2009年 12月 30日
水仙の香り
一年の仕事が終わりました。人通りの少ないロケーションの店だから、お花はたくさんは売れませんでしたが、顔馴染みの方が買いに来てくださるので、まあ、よしとしなくてはいけませんね。「良い年を!」と挨拶を交わすのが喜びかな。さて、店から持ち帰ったお花を玄関やリビングにいけましたが、寝室には香のよい、水仙、スイートピーとバラ。エンジェルカードでもフラワーパワーのカードが出ました。水仙の香りを楽しみながら、眠りにつきたいと思います。因みにこのブログは携帯から。
2009年 12月 30日
一年の仕事が終わりました。人通りの少ないロケーションの店だから、お花はたくさんは売れませんでしたが、顔馴染みの方が買いに来てくださるので、まあ、よしとしなくてはいけませんね。「良い年を!」と挨拶を交わすのが喜びかな。さて、店から持ち帰ったお花を玄関やリビングにいけましたが、寝室には香のよい、水仙、スイートピーとバラ。エンジェルカードでもフラワーパワーのカードが出ました。水仙の香りを楽しみながら、眠りにつきたいと思います。因みにこのブログは携帯から。
2009年 12月 29日
昨日は仕事で出ていました。
お正月のお花がたくさん入荷しました。
といいましても、お正月のお花を買いにきてくださる方はまだ少しで、昨日は仕事納めということもあって、送別の花束などがいくつか注文が入りました。
バタバタして疲れていましたが、夜はジャズポップ三田会(JPM)の忘年会に行きました。
表参道のスタジオ、シュロスで行われました。
この会場では昨年はアトリエオルタンシアの作品展をさせていただいたのを初め、今年の7月にはシャンソンライブとフラワーパフォーマンスをさせていただいたり、6月のスウェーデンジャズライブに伺ったりと、ご縁が続いています。
昨日はくじ引きの番号札が27番で、それを引いた瞬間、「当たる」と思いました。
これは私の中学校3年間の出席番号で、馴染みのある番号なのです。
ふふふ、くじ引きタイムで、一番最初に呼ばれたのが27番でした!
当たりました!私の直感も少し磨かれてきたかしら?
でも、一番最初に呼ばれたということは、商品は末等で、お菓子の詰め合わせでしたが・・・
感があったったということに喜びを感じました。
私が御提供した花束は上位の3等くらいに商品となっていました。
1等はセイコーの時計です!。服部さんがこの会のチーフですから。
私の友人は昨年はこの時計を見事にゲットしました。(今年はスウェーデンジャズのCDと服部さんのCD)
さてさて、昨日の宴の余韻を残しつつ、今日は自宅の大掃除です。
と言ってもまずは私のお気に入りのパワーストーンを置いてある出窓の掃除です。
出窓ですから、月の光も太陽の光も取り入れられます。
自然のパワーに感謝です。
このことに気づかせてくださった友人の明美さんとの出会いにも感謝しています。
いろいろな方との出会いに感謝しつつ、後もうひと踏ん張り掃除をします。
明日はお店で最後のお花を売ります。たくさん売れますように・・・
そして、来年に続きますように・・・
2009年 12月 23日
フォトブックが機械に写真のデータを入れ込むだけでできる、と友人の谷村さんが教えてくれました。
どの写真を使おうか、とパソコンのファイルを見なおしていたら、今年1月にフランス、プロヴァンスを旅した時の何気ない風景写真に写る空、雲がとっても素晴らしいことに気がつきました。
そして出来てきたフォトブック。なかなかの出来栄えです。
Dream Writerこと谷村さんにポエムを書いてもらおうかと思ったのですが、思い入れのあるこの旅を自分で締めくくろうと思いました。そこで年が明けないうちに取り急ぎ、フォト&エッセイをアップします。
「冬のマルセイユ」
漁師のおかみさん達が魚を売る朝の港。一日の始まりにまだ重い緞帳が下ろされている。
ミストラル(プロヴァンスの北風)がこの緞帳を吹き飛ばしてくれるのだろうか?
