2011年 6月 21日
パリの朝
ボンジュール。昨日夕方パリに着きました。時差で朝早くから目が覚めてしまい、巨大な手荷物を開けて、久石さんのチャリティーコンサート会場でのディスプレイのベースを確認。本番は23日。昨日、空港で久石さんにお会いしましたのでご挨拶しました。ホテルの部屋の窓からは雨模様。朝食はオデオンのカフェにいこう。
2011年 6月 21日
ボンジュール。昨日夕方パリに着きました。時差で朝早くから目が覚めてしまい、巨大な手荷物を開けて、久石さんのチャリティーコンサート会場でのディスプレイのベースを確認。本番は23日。昨日、空港で久石さんにお会いしましたのでご挨拶しました。ホテルの部屋の窓からは雨模様。朝食はオデオンのカフェにいこう。
2011年 6月 19日
銀座のジャッジョーロハーブハウスでの3回目のレッスンは紫陽花をテーマにしました。
街や公園で紫陽花をたくさん見かける季節ですので。
アトリエオルタンシアのオルタンシアはフランス語で紫陽花の意味。
そんなわけで私は紫陽花が大好きです。
ガラス器にゼリーを入れて、薄紫色に色付けしました。せりーに紫陽花を少し散らして涼やかに・・・
皆さんそれぞれが素敵に出来あがりました。
これらの紫陽花は、千葉県長生郡長南町にある野見金公園の紫陽花をご提供いただきました。たくさんの紫陽花が今咲き誇っているそうで、26日には無料バスが巡回し、紫陽花の公園と紅花、菖蒲の咲いているところを見学できる企画があります。長南町のホームページ
ブルーとパープルのグラデーションにとても癒しを感じます。
アレンジメントが出来上がった後は、ハーブティーとドルチェ。
今日のハーブティーは「オルタンシアブレンド」
ブルーの色が出るブルーマローに、ローズピンクやラズベリー、ミントがブレンドされています。
とてもさわやかで、梅雨の時期にはぴったりのハーブティーです。
それからブルーマローとカシスのシフォンケーキ。
左はブルーマーロウをソルトに混ぜた、バスソルト。バスタイムが楽しくなりそう・・・
紫陽花の紫色にちなんで、ハーブティーも見事にコラボしたお茶会となりました。
ご協力いただいた皆様ありがとうございました。
明日からパリに行ってきます。ブログもアップしたいと思っています。
2011年 6月 16日
音楽家の久石譲さんがチャリティーコンサートを東京、大阪、パリ、北京で行っています。
そのパリ公演が6月23日に行われますが、ちょっとしためぐりあわせから、私のアレンジが会場でディスプレイされることになりました。
3月11日の震災後、壊滅的な被害を受けた大地、人々でしたが、復興への意欲、絆が生まれました。
震災後の日本はこれまでの日本とは違う人生観、人間関係などが生まれていると思います。
壊滅的な被害を受けた大地でしたが、その下には、根があり、季節がめぐりそこから新しい植物が生育し始めました。まっすぐ天に向かって伸びていく植物です。
大地の下で張り巡らされた根はそれぞれが繋がり、人々の絆のようでもあります。
この今の日本をフランスに発信したいという私の思いが、久石さんのコンサート会場で実現できることになりました。何と言うめぐりあわせ…これも見えない誰かに応援されているとしか思えません。
周りでは、友人のかっこチャンがIL DIVOへ、被災者がどれほど彼らの音楽で癒されているかという気持ちを来日した彼らに直接伝える事が出来ました。これも素晴らしい引き寄せでした。
(この波動に私も乗せていただき、フランス人メンバーのセバスチャンに花束を直接お渡しする偶然に巡り合いました)
昨日、友人の明美さんに案内していただき、富士山の麓にある浅間神社へかっこチャン、エステシャンの陽子ちゃんとご一緒しました。
参道に連なるまっすぐと伸びた木々を目にして、何故か涙。
隆起した太い根。そして天に向かうかのように伸びた幹。
力強さを感じました。
パリでのディスプレイは、アートフラワーの素材でできた、幹、木、枝、根、葉だけで表現します。
既に試作をしてみて、アイディアは固まっています。
しかしこの木々をみて、小手先で綺麗なものを作ることだけに走らないようにしようと思いました。
私の表現したい事は、大地から天に向かうエネルギーなのだ、という事を再確認しました。
パリへの出発が近づいていますが、気負うことなく、当日を迎えられたらいいなと思います。
2011年 6月 13日
昨日、石井めぐみさんのサロンラアンジェと植田明美さんの共同企画のサクランボ狩りツアーがありました。
新宿からバスをしたてて、山梨へ20数名でのプチ旅行。
雨なんて全く心配していませんでしたが、案の定、暑くもなく寒くもなく、サクランボ狩り日和(笑)
南アルプス市のさくらんぼ農園では、貸し切り状態で、食べ放題。
