2012年 7月 31日
2012年 7月 21日
新たな試み
今年は私がフラワーアレンジメントの教室を開いて25周年にあたります。20周年の年には「花でめぐるフランス」という本を出版し、出版記念パーティーに合わせパーティーを行いました。タンゴダンスに合わせて花を生けるパフォーマンスもしましたねー。
さて25周年の今年、日本人の感性を世界に発信したい!という夢の流れで、着物の柄に合わせたフラワーアレンジメントを表現したいと思っています。
先ずは9月27〜29日に表参道にあるギャラリー5610で私とスタッフ、生徒さんの力を結集して「雅とモダンデザインの出会い」と題する展示会を行います。18世紀から20世紀の美術品クラスの着物の柄からインスパイアされたデザインをスカンジナビアのシンプルデザインのガラス器に生けます。私は会場空間をトータルにプロデュースします。ワクワクしながら考えています。
そしてもうひとつ、素晴らしい機会をいただきました。11月にスウェーデン大使館で展示会を行います。やはり、日本の雅、わびさびとスウェーデンデザインとの融合を花で試みます。
日本とスウェーデンに共通する、「自然との共生」をキーワードに両国の架け橋となれればいいな、と思っています。
2012年 7月 11日
あれから約一年
昨年6月末、バリで行われた久石譲さんのチャリティーコンサート会場のエントランスに私の作品を展示させていただきました。日本の再生をイメージしたディスプレイでした。震災があった土地に季節が巡り植物が芽を出したところから、大地から伸びる植物の逞しさを日本の再生に重ねました。熱い思いで、私はパリに単身乗り込み?熱意を持って作り上げました。あれから約一年がたち、この一年の私を振り返っています。目先の事だけではなく、大きな視野をもっていかなくては!と思う7・11です。
2012年 6月 30日
お喜びの御祝い装花
友人の明美さんのご主人は某大学歯学部の教授です。先日、医局の先生が開院するに当たって、医局の方が御祝いのお花を贈る相談をしていたそうです。ネットでお花屋さんを探していたので、明美さんのご主人(教授)が「アトリエオルタンシア」を推薦してくれたとのこと。持つべきものは、友人プラスそのご主人!(笑)
東大の赤門前に開院したおしゃれなクリニックですので、おしゃれに、派手にというリクエストでした。
ドウダンツツジやキチゴの枝もので大きさを出し、華やかな黄色のオンシジュームなどを入れました、グリーンのシンビジュームで、高級感も^^
お届けする前にうちの店で撮った写真はこちら。
そしてお届けに行った先で、いつものように記録として写真を撮ろうとしていたら、院長先生が出ていらっしゃって、とてもお喜び!「こんな素敵なお花をもらえるの!」と感動してくださり、スタッフもお呼びになり、一緒に記念撮影をして!という事になりました。
素敵な笑顔を一緒にスタンド装花の写真が撮れました。
お花を喜んでいただけたのは勿論嬉しいですが、きっと贈ってくださった方々の気持ちが嬉しかったのでしょうね。
お花はメッセンジャーです。
それからもうひとつ。教授からノアートフラワーアレンジメントのプレゼントです。
清潔感ある院内にふさわしい爽やかなアレンジメントをお作りしました。
2012年 6月 21日
インテリアに合わせて空間プロデュース
以前にも納入させていただいた老人ホームの同じ系列で、新しく建築された港区の高級老人ホームのインテリアのアートフラワー(造花)を担当させていただきました。
系列の中でも最高級バージョンとのことで、家具や美術品もグレードが高いです。
私は事前に、図面と、お部屋ごとの床、壁、ソファー生地、カーテン生地の小さなサンプルと壁にかかるアートなどの資料ををいただき、それに基づいてデザイン、花の種類、色を考えました。
アレンジする点数が30点近くあったため、イメージするのが大変でしたが、図面を与えられ、インテリアを頭に描く作業はワクワクしました。好きな仕事です!前世は建築家だったと、かってに思っています(笑)
それぞれ使う花器、花を写真に撮り、クライアントさんに送り、すり合わせをしました。何回か依頼の修正が入り、
資材の買い直しなどもありました。
作成後、現場に置いてみて、微調整する箇所もありましたが、空間に生きるアートフラワーとなりました。
