アーカイブ 「旅のエッセイ」

2010年 2月 16日

パリから来たテキスタイルと雑貨たち

パリのレンヌ通りを歩いていて偶然見つけたテキスタイルのお店でソルド価格で素敵な生地を買いました。
フラワーショップのお花を並べるのテーブルのクロスにしようと6メートル買ってきました。(重かった!)
うちのスタッフちゃんに端ミシンをかけてもらい、見事にテーブルクロスとなりました。
鳥の柄が入っているところがヨーロッパぽいね!とスタッフと話しています。

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このお花柄のカンは植木の鉢カバーにもなりそう。パリのパッシー通りで見つけました。

そして、2月9日のブログでも書きましたが、モンマルトルの生地屋さんで見つけた紫陽花柄の重厚な織の生地。オルタンシア柄に惚れ込んで買ってきました。
そこで、フラワーショップの一角にカーテンぽくしつらえました。

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サンルイ島やマレで見つけたボックスやキャンドルホルダー、さらにはサンジェルマンから抱えてきた銀色の花瓶も特等席にディプレイしました。
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2010年 2月 15日

パリ日本文化会館のディスプレイ2010

パリのエッフェル塔の近く、セーヌ川にかかるグルネル橋を渡ったところに、ガラス張りの建物があります。
それがパリ日本文化会館です。
ガラス張りの1階部分にブティックがあり、そちらでは日本に関する書籍や陶器、雑貨などを販売しています。
2006年から私のアートフラワーのアレンジメントを展示販売させていただいています。
2008年には帯を添えた大きなアレンジメントを作らせていただきましたがフランス人のかたが買ってくださり、今回のパリ訪問は再度ディスプレイ用のアレンジメントを作る目的もありました。

あらかじめ、ブティックにある花器の写真をお送りいただき、それにあわせたデザインを考え、アートフラワーや帯などを日本から持って行きました。(スーツケースの半分は材料のアートフラワー、帯、ペンチでした)

外から見えるメインの位置に置くアレンジメントはブルーに白い小花が描かれた花瓶に生けることにしました。季節的にもほんのり淡いピンクの桜の枝を印象的に使いました。そして、芍薬、ボタンなどでアクセント。黒いしゅすの帯をそえました。大正時代のアンティークです。

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もうひとつ大きなアレンジを作りました。萌黄色でまとめた勢いのあるものです。
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他にも小さなアレンジを数点。マンゴーウッドのシンプルなベースにマグノリアを生けたものと椿を生けたもの。このベースは友人のみちよさんがブリスで輸入販売しています。
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そのほかのアレンジ。
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パリで長年ビジネスをなさっている方のアドヴァイスで、フランス人が経営する、畳を用いたベッドなどの寝具メーカーOMOTEのブティックを見に行きました。
フランス人好みに和を取り入れたデザインです。和紙の行燈風スタンドも安いものがよく売れているそうです。(30ユーロくらい)竹を使ったしゃれたものは値段が高いのか、いま一つ売れ行きが伸びないとか・・・

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現代の日本の一般生活での花文化はフラワーアレンジメントです。
私は生け花も習いましたし、パリ風のアレンジメントも習いましたが、今思うことは、
日本人の感性でいけるフラワーアレンジメントをフランスに発信したいとということです。
これまでに多くの文化が融合しながら新しい文化を生み出してきたように、今まさに新しい和と洋
のフュージョンが生まれています。

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2010年 2月 13日

パリのヴァレンタイン事情に異変?

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一昨日パリから帰国しました。
旅先からブログをアップしていましたが、読んでくださった方々ありがとうございました。

少しづつ、一眼レフカメラで撮った写真を掲載していきたいと思います。

さて、まず初めにどれからにしようかしら?と思ったのですが、何しろ明日はヴァレンタインデーですので、
ヴァレンタイン関連のことから・・・

みなさんご存知のように、ヴァレンタインデーに女性から男性にチョコレートをあげる週間は日本特有のようです。この日は恋人たちの日、お互いにプレゼントを贈りあうか、男性が女性に花束やそのほかのプレゼントをあげることが大筋のようです。
2年前、パリでヴァレンタインデーに滞在していたとき、男性が花屋さんで花束やアレンジメントを買う姿をたくさん目にしました。・・・・と、ヴァレンタインデーの主流はお花のようだったのですが、

パリ在住の友人の話によると、日本のチョコレートの過熱販売に目を付けたフランスのチョコレート店が、
日本のようにヴァレンタインデーに販売増加を狙ってきているようなのです。

確かに、老舗のしっかりしたチョコレート店までもが、日本のカジュアル路線のようなチープなパッケージをウェィンドーに並べていました!
日本のヴァアレンタイン文化が逆輸入されたみたいです。
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そして、こちらは日本でもおなじみのラデュレのウィンドウ。いつも季節感のある楽しいディスプレイがされています。
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お花屋さんのウェィンドーも勿論、ヴァレンタインです。
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ヌイイにある有名な花屋さんエリック・ショヴァンのお店に8日に訪ねましたが、ヴァレンタインのディスプレイは11日にします、と言っていました。お花屋さんは少し余裕かな。
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2010年 2月 11日