どんな一日がはじまるのだろうか?旅の初日は何か、に期待している。
水面に映るボートの白い影。
港を歩くうちに雲の色にも海の色にもほんのり青みが差し始める。
やはり緞帳は上がった。
ミストラルに雲は綿菓子のように飛ばされていく。町のメリーゴーランドも回りだした。
小さな花市がでていた。1月だというのに早くも春の花がカラフルに並んでいた。
「どこで仕入れたの?ニースの市場?」
「3束買ったら安くするよ。」
「ごめんなさい。1束でいいわ」
花屋のおじさんと会話しながら、黄色のミモザを買った。
町の花屋で買った花を束ね、ホテルの部屋に飾った。
旅の宿がマイルームに変わる。
「タラスコン」
起源はインド更紗だというプロヴァンス特産のプリント布、ソレイヤードに魅せられ、ソレイヤード美術館に行く計画を立てた。
ローカル線とバスを乗り継ぎ片田舎のタラスコンへ。
降り立った小さなまちの駅前にカフェが一軒。
メレンゲのような雲がうかんでいた。冬だというのに日差しが暖かい。
地図を片手に、人気のない路地を歩く。
空から誰かが道案内をしてくれていたようだ。
路地の奥にひっそりとたたずむソレイヤード美術館。
「あー、ここに来たかった・・・」
嬉しさと安堵感。
多くの美しい布の展示のほかに、プリントの木型もいくつか。
プロヴァンスの風土、文化に根差したデザインが生まれたんだな・・・とかつてのプロヴァンスの繁栄と文化の高さを思い描く・・・
美術館を出て、駅までの道に劇場があった。
「こんな小さな町にも劇場が・・・」と見上げてみたら、天使が空を舞っていた。
「タラスコンからエクサンプロヴァンスへ」
私が初めて海外生活をした町、エクサンプロヴァンス。私のフランス好きを植え付けた町でもある。
久しぶりのエクスは抜けるような青い空で迎えてくれた。
このグラネ美術館で、大好きなセザンヌ絵画と出会う。
懐かしい町をゆっくり歩いた。思い出のカフェにも立ち寄り、行きかう人をただただ眺めていた。時はあっという間に過ぎ、夕暮れに。
神々しい空が町の中心の噴水を包み込む。
「再びマルセイユの朝」
朝8時半。遅い夜明けを待って、港のカフェへ。朝の冷気が心地よい。
オレンジジュース、カフェオレ、クロワッサン、そしてブーケの撮影。
港の対岸の寺院も遠景に入れ込んで・・・
花市で買ったミモザとソレイヤード美術館で買った布を合わせてみた。
日本から持ってきた帯締め、帯揚げをアクセントにして。
日本とフランスのフュージョン。私の目指すスタイル。
窓から自然光が差し込むホテルの部屋での撮影。
マルセイユ近郊の町、レスタック。セザンヌがここからの絵を何枚か描いている。
オルセー美術館に展示されている絵画とまさに同じ景色。
赤い屋根の家と青い海。ミストラルに吹き飛ばされた雲はまるで天使が空を舞っているよう。
マルセイユの沿岸。切り立つ断崖。影に吹き飛ばされそうになりながら、カメラのシャッターを切った。
雲が描く空の絵画。自然が生み出す芸術。
プロヴァンスの旅で私の心に刻まれたもの・・・
それはle ciel et les fleurs(空と花)
2009年 12月 20日
今日は高輪プリンツヒェンガルテンのウェディングのお仕事がありました。(昨日もありましたが)
今日のカップルは黄色がお好きで、黄、茶、ゴールドをテーマカラーにしたクリスマスウェディングでした。
茶色のフレンチリボンとトーヒ(実)も入れ込みました。
チャペルのアーチも同じ色合いで。
朝8時から現場でセッティングしましたので、初めはとても寒かったのですが、
式も終り、フラワーシャーワー、ブーケトスのころは真っ青な空に太陽が輝き、
天も祝福しているような温かさになりました。
今日は黄色がベースでしたが、これまでに「定番の赤で」、「森のイメージで・・・」というリクエストにも対応してきました。
クリスマスシーズンならではの楽しさが、デザインをする側にもあります。
新郎、新婦の門出に乾杯!
