2012年 3月 04日
カフェの花壇
日本橋兜町7丁目(茅場町11番出口すぐ)に8日にオープンするカフェの植え込みを担当しました。約6メートルの花壇にはじゃりが敷き詰められていて、タバコの吸殻もあるような汚れたかんじでしたが、砂利を全て取り除き、土を入れ直して、春らしい花を植えました。カフェは山梨県韮崎市穴山の食材を使ったお料理をメインにします。ですから、花壇も田園を散策するようなイメージのランドスケープにしました。石で小道も作りました。幸せと金運を呼ぶ、ピンクと黄色ははずせません!
2012年 3月 04日
日本橋兜町7丁目(茅場町11番出口すぐ)に8日にオープンするカフェの植え込みを担当しました。約6メートルの花壇にはじゃりが敷き詰められていて、タバコの吸殻もあるような汚れたかんじでしたが、砂利を全て取り除き、土を入れ直して、春らしい花を植えました。カフェは山梨県韮崎市穴山の食材を使ったお料理をメインにします。ですから、花壇も田園を散策するようなイメージのランドスケープにしました。石で小道も作りました。幸せと金運を呼ぶ、ピンクと黄色ははずせません!
2012年 3月 01日
2010年7月にパリのバンブーの蚤の市で偶然にも見つけたアメジストの首飾りがありました。ちゃちなアクセサリーと一緒に段ボールの中に雑多に混ざっていたのですが、
私は光るものを感じて買いました。
それをその年の9月に銀座の交詢ビルにあるナルミ製陶のショールーム、DIECI GINZAのディスプレイに使いました。
「銀座の華やかなウィンドーで、かつての持ち主の貴婦人が喜んでいるわ!」というのが私の友人の明美さんの言葉(笑)
その後さらにDIECI GINZAでの展示にも登場させました。
多くの方に見ていただき、ネックレスのアメジストの艶が出てきた気もしました。
ある時私が駅で転び、ちょっと間違えば大怪我しそうなことがありましたが、幸いにも膝に傷を負っただけで済みました。しかし、その時に首にかけていたこの首飾りの糸が緩んで、あるところが切れて石がなくなってしまいました。
何とか糸を結び、そのまま使っていました。
そして、2011年、パリで久石譲さんのチャリティーコンサートの会場のディスプレイをさせていただく大仕事をいただいたときに、お守りとしてパリに持っていきました。
お陰様でよい作品を作れて帰国しましたが、なんと、糸と石がさらにグズグズになってしまていました。
ずーっと守っていてくれましたが、精根つきたかのようでした。
そこで、もう限界!と思い、友人の青柳さんにリフォームしていただきました。
それがこちらです。
これからも私のお守りとなってくれますように・・・
2012年 2月 23日
そういえば、来週はもう3月!3月3日は来週の土曜日。ペーパークラフトのお雛様を飾りました。20年数年前、京都のクラフトセンターで購入したものです。雑然としたリビングにちょっと置くだけですが、一年に一度だけ、雛祭りの季節を感じます。後ろにみえるのは、昨年、ポルトガルのアンティークショップで買った、1900年頃のボンボン入れ。お雛様といい具合に鎮座しています。
2012年 2月 08日
おはようございます。曇りがちの朝ですが、雲の上には太陽があり、誰にでも平等に光を注いでいます。今日は満月。月の光も同様。光を感じて感謝。今日も頑張ろうっと。写真は昨年二度目の訪問をしたフランス、ジアンのジャンヌダルクの教会。
2012年 2月 06日
10年前に買った写真集。本棚から見つけました。色別のテーマになっています。goldの中のこのページ、私を惹き付けます。雲の上の太陽でしょうか。添えられたメッセージは「より高いレベルの精神を。より高いレベルの幸福を。より高いレベルの栄光を。」
2012年 2月 01日
おはようございます。2月になりました。気持ちを切り替えている方もいるでしょう。でも3日の節分4日の立春で暦も気持ちも流れも変わって行く気がします。というか、そんな期待をしているのは私だけではないのでは。あと少し。つぼみが開くのを待っています。今日も目の前の事、一つづつ大切に接します。良い出会いがありますように。
2012年 1月 29日
久しぶりの寒い冬に関東でも身が縮んでいます。
あともう少しで節分。そして立春になれば、何かが変わっていきそうな期待をしています。
2月になってもまだまだ寒いですが、春に向けて大きく芽を出す準備を今は土の中でじっくりしている時期かもしれません。
昨日は高輪プリンツヒェンガルテンでのブライダルフェアがありました。