旅の終盤

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今はシャルルドゴール空港のエアフランスのラウンジです。いよいよフランスを後にするときがきました。お昼を食べたブラッスリーで、先に買ったアンティークのブローチのピンが動かなかったので、またアンティークショップにもどりました。そこで、このエンジェルのブローチに釘付けになってしまいました。オーナーは先に買ったものと交換してもいいよ、というので、これを手にしました!年代はやはり1900年くらいのものです。この旅では色々なところでエンジェルが登場しました。色々な人との有益でフレンドリーな出会いはエンジェルのおかげかも。(笑)これからの展開を委ねたいと思います。
フランスでお世話いただいたくみさんや、なっきーさん、U氏、K氏、S氏、T氏 に感謝です。また、ブログを読んで書き込みいただいた方にも感謝です。一人旅が一人旅以上のパワーをいただきました。では、日本で。

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2010年 2月 10日

雪に誘われて入ったお店

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ホテルを出たときは晴れていたのに、急に雲り、粉雪が降りだしたと思いながらも、サンルイ島に向かって歩いていました、どんどん雪はひどくなり、傘なしで歩いていたわたしのマフラーや帽子に雪がつもりだしました!行こうと思っていたサンポールのアンティーク店が集まる一角はなぜかまだ閉まっているし、雪はどんどん降ってくるしでなんとか早くどこかカフェに入ろうとサンルイ島を急ぎ足で歩いていたら、メインストリートから横に入った道にアンティークのお店が!私に手の届くものはあるのかな、と恐る恐る店に入ると、優しそうな年配の男性がいました。まずは、メレダイヤのハート型のフォトフレームをきめました。1900年から1930年のもの。それだけではすみませんでした。素敵なアクセサリーのケースの中には年代を重ねた数々のアクセサリーが鎮座しています。その中から1850年代のブローチと1900年から1920年代のブレスレットを買いました。三点でかなりのディスカウント!このお店、日本の雑誌フィガロに掲載されていたみたいで雑誌が置いてありましたが、私は全く
知らず、雪に誘われてこのお店にだどり着いた、と話したら、メルシー、ネージュ!と笑いながらオーナーが。楽しく写真撮影なんかもして、そういえば、このあたりでお昼を食べるのにおすすめのレストランはありますか?と聞いたら、カジュアルだけど美味しいお店を紹介してくれました。道案内までしてくれて。そして今はそのブラッスリーからブログをアップしています。雪はすっかり止み、太陽が積もった雪を眩しくてらしています。素敵な人、物との出会いに感謝です。

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2010年 2月 10日

繊細な和の味

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桜のピンクを基調に和モダンなテイストでまとめた店内は、今の日本でも流行りのデザイン。お料理は手作り豆腐のあんかけ、海老しんじょなどは繊細な鰹節のだしが程よく感じられ、日本で日本料理をいただいているようでした。天ぷら、鯛のゆうあん焼きも美味しかったです。私はコースでいただきましたが、トンカツとご飯を食べているフランス人男性グループもいました。本格的な日本料理がフランスで広がるといいですね。昨年は京都からパリに乗り込んできた板前割烹、ぎろぎろにもいきました。また、今回の旅で、京都のぎろぎろで修業したフランス人が開いている和食テイストをフュージョンさせたフレンチレストラン遊鈴にもいきました。これはまた別途ご紹介しますが。ビジネスとしては、フランス人にも受けいれられるマーケティングが必要だとおもいますが、是非、本格的な日本料理をこれからも展開していただきたいです。ディレクターさんともお話させていただきましたが、エールを送りたいと思います。パリの最後の晩餐は一人でも気軽に美味しいお食事をいただけて、満
足でした。ホテルまで徒歩5分以内という至近距離がさらに魅力です。

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2010年 2月 10日

再度写真を

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パリ日本文化会館のブティックにアートフラワーのディスプレイを5日前にしましたが、ウィンドウに入ってしまうと、外側からうまく写真が撮れなかったので、再度写真を撮らせていただきにうかがいました。これは携帯からですが、こんなかんじです。桜、芍薬、牡丹です。黒い絹の帯は大正時代のもの。店内にはもうひとつ、もえぎ色のアレンジもあります。
さあ、今晩は最後の夜です。最近サンジェルマンにできた、話題の和食のお店、OTO-OTOにいってみます。

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2010年 2月 09日

パッシーのカフェで一休み

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装飾美術館、マルモッタン美術館をまわり、パッシーにきました。以前にパッシーのホテルに泊まっていた時によく来たカフェです。落ち着いたモダンインテリアが好きです。16区は住民の人たちもどこか品がありますねー。タルトオポワールとカフェでエネルギー補給。装飾美術館は二度目でしたが、好きな美術館です。マルモッタン美術館では、モネが晩年に描いたバラの絵が印象に残りました。勿論、印象・日の出も。特設展示ではフォービスムと印象派がありました。
さて、パッシーから階段を降りて、セーヌにかかるグルネル橋を渡って日本文化会館にいきましょう。グルネル橋は好きな橋。映画、ラストタンゴインパリでも登場しますし、のだめカンタービレでも。

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2010年 2月 09日

気になる人

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ホテルの部屋にかかっている一枚の絵画。東洋の血が入ったような美しい女性。エレガントな中にも凛とした強さを感じます。彼女の視線はどこに向けられているのかしら。以前、私の前世はインド系フランス人といわれたことがあるので、妙に気になる人(ひと)です。(笑)

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2010年 2月 09日

ついに・・・

カテゴリー 旅のエッセイ

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暖かいフランスとしか遭遇していなかった私もついに・・・雪と遭遇!小雪が舞っています。ホテルの窓からは、パリ大学に通う学生の姿が見えますが、傘をささずに歩くのがパリ風でしょうか。(笑)朝食を街のカフェでとることが多いのですが、今日は寒いのでホテルでとりました。モネの絵画で有名なマルモッタン美術館の特設展示を観にいこうと思っていますが、この雪模様に出足が遅れています。

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