脚立に上って木の上の方のサクランボをとると、とーっても甘かったです。
勿論手の届く高さもおいしい。サクランボをこんなにもたくさん、一度に食べたのは初めて。
大地の恵みと太陽の光に感謝して、楽しい、おいしい時を過ごしました。
おなかがサクランボで満たされた後は、武田八幡宮へ。
八幡宮周りは明らかに空気がちがいます。手の指が妙にジンジンしました。
御神木は、大地の力を天に届けるがごとく地面に根を張り、空を目指して力強く立っていました。
その幹に手を触れると、パワーが伝わってきます。
本殿は山の上。
一人づつお参り。明美さんが撮ってくれた写真はピンクの光の中に包まれています。
神様のご加護がありますように・・・
さて、その後は白州の尾白の森、名水公園へ。
まるでトトロの森の中のような木々の中を散策すると、豊富な水が滝のように流れ落ちていました。
木々の中での森林浴と水の流れる音、滝の水しぶきを十分に体にしみこませました。
からだは、いきいき、浄化されていきました。
ランチは森のカフェレストランにて、オーガニックブッフェランチ。
野菜、パン、などどれも体が喜ぶお料理でした。戸外のテラスでのお食事は、とーっても気持ちがよかったですよ。
飲み水にもなるこんこんとわき出る名水を汲んで帰りました。
このお水でご飯を炊いたら、いつもとは違うおいしいご飯が炊けました。
お水はすべての源ですね・・・
水辺には黄菖蒲が咲いていました。
そして、珍しい河骨の花。オレンジ色の睡蓮のような花です。
木、水、空気、台地の生み出した野菜や果物、花。素晴らしい自然のサプリメントを体に取り込んだ1日でした。
企画してくださった方々、ありがとう。お疲れ様でした~
2011年 6月 04日
6月下旬にフランスに行きます。今回の旅は、震災からの日々をちょっとリフレッシュしようと思い、
思い切ってチケットをとりました。
そんな折、今の日本、震災復興に向かっていいる人々、人々の絆、甚大な被害の下から芽を出した植物、
そんな姿を私のフラワーデザインで表現したいと思うようになりました。そして、あれよあれよと言う間に、
久石譲さんのパリでのチャリティーコンサート会場で、ディスプレイする機会をいただきました。
デザイン、資材の購入、運搬など準備は進めています。
・・・・・とそこへ、もう一つ舞い込んだのが、パリで生花のフラワーアレンジメントレッスンをチャンスです。
というのは、昨年パリで友人の紹介でお会いした日本人女性二人が、何と日本語学校とカルチャースクールを開いたのです!若いのにすご~い!
Espace Nadeshiko(スペースなでしこ)
そこで私は日本とフランスのフュージョンをテイストとしたアレンジメントレッスンをします。
麻の着物地をプラスティックのベースに巻き付け、花器にします。
お花の向きなど丁寧に見てラインを生かしたアレンジメントにしようかと。パリ風はマスですけどね。
お花は現地の花屋さんで調達します。
生徒さんは日本人でも、フランス人でもOKです^^
なでしこさんもあちこちで告知してくださっています。
パリにいらっしゃる方、是非お越しください。
6月28日13時30分からです。
楽しみ満載の旅になりそうです。いろいろな出会いがありそう・・・
2011年 6月 01日
今年は入梅が早いですね。
先週末、高輪プリンツヒェンガルテンでのウェディングは、台風の影響を受けた梅雨前線が、みごとに
雨をもたらしました。
しかし、黄緑色の木々の濡らす雨はそれはそれで、恵みの雨。しっとりとした雰囲気。
中庭に面したチャペルの入口には白いユリ、白バラ、季節の枝物リョウブなどで作ったアーチ。
グリーンでつなぎ、レースのリボンをからませました。
受付入口には、アンティークなイメージで、という新郎新婦のご希望で、オフホワイトの花と
茶色のフランスリボンがアクセントのリース。
披露宴会場もアンティークピンクがご希望でした。
そして、キャンドルサービスをご希望で、メモリアルキャンドルをたてました。
2011年 5月 26日
友人のかっこちゃんが主催したイル・ディーヴォの会はとても和やかで、そして、震災のチャリティーイベントとしても素晴らしいものでした。
かっこチャンがファンであるイル・ディーヴォの事をブログで綴っていたところに多くの仲間が集まり、今回の企画になりました。
初めての顔合わせでしたのに、皆さん優しい心持の方々のようで穏やかな時がイルディーヴォの歌声と共に過ぎていきました。
会場になったサロン・ラ・アンジェのスタッフ、お食事を総て担当したkemiさん、素晴らしい音響の波動スピーカーを提供してくださった方、そしてお花担当の私を含めそれぞれが自分のできる事をして、すべてが調和し、幸せの時を作りあげたと思います。
アンジェの石井めぐみさんのブログはこちら。
