2018年
6月
08日
恵比寿の山種美術館で「琳派」を観ました。
山種美術館の所蔵の俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一から20世紀のグラフィックデザイナー田中光一迄見応えのある企画展でした。
私は淋派に興味があるので何冊か関連の本も読んでいます。
日本人の自然観、美意識に共感します。
淋派をテーマに何か表現してみたい、と思います。
恵比寿繋がりで美術館の後は、日仏会館でのイベント「ロワール地方の食文化琳派と料理」に参加しました。
興味深いお話とお料理、そしてロワールの料理であるリエットの作り方をシェフがデモンストレーション。
2018年
6月
01日
6月となりました。
昨年12月、パリ、ルーブルで行われた美術展サロン・デ・ボザールに招待作家として出展し、審査員特別賞をいただきました。
日本絵画の長谷川等伯の松林図屏風からインスパイアされて、生きた松などを使って和紙に影を落とし、立体的な墨絵の世界を表現しました。
今年に入り、日々の様々な仕事、雑事、楽しいことを重ねてきました。
京都や袋田にも行き、自然の恵みを感じてきました。
新しい出会い(日本人、フランス人)もありました。
ウェディングブーケの作成を通じて若い幸せな世代とも交流しています。
節目の年にあたり、これからの生き様を考えるタイミング・・・ もう少し、花の仕事を頑張っていこうと思います。
日本の美意識をフラワーアートで表現したいと思います。
そんな機会を探しています。絶賛受付中!です。
宜しくお願いいたします。
2018年
5月
29日
ティーポットやカップに花を生け、それをどう配置して美しく見せるか?というレッスンをしました。
まず、ティーポットの色やカップの色の組み合わせを決めていただきました。
そしてそれに合わせて花を選び。生けます。
配置をどうすることによってそれぞれが生きるか?、3つが一つの作品となるか?がテーマです。
スズランがマストアイテム。
生徒さん、それぞれの作品。
こちらは花材が変わって。カラーが入っています。
更に花材が変わって。紫陽花をいれて。
2018年
5月
26日
八芳園で挙式の花嫁様にブーケをお届けしてきました。
お仕度中の花嫁様に喜んでい頂けました。フラワーデザイナー冥利につきます。
季節の白い芍薬、そして白紫陽花も手に入りました。白バラはブルゴーニュ。丸いシェイプが人気です。
こちらはトスブーケ
2018年
5月
26日
友人が茨城県の袋田の滝近くに、カフェを開いていて、いつか行ってみたい、と思っていました。
そのいつか、は思い立って行動しないと始まらないと思い、母の日の激務が終わった今週、行ってきました。
水戸までは全席指定の特急で。その後は水郡線。一時間に1本しかないローカル単線。
その分、風光明媚な景色を楽しめました。
友人のカフェは久慈川に面したテラス席があり、そこでランチをいただきました。
自然栽培の野菜がたっぷりのサラダとパスタ。コーヒー。
全てオーガニック。
川のせせらぎの音、鳥のさえずりを聞きながら、心も体も浄化されていく気がしました。
車で数分の所に袋田の滝がありました。
ここには温泉もあり、活火山の影響で滝が出来たのではないかしら?と「ブラタモリ」さながら考察(笑い)
雄大な滝は自然の恵み!爆音も心地よく体に響きました。
2018年
5月
24日
スモークツリーが出回っています。
個性的な枝物ですね。
レッスンでスモークツリーを生けていただきました。
こちらはバイカウツギ。
初めて投げ入れをする生徒さんですが、上手にできました。
2018年
5月
23日
宝塚宙組みのジェンヌさんのパーティにお花を依頼されました。
テーマは「シトラスの風」
黄色の濃淡、ライム色でまとめ、レモンの輪切りをアクセントに。
シトラスの香りがほのかに・・・・
2018年
5月
17日
初夏のような気候となりました。
フラワースクールでは、枝物、リョウブを使ってガラス器に投げ入れのレッスンをしました。
リョウブの枝ぶりをいかし、思い思いの花を選んで活けていただきました。
2018年
5月
15日
母の日前の1週間は肌寒いくらいの気温でした。お花にとっては丁度良い気温でした。
オルタンシアにご注文いただいた方のお花は、「あの方のお母さまへ・・・・」という思いで一つづ丁寧に作成、ラッピング、発送致しました。
ヤマト便の検索ではほぼ着日にお届け完了していました。安心しました。
お送りしたお花の一例を記録としてこちらにアップしてお行きます。
2018年
5月
06日
東京国立博物館で行われている「名作誕生 繋がっる日本美術」の監修をなさっている美術史学者の小林忠先生と映像作家の藤ひさし氏による事前解説講座に参加しました。
お二人の軽妙な会話の中には、珠玉の知識、逸話がちりばめられていて、大変楽しく拝聴しました。
私が昨年来傾倒している長谷川等伯の「松林図屏風」も展示してあり、等伯があの絵を描くまでに至るにあたって、時代を遡り三保の松原の墨絵との繋がりをあげるなど、面白い切り口で展示がされていました。
また、伊藤若冲や狩野探幽が中国絵画を模倣し、独自の絵画を作り上げた過程なども面白く展示してありました。
「祈りをつなぐ」という空間では絵画の、普賢菩薩像 と 木彫の普賢菩薩騎象贈像が前後に一望できる展示も監修者のこだわりの様です。
古典文学、「伊勢物語」のモチーフとして、杜若文様の光琳の硯箱と打掛が同時に展示してあるのも面白かったです。
この打掛は、何度も図録や本なので見たことのあるものでした。2012年に江戸時代の着物と花の展示をさせていただいた時のことを思い出しました。