装花担当の業者はドレスに合わせたブーケとゲストテーブルのお花をディスプレイしました。
アトリエオルタンシアは、ピンクのエレガントなドレスで、バックのトレーンには繊細なレースが施されています。
ですから、テーブルにもピンクのリボントレースのリボンをランナーにして、関連付けました。
そして、ふわっとしたAIRYな雰囲気に仕上げました。
ピンクは幸せを呼ぶ色ですね。気持ちがフワ~っと明るくなりました。
2012年 1月 03日
2012年が早3日過ぎようとしています。昨年は様々なことが起こり、日本中で多くの人が生き方を見直す機会となりました。
そして、今年は良い年にしたい!と誰もが願っていることでしょう。そんな中、元旦には地震がありましたね。「油断はしてはいけない」という警告でしょうか。
元旦は、息子と旦那は恒例の天皇杯観戦。その間私は実家近くにある、高野山東京別院へ初詣。
子供の頃和歌山に住む祖父に連れられて、私と弟は高野山の宿坊に泊まったことがあるのを思い出しました。高野山へ行きたいナ~と思っているのですが、そう簡単には行けません。そんなところへ、そういえばご近所に東京別院があることに気が付きました!高輪の広い敷地にお堂が立派に立っています。元旦ですがすいていて、ゆっくりとお参りができました。なんだか気持ちがほっとしました。近いうちに和歌山の高野山にも行きたいと思います。
さて2日は家族でやはり徒歩圏内の品川神社へ。息子と旦那が大厄ですので、お祓いを薦めました。品川神社は息子のお宮参り、七五三参りをした神社ですので、なじみはあります。しかし最近はご無沙汰しておりました。
境内はお餅つきや、お囃子などでにぎわっていました。
二人がお祓いをしている間、私は境内を散策。色々摂社がありました。
富士山のふもとにある浅間神社。浅間神社は昨年6月に連れて行っていただき、パリでの「日本再生」のアートフラワーの作品を作るにあたって、作品のイメージのインスピレーションをいただいた神社です。
ここだけかと思いきや、さらに階段を下りていくと・・・
一粒萬倍!と掲げてあります!
中に入ると、龍の口から水がしたたり落ちて、祠でお金や印鑑に水をかけられるようになっています。お金が萬倍になるようで・・・
持ち合わせのお札にお水をたっぷりかけました!(笑)思いがけずに出会ったこのお稲荷さん。こりゃ春から縁起がいい事!
そして3日。駅伝のランナーが品川を通過するのに合わせて、新年のアレンジメント作成のため、店に行きました。これも毎年恒例。
品川から泉岳寺の店までの間はランナーを待つ人が沿道にいました。空には素敵な雲!「龍がいる!」と思っているうちにどんどん形が変わってしまいました。
アレンジを作り終え、沿道に出ると1位の東洋大の選手がそろそろ来るころでした。高輪ローソン前は残り15キロの地点で、最終の給水ポイントです。各大学の部員が、「給水」のビブスを付けて、ペットボトルを持ち、控えています。ランナーはかなり速く走っていますので、伴奏して渡すのはタイミングが必要。給水する部員も緊張していました。
それにしても、ランナーはあっという間に過ぎ去り、携帯のカメラではシャッターが間に合いません・・・
これはやっと撮れた早稲田の選手と給水の部員です。
それにしても爽やかな青空のもと、若い躍動感あふれるシーンは感動的です。新年のパワーチャージです。
今年はアトリエオルタンシアは25周年を迎えます。多くの方々に支えられて、四半世紀、花に携わってきたことになります。多くの方々に感謝しております。
節目の年に、今の私、オルタンシアとしての表現を発信するイベントをしたいと思っております。具体的に決まった折にはお知らせいたします。
今年も皆様よろしくお願いいたします。
2011年 12月 24日
2011年 12月 17日
JR東海のCMではありませんが、紅葉が終わり、人出が落ち着いた頃に京都に行こうと思っていました。そんなわけで、一昨日仕事がひと段落したあと、品川から新幹線に乗り、京都に行ってきました。今回は、ぜひとも龍安寺の石庭を見たいと思っていました。あの研ぎ澄まされたシンプルな庭に向き合い、何かインスピレーションをもらいたいと思っていました。方向的に北野天満宮も近くで、梅で有名なこの神社は12月13日からお正月の大福茶用の梅干しを販売するというので、せっかくの機会ですので、まずは北野天満宮から回りました。朝の8時、境内はきれいに掃き清められていて、鳥居をくぐると空気の違いを感じました。
社務所で梅干しをいただき、タクシーで龍安寺に向かいました。
