落合邦子のライフスタイルブログ

2011年 11月 27日

使命

カテゴリー: フラワーデザイナー

私の周りには幸せなことに素晴らしい方々がいます。自分の生きる目的、役割を自覚し、その目的に向かって着実に進んでいらっしゃいます。
その中の一人は私の友人、植田明美さん。ヒマワリのような明るさの持ち主。ヒマワリは太陽を向いていますが、むしろ太陽そのもの。明るく多くの人の行く先に光を与えてくれるような人です。
明美さんつながりでお知り合いになった温井和佳奈さん。カンボジア女性の自立のために、職業人としてのグラフィックデザイナーを育成しています。
そして最近フェイスブックからお知り合いになった都倉亮さん。癌との闘病から立ち直り、今まさに多くの事をご自分の使命として発信していらっしゃいます。

素晴らしい方々から多くの気づきをいただいています。

そんな中、じゃあ、私の使命って?私にできる社会貢献って?という難問にぶつかりました。

花の仕事をしていると、私の作った花束やアレンジ、ブーケを喜んでくださる方々は幸いにもたくさんいらっしゃいます。
でも、これでいいの?花はそれ自体で美しいものだし・・・
ガラス作家や画家が、無から作品を作り出すのとはちょっと違うし・・・
つらつら考えながら今日は地元をお散歩。まあ、いいっか…が今日のところの結論。
ランスのカテドラルのステンドグラスの色の組み合わせ、自然の織り成す色の組みあわせ、私の作品の中の色の組み合わせ・・・
共通項があるかもしれない。そんな方向を向いてい行こうかな。



そういえば、面白いエピソードを思い出しました。
昨年の春、私の小、中学校の同級生が私の店にひょっこりやってきました。彼は慶応大学の大学院を出て、アメリカに行ったらしいという噂でした。
その彼がなぜ私の店を知りあてて、来たのかも説明がいまいちあやふやだったのですが、彼はなんと牧師さんになっていました。そして私に言ったのは「牧師の仕事も、花の仕事も人を癒すことには変わりがない」と・・・いまだに謎の来店だったのですが、この言葉は私の励みです。

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2011年 11月 14日

里山との交流

カテゴリー: フラワーデザイナー

山梨県韮崎市穴山町という日本の原風景が残る里山と都会との交流を手掛けている友人達(マジカルカーペットの植田明美さんや上田ちふみさん)とこれまでに何度か穴山町でのイベントに参加してきましたが、今回は私のフラワーパフォーマンスとフラワーアレンジメントレッスンが企画の対象となりました。
穴山町の野山で採集した自然の素材を使って、私が皆さんの前でデモンストレーションをしました。
11月13日の当日の前、12日に実際に使うものを採りましたが、さらに1か月前に一度穴山でメイキングビデオを撮りに出向いていました。

さて、当日はお天気にも恵まれ、穴山ふれあいホールからは富士山も見えました。
ポスターの前に、穴山の素材でいけたお花でお出迎え。パリで行われたの久石譲さんのコンサート会場でディスプレイした「月刊フローリスト」の記事も掲示してくださっていました。
メイキングビデオを上映した後、シャンソンの合わせてデモンストレーションが始まりました。
参加してくださっていた小学生の女の子に、地元の柿を加えてもらいました。
題して「里山と都会の融合」約12分のパフォーマンスです。

南フランスの特産、プロバンスプリント生地、ソレイヤードも作品に入れ込みました。文化の融合は各所で・・・

フラワーアレンジメントレッスンのはじまり。クリスマスキャンドルアレンジメントを地元の素材で。パリで買ってきたオーナメントをアクセントにしました。

会場のすみにもクリスマス風アレンジメントをディスプレイしておきました。

東京から20名、韮崎市から23名の参加者と一緒に記念撮影。

穴山のブレイン、穴山ダンディーズ^^

メイキングビデオなど作成時からご一緒した穴山ホールの方と

美味しいフランス菓子(ル・ブラン製)と紅茶をいただき、和やかな時間過ごし東京組はバスで一路東京へ。
富士山も夕闇に包まれ始めていました。

今回のみならず、これまでにも穴山との交流を着実に進めてきた友人の明美さんのパワーに感動しています。きっとこれからもいい流れができていくのでしょうね。
それに加われて私は幸せです。明美さんのブログもご紹介します。
この1日の流れを友人の谷村知穂子さんがブログに克明にに書いてくださっています。