2009年 12月 18日
今日はクリスマスアレンジの作成・発送、明日のウェディングの準備など、あわただしくしていました。
外は2月並みの寒さだというけれど、お店の中は暖房なしで・・・
7時過ぎに仕事を終え、「疲れた・・・・」と思いながらいつもの帰り道を歩いていました。
国際フォーラムの中庭。私の大好きな空間なのですが、今日はイルミネーションが!!
Marche de Noel de Strasubourg a Tokyoと称して、ドイツとフランス国境近くのストラスブールのクリスマス市を東京で再現しているような企画なのでしょう。先日から出店がでていましたが、今日からイルミネーションが始まったみたい。
光のアーチが思わず私の心を和ませてくれました。光っていいですね。
京葉線を降り地元に帰りつくと、空にはきれいな星も輝いていました。
オリオン座の斜め下に輝く青白いきれいな星は何かな・・・
2009年 12月 17日
今週は季節柄仕事が忙しいのですが、アフター7もいろいろとイベントがあり、火曜日、水曜日は
帰りが遅く、ブログもアップできないまま。
やっと火曜日のことをアップします。
ピアニストの須藤信一郎君とは数年前にタンゴのライブ演奏で知り合いましたが、その後、私のフラワーアレンジメントとのコラボレーションを何度かさせていただいています。
12月15日は彼のソロライブが外苑前のライブハウスでありました。
ちょうど彼のバースデーだそうで、オレンジのバラなどを束ねた花束を持って、
友人のMさんとの待ち合わせのカフェに駆けつけました。
赤ワインを飲みながら私を待っていてくれたMさんにあわせ、私も赤ワインで乾杯。
サラダ・ニソワーズを急いでいただき、すぐ隣のライブハウス、ジマジンへ。
須藤君は35歳になったそうですが、20代にも見えます。
朴訥と話す様子からは、頼りなさげに見えるのですが、ひとたび鍵盤に彼の手が触れるや、
奇才を放つ素晴らしい演奏が繰り広げられます。
今回はかれの作曲したオリジナルの曲を中心に演奏しました。
彼が数年前に福島県のいわき市立美術館の依頼で、「ベルギー・ゲント美術館展」の絵画からインスピレーションを得て作曲した曲「インテリア」「傾いた時間」というものもありました。
かれの曲を聴きながら、逆にその絵画を見てみたくなりました。
古い鍵盤楽器も電車で持参してきたとのことで、温かい音色を演奏してくれました。
タンゴが好きな私には、ピアソラの「南に帰ろう」というさびしげな曲もよかったですね・・・
それから見事だったのは、アンコールに、会場から、「35歳の誕生日を迎えた心境を即興で!」
というリクエストに、心のひだを表すような複雑でありながら、軽やかなメロディーを
流れるように弾き上げたことです!!
これからの活躍が楽しみなピアニストです。
赤ワイン2杯とともに、久しぶりにMさんとのおしゃべりも楽しんだ青山の夜でした。
2009年 12月 10日
一昨年前に広尾のベレンゴギャラリーでの個展で彼の作品と出会ってから、彼の作品のファンになっています。
これはその時の作品の一つ。
今、私のショップで委託販売もしています。透明なガラスの質感が素晴らしいんです。
昨年は私の展示会に作品を作っていいただき、花を生けました。
その、お気に入りのガラス器を今年のJALカップコンテストでも使いました。
ぽってりとしたガラスの重量感、花を生けるとくきが屈折して見えます。
彼の個展が12日まで祐天寺のギャラリーで開かれています。
先日オープニングレセプションにご招待され、伺ってきました。
大作もあれば、ワイングラスや一夜漬け器などの生活に即したものもあり、とても楽しめました。
裏千家のお茶をしている友人も一緒に行きましたが、彼女はお菓子器になりそうなコンポートをいち早く購入しました。とっても素敵でしたよ。
彼のホームページが出来ました。ぜひ、観てみてください。
日本を代表するガラス作家です。
http://omura-glass.com/index_j.html
2009年 12月 08日
