落合邦子のライフスタイルブログ

2012年 5月 20日

ウェディングの現場へ

カテゴリー: 携帯より

2012/ 5/20  6:51

おはようございます。早起きしてウェディングの現場にむかっています。通勤途中の公園では鳥のさえずりが聞こえ、小さな野の花にも目がいきます。気持ちの良い季節。気持ちの良い朝。こんな季節を寒い冬に待ち望んでいたのだから、謳歌しなくては!生きている時間を大切にしなくては、と昨日の日野原先生の講演会に参加して思いました。今日もウェディングの仕事頑張ります。今日はトリプル。朝イチ、紫陽花のブーケを作ります。皆さんも良い1日を!

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2012年 5月 16日

大地に根ざして

カテゴリー: 旅のエッセイ

先日友人の明美さんとランチをする約束になっていたので、当初、青山辺りのレストランを候補に挙げていたのですが、彼女が「せっかくだから都会の喧騒を離れませんか!」というので、「いいわね~!鎌倉か湘南あたりかしら…」というと、「箱根まで足を延ばしましょう!」という返事。
お天気に恵まれドライブ日和。
大観山からは、富士山と芦ノ湖がきれいに見えました。

お昼時の箱根は中高年の団体さんで混んでいました。お目当てのホテルのレストランは満席でしたので、次の候補、レトロな箱根富士屋ホテルで遅いランチとなりました。

ゆっくりおしゃべりした後、明美さんのインスピレーションにお任せして、富士山のもっときれいに見えるところに行くことになりました。
それは河口湖。
不思議なことに前日電車の隣に座ったおじさんが、河口湖畔の地図を見ていたんですよね・・・それを横目でいた私を思い出しました!

河口湖からの富士山は、箱根からよりもさらに大きく見え、裾野が見えるので、大地からそそり立つ富士山を目の当たりにしました。
遠くから見える富士山は頭だけですが、それでも富士山が見えると嬉しくなります。しかし、裾野から見える富士山には力強さを感じました。

河口湖近くにある浅間神社にも行きました。


富士浅間神社には昨年行きましたが、空に向かって伸びる杉の木の逞しさに感動しました。
河口浅間神社にも杉の木がご神木としてありました。



誰もいない木々の中の境内にはパワーが降り注いでいました。
大地からそびえたつ富士山。大地から天に向かって伸びる杉の木。
私も大地にしっかり足を付けていなくてな…と思いました。
「自分自身が磁石になりなさい」というアドヴァイスを明美さんにもらいました。テーマは「美」だそうです。
美を引き寄せる・・・それには自分自身が美を発信しなくてはなりません。永遠のテーマです。

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2012年 5月 13日

母の日

カテゴリー: 携帯より

2012/ 5/13  8:25

晴天!母の日の朝。高輪の店に向かう通勤途中、空のブルーと街路樹のグリーンのコントラストに気持ちが弾みます。さらに青空には白い半月がぽっかり浮いています。昨日、一昨日に発送した母の日のお花が宅急便のトラブルなく、どの方にも届きますように!と願います。お花は心のメッセンジャー。 当日買いに来る子供やパパとの対話も楽しいです。母の日は特別な日ですね。 私も母ですけどね。

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2012年 5月 12日

香りとのコラボ

パルコ劇場で本日から開演されるお芝居に主演する俳優仲村トオルさんへ、楽屋のお花を贈りたいというご依頼をいただきました。
そのお芝居のポスターを見てまず目に飛び込んできたのが、白い調理人の白衣。それに加えて彼のイメージから、「白いアジサイを使いたい!」とピンときました。
幸いにもしっかりとした存在感のある白いアジサイを仕入れることができ、このようなアレンジに仕上げました。