龍安寺の開門8時半前についてしまい、私の他にはアメリカ人と思われる青年が開門を待っていました。
紅葉のシーズンは終わりましたが、落ち葉が苔の上できれいなコントラストを作っていました。
さて、開門。
鳥のさえずりとお寺の職員の方が、道の落ち葉をを掃く音だけしかしません。私は朝日が差し込む縁側に座り、シャッターを切っていました。天から神が舞い降りてきているかのようでした。すると先ほどのアメリカ人が「Excuse- me,・・・・・」こっちから写真撮ったほうがベストポイントだよ、というようなことを言ってくれました(笑)
庭の全景と背後の屋根が入るよって。
勿論そうです!ありがとう。いい写真が撮れました。
この石庭を見て、石の絶妙な配置のバランスなど思うことはいろいろあると思います。いろいろな解説もあります。
私は今回、朝日の光の中の石庭、白い掃き清められた石の上に落ちる光と影。それがとても美しく感じました。
研ぎ澄まされた美しさもあるのでしょうが、やはり光が必要だ、と思いました。
余計な感情やものを手放し、コアな部分だけになるということに加え、光(それは希望や夢という言葉にも置き換えられると思いますが)が必要だと思いました。
石庭の裏庭には、「吾、唯、足るを知る」という文字が記されたつくばいがあります。
自分が満たされていると感じることで、幸せを感じることができます。幸せは自分の中にあるのですね。
晴れていた空が少しずつ雲に覆われ怪しくなってきました。次の目的である小倉山は雲に隠れてしまっていました。小さな1両電車の嵐電に乗って、嵐山へ向かいました。
1日しかない日程の中で、移動距離が多いのは大変、というアドヴァイスもありましたが、嵐山からさらに歩いて奥嵯峨へ。行きたいお寺は祇王寺です。
これまでに3回訪れています。6月の青もみじの頃や紅葉の頃。なぜか惹かれる尼寺です。平清盛の寵愛を受けていた白拍子の祇王が、清盛の愛を失って、出家したお寺です。
来年の大河ドラマは平清盛ですので、何かと話題になるかもしれません。以来尼寺として何人もの女性が暮らしたお寺です。
粗末な座敷に座って庭を眺めていると、風の音ともみじが散る様しかありません。この山奥で暮らした女性たちは、どんな事情で尼さんになったか知りませんが、
自分の中に平穏と幸せを見つけていなければ暮らしていけないのでは、と思いました。
そして、嵐電の車折神社駅で途中下車しました。芸能、芸術の神様と言われていて、歌舞伎役者から、俳優、歌手などの有名な方々のお名前が玉垣に書かれていました。パワースポットということで、若い女性も数名いました。ワンダープロダクションの市原悦子さん、塩田貞治君(オルタンシアの生徒さんにもなってくれていました)の玉垣もあるよ、と言われていましたが、とても探せませんでした。私は来年がアトリエオルタンシアが25周年を迎えますので、そのイベントの成功を祈願してきました。
その後、中心部に戻り、三条縄手通りにある、珍裂屋さんに行きました。京都に行くたびにここ数年訪ねるお店です。お土産物屋さんではなく、かなり本格的な時代物の裂を扱っています。これまでに私は、江戸時代のオランダ更紗や、袱紗などを買っています。今回、この通りを歩いていて、町屋風のお店の暖簾が風でハラッとなびき、それにインスピレーションを受けて、少し長い裂がほしいなと思って店に入りました。するといろいろ見せていただいたなかで、幕末の頃の小袖の長いきれがありました。紫色に藤の刺繍がしてあります。お値段もちょっと高いので迷いましたが、これも出会い!と思いカードで購入・・・きっとお披露目できる機会が来ると信じます。
四条の鍵善でくずきりを食べて一息つき、すぐ並びの京都現代美術館へいきました。この美術館は展示スペースが気になっていたので、今回はぜひ入ってみたいと思っていました。入ると今はパリの写真家ロベール・ドアノーの写真展が行われていました。「あれ!京都に来てパリか・・・」とこの出会いをちょっと楽しみました。
朝早くから効率よく動いているせいで、まだ3時。あと一つ建仁寺を見ようと花見小路を進みました。このお寺の法堂の天井に2002年、小泉淳作画伯が龍を描いたということが話題になりましたので、来年の干支龍に因んで、ぜひ見ておきたいと思いました。
龍が珠を持っているのは、ご利益があるようで・・・
今回の旅のテーマは平清盛、龍でしたかしら。来年に向けてよい兆しとなるといいです。
7時には自宅で、ちりめんじゃこ、カブのお漬物、柿の葉寿司、ゴマ豆腐、湯葉を食卓に並べて夕飯となりました。
あ~幸せ。周りの人に感謝です。