フラワーイベント前のランチ(ラ・キュイエット@韮崎)の写真をアップします。オルタンシアのスタッフも一緒に参加。スタッフのおかげで約40名の参加者のレッスンに対応しました。


この間にごぼうのポタージュスープが入りました。

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2011年 11月 06日

ウェディングな週末

カテゴリー: ウェディング

秋のブライダルシーズンまっただ中。お陰様でこの週末はウェディングのお仕事で幸せをシェアしていただきました。

まずは品川プリンスホテルで挙式のお客様。私がフレンチレトロブーケと称している色合いのブーケをお気に召してください、彼女のためにオリジナルで作りました。

おっとりとした優しい新婦のイメージ通りです。

そして、同時進行で、高輪プリンツヒェンガルテンでのウェディング。
秋の庭でのウェディングのようにしたい、という新郎、新婦とのイメージのすり合わせで、秋のナチュラルガーデンのようになりました。ドレスが、白のウェディングドレスと赤のカクテルドレスですので、赤い小花をたくさん集めました。

チェペルのアーチも赤とグリーンたくさん。

白と赤ドレスに共通でお持ちになりたいというリクエストに応えて作ったブーケ。

そして本日、昨晩からの雨がラッキーにも上がり、素晴らしいウェディングが行われました。
チャペルアーチも今日のお客様のリクエストである、白とグリーンで作り、付け替え、気持ち新たにお出迎え。

中庭では挙式後、フラワーシャワーが祝福の歓声と共に軽やかに舞いました。

披露宴会場は、秋の枝物を使って、秋色!!栗も添えました。白いウェディングドレスの後はお着物にチェンジ。着物の柄に花の色を合わせました。

一組、一組ごとにウェディングのイメージをご相談して、イメージを実際のデザインに仕上げていく楽しみはフラワーデザイナー冥利につきます。
ハッピーな週末をありがとうございました。

皆さんお幸せに~。

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2011年 10月 25日

DIECI GINZA でのワークショップ

10月9日に銀座交詢ビルにある、ナルミ製陶さんのコンセプトショップDIECI GINZAでワークショップをおこないました。
私もブログに書きましたが、DIECI GINZAのブログにもアップしていただいていますので、ご紹介させていただきます。

あれからすでに2週間がたちました。季節は秋まっただ中となっています。明日はかなり冷え込むようですね。
ディスプレイに使った栗のジャムを今日パンに塗って食べてみました。栗の風味がして、おいしかったです。食欲の秋でもあります・・・

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2011年 10月 17日

オフ

カテゴリー: 携帯より

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今日はオフ。家事を済ませ、フレンチポップスのCDの音量を上げて、のんびり。手入れの悪い庭ですが、ブルーベッター、チェリーセージ、ローズマリーの花がけなげに咲いています。秋の爽やかな1日、充電です。

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2011年 10月 13日

月刊フローリスト11月号に

カテゴリー: 携帯より

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6月パリで行われた久石讓氏のチャリティーコンサート会場のエントランスを私がフラワーディスプレイした記事を今発売されている「月刊フローリス11月号」に掲載していただいています。日本再生をアートフラワーで表現しました。

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2011年 10月 09日

フルーツ満載

カテゴリー: フラワースクール

爽やかな気候が続く連休の中日に、銀座の交詢ビルのなかにある、ナルミのショールームDIECI GINZAで、フラワーアレンジメントのレッスンとセミナーを行いました。
収穫の秋、味覚の秋に因んで、フルーツをお花と一緒にアレンジしました。


フランスの色について、お話させていただきました。 マカロン色って何色? とか・・・ボルドー色ってどんな色?とか・・・

皆さん、それぞれ個性的に素敵に仕上がりました。作品を前に、ティータイム。 ラデュレのマカロンも一緒に。


テーブルの中央に私はデコレーションをしました。ナルミのルーシー・ガーデンシリーズのサラダボウルを器として生けました。このシリーズの絵柄は、ジャムになる実ということなので、ジャムの瓶もアレンジの中に入れ込みました。チェック柄のふたがかわいい、フランスのジャム。

フルーツを使ったアレンジレッスンをするということで、山梨県韮崎市穴山在住の知人の方が、アケビ、キーウイ、プルーン、ヒメリンゴを届けてくださいました。
里山の秋が、銀座に届きました。よりナチュラル感がでましたね。
参加してくださった方々、いろいろご協力してくださった方々ありがとうございました。

