2009年
12月
02日
友人の明美さんと一緒に行った本屋さんで勧められた浅見帆帆子さんの「宇宙につながると夢がかなう」という本を読みました。
これまでに明美さんに言われていたことが書かれているのですが、イラスト入りで、すんなりと頭にはいってきました。
確かに、最近は空をながめては雲の美しさに感動したり、夜空の月の満ち欠けも関心を持って眺めています。
1月にフランスを旅して撮った写真をあらためて見ていたら、何気なく撮った風景写真の空の雲がとってもいい味を出しているので、今度フォトブックにしてもらおうと思っています。
さて、昨日、スクールの問い合わせや花束のオーダーが数件ありました。
その中で、スクールの問い合わせをしてくださった方は私の著書「花でめぐるフランス」がきっかけで、フランスを一人旅したとのこと。
嬉しいメールを一部ご紹介させていただきます。
「私は、先生の「花でめぐるフランス」の本を通して、先生の
和の小物を取り入れたアレンジメントにとても惹かれ、それがきっかけで
本の中の世界を自分も体験したいと思い、去年パリ~ニース~モナコと
短いながらも一週間一人旅をしました。
その時に体験したことは、私の今まで過ごしてきた中でも宝物であり、
「花でめぐるフランス」のおかげだと思っています。
帰国後も先生の本を読ませていただくたび、疲れている時も心が軽くなり、
私も、人に訴えかけられる作品を作りたいと思い受講を希望しました。」
*そして、もう一人の方は、病院の医局の忘年会でドクターに贈るパリ風花束をご注文してくださいました。その方も、わたしの本を読んで、感動して初めてオーダーをしてきてくださいました。

出版して2年以上たち、反応がいまいちつかめなかったときに、こんなうれしいことが同日におこりました。嬉しいシンクロ!
今日も月がきれいです。宇宙につながったかな^^
2009年
11月
30日
友人のみちよさんはおしゃれなアジアンテイストの雑貨を取り扱うサイトを開いています。
その名はThe Bliss
①そこで取り扱うマンゴーウッドの花器にクリスマス風のアレンジを私・アトリエオルタンシアがして、発送します。コラボです。

②これはThe Bliss向けにデザインしたスワッグ(壁掛け)です。
ちなみにアトリエオルタンシアのスクールのレッスンでも作りますが、赤い色の実が入ったりしています。
The Bliss仕様はマニアックなシックバージョンです。

2009年
11月
28日
来週は、もう12月。
一年って早いですね。町の中はクリスマスのデコレーションが増えてきました。
クリスマスパーティーの予定も入ってきていますね。
来週はポインセチアも仕入れ、店前をクリスマス色にしなくては・・・
高輪プリンツヒェンガルテンでのウェディングも、お客様と相談して、クリスマス風なウェディング
装花をデザインします。12月のウェディングならでは!です。
アトリエオルタンシアも、ホームページにクリスマス限定商品をアップしました。
ぜひ、ごらんください。

ゴールドのツリー型のキャンドルをシックにアレンジしました。

テーブルに置くリースです。キャンドルホルダーからキャンドルの光がこぼれます。

赤バラをきゅっとつめたアレンジ。

これもかわいらしいキャンドルアレンジ。
2009年
11月
25日
私の従兄弟が、2週間前に会社で倒れ、意識がない状態が続いていました。
単身赴任先でこことでした。
私は奇跡を信じ、超人間的な神の力を頼りに、意識が戻り、元気になることを祈っていました。
しかし、残念なことに一昨日力尽きて亡くなりました。
私は実家をウェディングのアトリエにしていますが、その隣に住む従兄弟家族は仲が良く、微笑ましく映っていました。
子煩悩のパパと、パパっ子の娘二人。小学5年生と幼稚園児です。
幼い女の子が突然、最愛のパパを失ってしまったのです。
お通夜では涙をこらえていました。
お姉ちゃんのほうは、妹を気づかい、気丈にしています。
精進落としの時は、妹は無邪気に親戚の私たちとはしゃいでいましたが・・・・
本心を子供心にもカモフラージュしていたのかもしれません。
お葬式が終わり家に帰ると寂しさがでるのでは?・・・・と思い、せめてもお花の力を借りたいと思い、彼女たちが喜びそうなアレンジメントを届けました。

残された家族が幸せに暮らせますように。
姿は見えなくても魂は常に存在すること、それが彼女たちの心の支えになります。
2009年
11月
23日
昨日、友人で、お茶の先生をしているMさんとその先生が主宰するお茶会があり、
「日本文化をもっと知らなくちゃ!」と思っていた私をお誘い下さいました。
場所は目白庭園の中にある赤鳥庵。
門構えは江戸で普及した長屋門です。