カラーも茎が太く、白い花ではありますが、力強さがあります。
ほんのりクリームのようなバラ。ライム色のビバーナムとカーネーションは瑞々しさを。
さらに今回のテーマはアロマフレグランスとのコラボレーションでした。アロマデザイナーの井崎真奈美さんとのコラボレーションで、彼女が私のアレンジメントからイメージした香りを調合し、アレンジメントに忍ばせたコットンにしみこませました。シトラス系でありながら、華やかな香りも加えられました。
フレグランスとのコラボレーションですので、あえて生花に香りのないものを選びました。
仲村トオルさんの楽屋で、癒しのお花となりますように。お芝居の成功もお祈りしています。

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2012年 5月 02日

色の力

カテゴリー: 携帯より

2012/ 5/ 2  8:28

先日国立新美術館にセザンヌ展を観に行きましたが、同じ美術館で別の展覧会がありました。お知り合いとなっている長森聰画伯の絵画も展示されていました。彼は私が著書「花でめぐるフランス」を出版した2007年に私の本を偶然にも本屋さんでお買いになり、私にお手紙を下さいました。「あなたの花にはパサージュがある」と美術の色彩用語で感想を書いてくださいました。芸大を出て、フランスにも住み、新潟大学の教授もなさった方です。その時が80歳になる年だったとおもいますので今は84歳になられたかと思います。個展やグループ展のご案内をいただき、その都度拝見させていただいています。今年の年賀状には、年を重ねる毎に、激しい色使いをしたくなる、と書かれていました。今年の絵はそれを表していました!ここ数年よりも更に激しく、カラフルな色。カラフルというと軽妙に聞こえますが、心の底から力を振り絞っているようにも見えます。あー、頑張っていらっしゃるなー、と思いました。私もがんばらなくては!と、パワーをいただきました。
展覧会で購入した絵はがきを写真に撮らせていただきました。

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2012年 4月 30日

誕生日祝いということで

カテゴリー: 携帯より

2012/ 4/30 20:12

家族でビストロ。ワインを気軽に選べるフレンドリーなお店。@八丁堀

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2012年 4月 29日

セザンヌ展で思い出したこと

カテゴリー: 日々の出来事

今日、国立新美術館のセザンヌ展を観てきました。
私にとって初めての海外が、学生時代に体験したフランスのエクサンプロヴァンスでのホームステイでした。
エクサンプロヴァンスはセザンヌの生地でもあり、彼が描いた特徴的な山、サンビクトワール山が町の郊外から
見えました。そんなこともあり、私はセザンヌが好きです。
これまでにオルセー美術館やオランジュリー美術館、エクサンプロヴァンスのグラネ美術館などで何点か観ています。
彼の絵の中に、マルセイユの郊外、レスタックで描いた絵もあります。その絵にひかれ、マルセイユから足を延ばし
レスタックを訪ねたこともあります。


父親との確執から、パリから戻ったものの、エクサンプロヴァンスではなく、少し距離を置いたレスタックに内縁の妻、と息子と住んで、制作活動をしていました。

今回の展覧会は、パリとプロヴァンスを行ったり来たりして、制作を続けたところにポイントをおいた展示でした。
絵画を観ながら。エクサンプロヴァンスの景色とレスタックの景色を思い出しました。

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2012年 4月 27日

息子から父へ・・・・そして・・・

カテゴリー: 花屋さん

息子の大学時代からの友人で、うちに何度か遊びに来たことのあるY君。なかなかのナイスガイでした。
大学を卒業し社会人2年目、息子があるとき、「Yが、お父さんの定年退職の日に花を贈りたいって言ってるんだけど、何日前までに頼めばいいの?」と聞きました。
「1週間前で大丈夫」と答えておきました。
そうこうしているうちに、アトリエオルタンシアのホームページから、Y君のお花の注文が入りました。
その中のコメントに、「父の定年退職に際し、これまでの労をねぎらい、また、これからの人生をはつらつと送ってもらえるようなお花で・・・」とありました。
まあ!!なんと素晴らしい息子さんでしょう!と私は感激しました。
Y君の気持ちが伝わるように、作りました。