先日、5年ほど前に高輪プリンツヒェンガルテンのウェディングの装花を担当させていただいたお客様からご連絡があり、今年のクリスマスリースは思い出のウェディングブーケの色で作ってほしいということでした。
結婚式のブーケ、カクテルブーケ、会場装花を担当させていただき、その後も何度かお花のご注文をいただいていましたが、今回のお電話は本当に久しぶり。
よくぞ覚えていてくださいました!というくらい感激しました。
リースを飾る玄関のお写真を添付していただきましたが、そこには三輪車が写っていて、お子さんもできているのね・・・と微笑ましく拝見しました。
さて、カクテルブーケやウェルカムボードで使った、淡いパープル系ピンクやボルドー色のバラを入れてほしいというリクエスト。
そして、クリスマス後も飾っておきたいとおっしゃるので、プリザーブドフラワーのバラと、アートフラワーのモーブ色の花。そして、生のヒバ、ヒムロ杉を使い、色、持ち、コストをクリアーさせました。
、
2009年 12月 07日
奈良の大峯山の奥に神聖な神社があります。
そこをこれまでに何度も訪ねている友人の明美さん、Cさんのナビで、羽田9:30発ー伊丹空港10:30着のフライトの後、レンタカーで行きました。
途中、奈良盆地のあたりの山々は、見事な紅葉。まるで錦の織物のようでした。
そのうち針葉樹になり、緑濃い、山奥に道は進んでいきました。
こんなところに!と思うようなこじゃれた喫茶店があり、そこで遅めのランチ。
パスタのランチの後、お店の方が、東京からはるばるやって来た、私たち女性7人に裏庭で採ったという柿をサービスで出してくださいました。
「天河神社の後は、今日は洞川温泉にお泊まりですか?」と聞かれ、
「いえ、日帰りです!」
と答えるとびっくりしていました。
そこから30分、山道を登っていくと、天河神社はおごそかに在りました。
空気が凛とはりつめているようでした。
手水鉢の水がこんこんとわき出ていて、そこで、パワーストーンも洗いましたが、石の輝きが
ぐっと違ってきました。
柵に囲われた大きな石があり、そこに手をかざすと、なんと温かく感じました!どんなパワーがでているのでしょうか!
7人そろっておはらいをしていただきました。神主さんの祝詞と和太鼓の音が体に響き、心の中が浄化されていくような気がしました。
おみくじも引きましたが、なんと凶。
明美さんやCさんもたいがい凶がでるんですって。
戒められました・・・・
さて、次はさらに山奥に上り、洞川にあるハ大龍王堂へ。
ここは水業をするひとが訪ねるところのようです。
明美さんは骨折をしていたときに足を水につけたら、治りが早かったというので、
私も、水を汲んで、痛めている右手にかけてきました。そんなわけで、今日は調子がいいかな。
ここでは、龍が私たちに心の平安を与えてくださるそうです。
パワーもアップして、後は一路伊丹空港へ。
途中、名物の柿の葉ずしを沿道で買い、車の中でいただきました。
柿の葉に包まれた押しずしで、鯖、鮭、鯛の種類があります。
おなかも満たされ、会話も弾み、楽しい帰路でしたが・・・・・・
途中渋滞があり、伊丹空港19:30のフライトに間に合わないかも?というピンチになりましたが、
明美さんの運転の素晴らしさで、なにわナンバー、和泉ナンバーの車をけちらし?19:07伊丹空港着。さらに、レンタカーを返しに行った明美さんも19:17には搭乗でき、セーフ!
きっと間に合うって、みんな思っていましたから、そんな結果になりましたね^^
とても充実した一日でした。
楽しいお仲間に感謝です。
2009年 12月 05日
12月6日が特別な日、というお客様がお見えになりました。(いつもお世話になっている顔見知りのかたですが)
バラの花を126本贈りたい、と言うではありませんか!
お誕生日のお祝いだとい言うので、「あげる方の年齢分でいいのんじゃない?!」、38本のばらを束ねて見せたのですが、それでは「普通」ということで、やはり、126本にこだわられました。
そんなわけでお作りしたのがこのアレンジ。
花束では束ねきれませんので、アレンジしました。
ピンクのバラとピンクのリボンが可愛いです。
特別な日の思いのお手伝いを出来たかしら・・・・
私は12月6日、奈良の天河神社に行ってきます!