門をくぐるとそこは都心とは思えないような静寂の空間。
まさに紅葉が一番美しい時でした。


私はOL時代に裏千家のお茶を少しだけ習いましたが、それ以降はまったくお茶会などいったことがありませんでしたので、友人のMさんやご一緒にお茶席に入ったご友人の方々に教えをこいながらの参加でした。
濃茶と薄茶のふた席があり、薄茶はいろいろなところで口にすることはあると思いますが、
濃茶は初めて!練ったような濃いお抹茶を、3人でまわしのみなんです。
もちろん、濡れたお布巾で、お茶碗の口をぬぐって、お隣の方に回します。
そして、3人目の人は、さいごに音を立てて吸い上げます。それがお作法なんですって。
そして、お道具の拝見。
だいじなお茶碗は両手で持って拝見します。
床の間の掛け軸。花の器、花の説明も。
そして、棚やお釜、水差しなどにも話が及びます。
どこの、誰誰の作の茶入れです・・・とか。
うーん!総合芸術ですね・・・奥が深すぎ!

裏千家お家元の書の掛け軸。

志野焼きの花入れに生けた白玉椿とどうだんつつじ。
茶花は楚々としていてこれもいいものです。
お茶の前にいただいたお菓子は、季節を表した紅葉きんとんと亥の子餅。
鶴屋八幡製の上品なお味が、お茶を引き立てていました。
足のしびれが若干気になりましたが、異空間での日本文化体験を楽しみました。
幽玄の世界の入口をちょっとだけ、のぞいてみました。
2009年
11月
18日
日本を代表する陶器メーカーNARUMIが銀座の交詢ビルにセレクトショップをオープンします。
その名もDIECI GINZA。

ボーンチャイナの上質な乳白色は色彩学のマンセル・カラーシステム(色の明度を示す基準)で
「理想の白」をあらわすスケール=10とされているところから、イタリア語の10、つまり
DIECI。
店内は明るい雰囲気で、白とベージュ、そして黒のアクセントで統一されています。

本日はプレスオープンで、この企画を請け負っている代理店からお祝いのお花の注文をいただきました。
あくまでも白を基調にした床置きのアレンジがご希望でした。
急なオーダーでしたが、なんとか白い花を用意することが出来ました。
シンビジューム、カサブランカ、デンファレ、バラのティネケ、トルコキキョウ、スプレイストック。
白のニュアンスがそれぞれ違います。
NARUMIの新作にはジョエル・ロブション氏とのコラボレーションによるテーブルウェアで、折り紙をモチーフにしているものがあると伺っていたので、アレンジの中に、先日銀座松屋の着物展で購入した、昭和初期の着物地をあしらい、白い陶器の花器にアクセントをつけました。

昨日、ガラス作家の大村俊二さんとお話しする機会があり、彼がかつてイタリアのトスカーナ地方の大理石の産地で、微妙にニュアンスの違う白の大理石で、彫刻をしていたことがあるという話をうかがいました。白の花でいける私の話とかぶり、アート談義に花が咲きました。
白って、色味はないのですが、人の心に与える印象は深い物がありますね。
2009年
11月
12日
よくご注文をいただく、歯医者のSさんから、「スタッフの妹さんが保母さんになる学校に合格したので、お祝いのお花を贈りたい」というご注文をいただきました。心配りの優しいSさんです。
そこでお贈りしたのがこのアレンジ。

「合格おめでとう」
これまでの努力をたたえる温かな気持ち(オレンジ色)とこれから進む未来への希望(黄色)を組み合わせています。
「おめでとう」にもいろいろなシチュエーションがありますね。
その時々で色の組み合わせ、お花の組み合わせが違ってきます。
2009年
11月
10日
先日エステをしていただいた、ゴッドハンドを持つエステティシャンのY子ちゃんのオーダーで、彼女のお友達のエステサロンの1周年記念のお祝いに、プリザーブドフラワーをお作りしました。
自由が丘にあるサロンの雰囲気をホームページから拝見し、サロンの雰囲気に合わせてエレガントでかつラグジュアリーな仕上がりにしました。

エステティシャンのY子ちゃんも美女ですが、お友達のエステティシャンも美しい・・・
エステティシャンは女性に夢を与えるお仕事ですから、美女は必須条件なのかしら?(笑)
そんな素敵なサロンに友情の1周年記念のアレンジメントをお届け出来て私もお肌つやつやの気分です。