ピーチ、ライム色でまとめました。息子さんからの記念のお花ですから、格のあるライム色のシンビジュウムも中央に入れました。
息子さんからお父様への気持ちが伝わったでしょうか。
さて、うちの息子はY君のような気働きができるのでしょうかしら・・・・

お父様へのお花から乗じて、お母様へのお花もそろそろです!
今年の母の日は5月13日。

オルタンシアの母の日のラインナップも出そろいました。今年は水戸のパティスリー、ルブランとのコラボレーションもあります。


お早めにご注文下さいね。

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2012年 4月 22日

ウェディングの打ち合わせ

カテゴリー: 携帯より

2012/ 4/22 10:57

おはようございます。曇りの日曜日。5月のウェディングのお客様とお花の打ち合わせです。一期一会。お二人の幸せの門出をお花で演出する仕事にたずさわれる事は幸せです。

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2012年 4月 15日

熊野から麻布へ

カテゴリー: 日々の出来事

私の祖父は和歌山県新宮市出身ですが、北海道大学のクラーク博士の「少年よ大志を抱け」という言葉に憧れて北大に通いました。明治時代、紀州から北海道に行くということは、かなり勇気のいることだっと思います。そしてさらに大志を抱き、満州に渡り、そこそこ成功していたようです。
しかし敗戦のため日本に帰国し、晩年は新宮で過ごしていました。私の父は満州で生まれ、日本に戻った折にはすぐに京都、そして大阪の大学に通いましたので、ほとんど新宮には住んでいなかったとのことです。
私は子供の頃、夏休み、春休みには、新宮の祖父母の家に遊びに行きました。今は世界遺産に登録されている熊野川沿いの風光明媚な田舎です。
川で泳いだり、川魚を採ったり、杉やヒノキが植わっている山を登り、山菜を採ったり・・・杉の苗木を小学生のころ一緒に植えたこともありました。
今パワースポットブームですが、子供の頃を思い出すと、那智の滝や熊野本宮神社や速玉大社などへ祖父に何度も連れて行ってもらいました。高野山の宿坊にとまったこともありました。子供ながらに高野豆腐の味を覚えています。
そんな懐かしい紀州の町ですが、祖父母も亡くなり30~40年たち、法事以外はお墓参りに行く機会がなくなってしまっていました。そんな折、昨年秋の台風で、熊野川の氾濫がおこり、管理をしてもらっていた祖父の家が床上浸水しました。
そこで、高齢の父母は、お墓を東京に移す英断を下しました。
新宮の菩提寺に供養をしていただき、石屋さんにお墓の中から骨と土を出してもらい、それを骨壺に詰めて東京に持ちかえることになりました。ご先祖様には申し訳ありませんが、これも致し方ありません・・・父と私、そして、タイミングよくアメリカから一時帰国した弟と3人でそのミッションにあたりました。


穏やかな流れの熊野川ですが、台風の爪痕も残っていました。

紀州の山の中にお墓はあります。

供養も終わりホテルに一度戻り、その後20年ぶりの新宮の町を歩きました。
かつてはにぎわっていた駅前や商店街はずいぶん寂れていしまっていたのが残念でした。今ブームの熊野古道の通過地点になってしまっているようです。
でも速玉大社には観光バスが乗り付けていました。


世界遺産の速玉大社のご神木はなぎの木です。平重盛が手植えしたと伝えられています。その当時、熊野御幸はブームだったようです。

神が降り立った地は森閑とした空気がありました。

速玉大社のすぐ近くに有名な鰻屋さんがあります。祖父に連れてきてもらった頃と変わりがありませんでした。

さて、そして、本日、麻布のお寺で納骨が無事に終わりました。
宗派も同じで実家に近く、きれいなお寺です。
先祖代々の移動を供養していただきました。

昨日の雨にも耐えた枝垂桜がきれいに咲いていました。どうぞこれから、この地で私たちをお守りくださいとお祈りしました。

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