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2011年 10月 05日

気になる木

カテゴリー: 携帯より

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通勤路にあるこの大きな木。夏の照りつける太陽の下でも、冬の木枯らしが吹き付ける中でも、悠々と大きく枝を広げています。その力強さ、悠然としているところに惹かれます。ここを通ると、ふとアイデアが浮かぶのも、この木のおかげかな。少し紅葉したこの木を今日も眺め、私も季節の移ろいに、身を任せていればいいのね、と思いました。

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2011年 10月 01日

アートフラワーアレンジ

最近、アートフラワーアレンジの需要が多くなったように思います。アートフラワーの質が向上したせいもあるかもしれません。
私のお店には、アートフラワーのアレンジを置いていますが、お客様や生徒さんが生花と間違えることがよくあります。

ただ、生きている生花の醸し出すエネルギーにはかないません。
しかし、アートフラワーアレンジを、偽者の花、と見るのではなく、インテリア小物、あるいはオブジェとして見るのが
いいと私は思います。
絵画の花は生きてはいませんが、人に癒しや感動をあたえます。それと同じように、アートフラワーのアレンジも、人の心に働きかけることができると思います。

私のフラーショップの近くの某自動車メーカーのショールームにお勤めのT様。送別用の花束などをご注文いただき、長年のお付き合いです。
そのT様が私の作ったアートフラワーアレンジメントを気に入って下さり、ご自宅に飾っていらっしゃいます。

お写真をいただきました。
「玄関を入るとすぐに目に入り、癒される」とおっしゃて下さいます。 お仕事なさっているので、「日中締切でも枯れないし(笑)」と。
長く愛される絵画のように、私の作品も長く愛されるように心を込めて作ろうと思います。

6月にパリで行われた久石譲氏のチャリティーコンサートの会場で、私が「日本再生」をイメージして作った作品もアートフラワーです。素材はアートフラワーでも
作り手の感情や感性を表現することはできると思います。

生花と同様にアートフラワーのアレンジも好きです。

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2011年 9月 25日

秋色

ポルトガル・フランスの旅から戻り、蒸し暑い日々、そして台風の襲撃を経験し、ちょっとうんざりして、旅の郷愁に浸っておりましたが
お彼岸の中日ころから、風、空に秋の気配を感じるようになりました。「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、
異常気象の今年でも、秋はやってきました。

私の玄関先には、毎年この時期に彼岸花がにょきにょき出てきて、花を咲かせます。自然のサイクルですね。

今日は銀座にあるジャッジョーロハーブハウスでの第4回目のフラワーレッスンとハーブティーのお茶会でした。
何度か参加されている方もいらっしゃいますし、初めて私の中学、高校時代の友人たちも参加してくださいました。

テーマの「ボルドーカラーの花をいける」ということに際して、まず、ボルドー色とは?そしてワインレッドとは?
とフランスの色のことについてお話させていただきました。生活・文化によって色の名前もちがってきます。


アレンジはみなさん楽しんでいただけました。
フランスで買ってきたタッセルや、マロニエの実を入れ込んで出来上がり!


作品を前にして、今回のハーブティー、「夏の疲れをいやすハイビスカスとローズヒップティー」と、「クレープシュゼット」、「チョコレートリキュール」「マロニエの蜂蜜」をいただきました。

やっと訪れた秋の気配の中、ボルドーカラー(正確にはブルゴーニュカラー)のお花に触れ、癒しのハーブティーとお菓子をいただき、心地よい半日を過ごさせていただきました。
参加してくださった方々に感謝です。楽しい時間を持てたこと、嬉しく思います。

一足早く秋が訪れているパリで拾ってきたマロニエの実が、秋色のアクセントになっていました。

秋はいろいろとイベントがあります。
10月9日は銀座ナルミのショールーム、DIECI GINZAにて、秋のフルーツを入れたアレンジメントをナルミの器に生けるセミナーを行います。
11月13日は山梨県韮崎市穴山で、穴山の自然の草木を使ってデモンストレーションを行います。マジカルカーペット主催の都会人と地元の方々とのふれあいイベントです。

今年も終盤。実りの秋が実りの2011年になるよう、取り組んでいきたいと思っています。
皆様、よろしくお願いいたします。

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