これは入口から入ってすぐのラウンジ。花器は陶芸作家さんの1点もので、当日現場でいけました。事前にいただいていイメージ画像とは若干違いましたが、クライアントさんにも好評をいただきました。
壁にかかる絵画も考慮しながらの花材選びでした。
ラウンジのテーブルには多肉植物をつかって。(アートフラワーです)
広いダイニングルームも壁のアートに合わせ、そして爽やかな明るいイメージにしました。
このような素敵な空間で余生を過ごすお年よりは幸せだと思いますが、同じ空間で生活するため、お部屋ごとにインテリア、アート、そしてお花で変化をつけ楽しんでいただけるように考慮してあります。
生花ではありませんが、アートとしてのアートフラワーがそこで過ごす方々の癒しとなれば私も嬉しいです。
2012年 6月 10日
フランスへ旅したウェディングブーケ
フランスのシャトーで結婚式をされる御嬢さんが、日本からプリザーブドフラワーのブーケ、ブートニア、ヘアーリングをお持ちになるのに、私を選んでくださいました。
ドレスの生地をお持ちくださり、アンティークなレース生地にあわせて少し落ち着いたオフホワイト、ベージュ、ピーチ色のブーケにすることしました。
そして、ブーケで使ったお花と同じ色のプリザーブドフラワーのアレンジメントを日本のご両親宅へ挙式帰国後にお送りすることも。素敵なアイディアですね。
これを実現するには、日本の花屋さんでオーダーしていくのがベストだとお考えになったそうです。確かに・・・
プリザーブドフラワーのブーケは小さめの段ボール箱にセットし、機内持ち込みできるようにしました。
フランスに無事到着したようで安心しました。彼女のブログを引用させていただきます。
2012年 6月 06日
ボストン展
今週で終わってしまうボストン美術館展を観にきていますが、入場規制。30分待ち!駆け込みの観覧者がたくさんいるということね。海を渡った日本文化に一目お目にかかってきます。傘をさして、列に並んでいます。日本人の規律正しさも文化ですが。
2012年 6月 01日
似顔絵のウェルカムボード
ウェディングの仕事を20年以上続けていると、ウェィングのトレンドもいろいろです。
キャンドルサービス、キャンドルリレー、ドラジェサービス。
ケーキ入刀ではなく、ファーストバイト・・・などなど・・・
ウェルカムボードでもカリグラフィーで文字を書くものもあれば、新郎新婦の似顔絵のものも最近はよく見かけます。
今日はそんな似顔絵のウェルカムボードの会社の方が来店しました。
結婚式以外でも描いてもらうのもいい記念かもしれませんね。
2012年 5月 20日
新緑のウェディング
爽やかな五月晴れの1日でした。高輪プリンツヒェンガルテンでのウェディング。
今日の新郎新婦は2月に行ったブライダルフェアで、オルタンシアのお花のテイストを気に入ってご指名いただいたカップルです。
ピンクの甘いテイストがお好きな可愛らしいご新婦のブーケはこちら。
チャペルのアーチにも白いお花にピンクのバラをアクセント。
中庭でフラワーシャワーが舞いました。
披露宴会場の入り口にはハートのリース。
新郎新婦にはとても喜んでいただき、私たちも幸せをお裾分けしていただきました!
さて、お仕事が重なる時は重なるもので、ブーケと贈呈花束を横浜のパンパシフックホテルにお届けもしました。
雑誌の「25ans Wedding」フラワー号に私のアジサイのブーケが掲載されていますが、それを気に入ってくださり、お問い合わせがありました。横浜までの配達は躊躇しましたが、
せっかく気に入って下さったのですから、是非お持ちいただきたいと思い、お引き受けいたしました。ブルーのカクテルドレスにお似合いだと思います。
そしてプリンツヒェンガルテンでは午後からもう1件のお客様。
プリティな色味の会場装花で仕上げました。
ウェディングケーキは白いプレーンなケーキにイチゴをお客様が一つづつ乗せてデコレーションする演出でした。
楽しい演出ですね。
それぞれのカップルのご希望を伺い、デザインしていきますので、それぞれの方にあったウェディングフラワーとなっていると思います。
20数年ウェディングの仕事に携わっていますが、久しぶりに初期の頃を思い出した1日でもありました。これからも一つづつ大切にお仕事をしていこうと思った1日でもありました。