスを見たいと思っていたことがありましたが、その時は「アイリスは5月で咲き終わっているので、6月に行っても咲いていませんよ」、と言われたことが思い出されました。今年はラッキーでした。
⑤火曜日、今回の最大イベントともいえる、ランス(REIMS)のカテドラルへ。TGVのチケットはあらかじめ日本でSNCFのサイトからとってありました。
3回目のランスの町は記憶に頼りながら一人歩き。大聖堂は微笑みの天使とともに変わらずそびえていました。
「また来ましたよ。昨年のイベントの成功に力を貸してくれたてありがとうございました・・・」という想い。
ステンドグラスに引き込まれながらも、広い聖堂内を歩いていると、これまであまり気に留めなかった、ジャンヌダルクの像にくぎ付け。
何故か涙が・・・
これまでに何度か「ジャンヌダルク」のキーワードがあったのですが。
⑥水曜日。フラワーレッスンで使う資材の購入でマレへ。在庫切れのため、9月にまた受け取りに来るという契約。実は9月もすでに予定が決まっています。
マレにあるカルナヴァレ美術館へ。パリの歴史を感じる展示物。見応え十分でした。なぜかクジャクが印象に残る・・・。バガデル公園でも見たし、日曜日に観たピナコテックでのアールヌヴォー展でもクジャクが気になった。
夕方、コメディフランセーズの前でパリでウェディングのお仕事をする友人のなつきさんと3年ぶりに再会。最初はmixiからのお友達。今はフェイスブックで繋がっています。ご縁ってすごいね。近況報告したり、パリのウェディング事情を聞いたり。おしゃべりは尽きません。日本から持って行った、懸案のアートフラワーのウェディングブーケもお見せしながら今後のお話。ご縁が繋がるといいですね。
さらに19時半から、久美さんとルーブル美術館鑑賞。彼女はガイドの仕事をしているので、多くのルーブル展示の中から、選りすぐりをピックアップして、案内してくれました。私は今回はサモトラケのニケの像とルーベンスの絵画だけでもいいと思っていたのですが、久美さんのおかげで、充実したルーブル鑑賞となりました。
天使が船の舳先にに舞い降りたといわれているこの石像に、惹かれます。先日講演を聴いた坂東玉三郎さんも絶賛していました。
金ぴかの天井に、ジョルジュ・ブラックのモダン絵画。ルーブルで2点だけある近代絵画です。
21時半。ルーブルを出る時にはちょうど夕日が美しく沈むころ・・・
その後、久美さんとサンジェルマンホテル近くで、ディネ。一日を十分に生かせましたね。
⑦木曜日。パリ在住のフランス人友人とのアポが流れたので、ゆっくり荷造り。夜の便でパリを経ちます。
水曜日からSOLDが始まりましたので、サンジェルマン界隈で、お買い物。涼しいのでついつい長そでの物を買ってしまいました。
お昼はBS日テレで放映していた、路地にあるカフェに行ってみました。地元の人が集まる小さなカフェ。でもお料理は美味しくて、リーズナブル。
オーナーに「テレビで観ましたよ」というと、嬉しそうに「あのテレビで日本人がけっこう来るよ」。テレビの力はすごいですね。私も前からのこのカフェを知っていましたが、入ったことはなかったんです。地元民しか入れないような小さなところでしたから。でも思い切って入ってよかったわ。
若いギャルソン君も「PHOTO!PHOTO!」と喜んで写真に入ってくれました。
そして、さらに今回の旅で行ってみたいと思っていた、今年オープンしたオデオンにあるワインバー。ブルゴーニュワインだけをこだわって置いているとの事。
オデオン座の前の通りで、私には気になる場所にあるので思い切って入ってみました。そして、パリを発つ前の時間をワインをいただきながら過ごしました。
今回の旅で何を感じ、何を再認識して、何を私の今後に生かせるのか・・・反芻しています。
数年前にはパリの中の日本を追い求めていた時がありましたが、今回はそれはあまり目に入りませんでした。というか入っても、そこに興味は行かない自分がいました。パリのクラシカルな文様やレリーフを再認識し、さらにそれにプラスされたネオクラシックあたりが私の心に響きました。
長い歴史、美意識の上に現在があるパリを再認識した旅となりました。
また、ステンドグラスのカラフルな色にインスパイアーされ、街にあふれる色にも目がいきました。日本では取り合わせないびっくりするような色もパリの町には溶け込んでいます。
日本にも平安時代から受け継がれた「重ね色目」というすぐれた色彩美意識がありますので、フランスの物まねをする気はありませんが、色の魔術師と言われるように、私の色彩感性を磨いてこうと思います。
2013年 6月 19日
紫陽花の季節に
アトリエオルタンシアはフランス語で紫陽花の意味です。紫陽花の季節をたのしんでいます。今日のレッスンで生徒さんにも紫陽花を使って作品をつくっていただきました。
もう一枚は私の自宅で撮った写真。
ポルトガルに旅した時に、アンティークショップで出逢ったキャンディーポットに生けてみました。
週末からフランスに行きます。フランスでも紫陽花に会えるかしら?
帰ってきた頃、日本の紫陽花は季節が終わっているかしら。
紫陽花を楽しむのは、今でしょ!!(笑)