かっこチャンにメンバーそれぞれのイメージのバラを飾り、それを参加者のお土産にしたい、というリクエストをいただきましたので、スペイン、スイス、アメリカ、フランスの彼らのイメージのバラをチョイスし、それを使ったテーブルデコレーションをしました。
21名が4卓に分かれて座りました。
スペイン、カルロスは赤バラローテローゼ。ダリアでアクセント。
ニューヨークのデイビットは淡いピンクのリメンブランスをガラス器にモダンに。
フランスのセバスチャンは、その名もシャンパン。パリで買ったタッセルをテーブルのアクセントにしました。参加者の方が書いてくださったブログ。私のお気に入りのタッセルに注目してくださっています。
日本をイメージしてシルバーにペイントした竹に」紫陽花のアートフラワーをいけました。
楽しかった催し物も終わり、いよいよ6月23日パリでの久石譲さんのチャリティーコンサート会場でのディスプレイに向けて準備を進めています。
2011年 5月 25日
いろいろあった春も終わり、梅雨や今年の夏の気温の予想などが話題になるようになりました。
花屋の店先も春の花は姿を消し、初夏の花が並び始めました。
芍薬、アジサイ、ダリア。そして枝物ではリョウブや木イチゴなど・・・
芍薬の話はオルタンシア通信で書いてありますので読んでみてください。
最近の生徒さんの作品をアップします。
皆さん力をつけて、上手ですよ。
山本久美子さんの作品。
アジサイを入れたロマンティックテイストのギフトアレンジメント。
高瀬由巳さんのクラスターブーケ。ダリア、芍薬、アスチルベを使って。
本末俊子さんのブーケ。これはお嬢さんのウェディングの本番用です。お母様の手作りはいいですよね。
2011年 5月 21日
震災から2カ月以上たちますが、いろいろな問題が山積の現状のようです。
日本人だけではなく、世界各国で被災地への支援の輪がひろがっています。
有名歌手や俳優さんのチャリティーイベントも多々あり、寄付金の額は相当額の様子。
私たちは私たちなりにできる事をすればいい・・・と思っています。
チャリティーイベントに参加してお金を落とす事もその一つ。
そんな中、私の友人かっこちゃんが、明日IL DIVOのチャリティーの集いを開きます。
多くの協力者がこの会を盛り立てています。
私もフラワーデコレーションで参加します。きっと素晴らしい会になると思います。
この報告はまた後日。
さらにお知らせは、ナルミ製陶さんが全額義援金(消費税は除いて)にするというマグカップを販売しています。昨年銀座交詢社のショールームDIECI GINZAで展示会をさせていただいたご縁で、その後もナルミのカップやボールにお花を生けたりして好評をいただいています。
チャリティーマグもとても可愛いですよ。
そしてもう一つお知らせ。音楽家の久石譲さんがチャりティーコンサートを開きます。
私は東京公演のチケットを買いました。ギリギリ買えて、一番後ろの席・・・
そして話せば経緯は長くなるのですが、なんと、彼がパリで行うコンサートでは、会場で私のディスプレイを展示させていただくことになりました。
私が震災以降感じていた、日本人の優しさ、逞しさ、そして絆、日本の再生を表現したいと思っていた願いが、ひょんなことからパリで行われるチャリティコンサートの会場で叶うことになりました。パリに旅しようと思っていた時期と重なったのも何かのめぐりあわせ・・・
いろいろな方に感謝です。
素直に自分の感性を信じ、大地と天を結ぶような作品をアピールしたいと思っています。
2011年 5月 17日
昨日南青山のサロン・ラ・アンジェで、笠間焼きに花を活ける講習会を行いました。
地震の被害のあった茨城県の支援のため、笠間焼きを買い、お金を回そうという発想。
5月のゴールデンウィークに明美さん、ちょしチャンと一緒に笠間に行き、買ってきたものです。
ブログでもご紹介していました。
そして、被害にあっていない都会の人々の心にお花の癒しが伝われば・・・
そこでテーマはグリーンいっぱいのナチュラルテイストアレンジメント。
せっかくですから、少しレクチャーさせていただきました。陶器と磁器の違いから始まり、光と色のこと、緑という色の持つ イメージ、カーセラピーなどをお話した後、私の本を使ってカラートンやお花の色あわせのこと。
レッスンの様子をご参加いただいた女優の石井めぐみさんがブログにアップしてくださいました。
参加者の個性あふれる作品が笠間焼きのビアマグ、そばちょこ、お茶碗を使ってできあがりました。
フラワーアレンジメントが初めて、という方も何人かいらっしゃって、フラワーアレンジメントにこれからももっと親しいんで頂きたいと思いました。生活の中の器に、さりげなくお花を活けるだけで、生活に潤いをもたらしますね。