アーカイブ 「日々の出来事」

2010年 3月 21日

春の嵐の後

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昨晩から明朝にかけての風と雨は半端なものではありませんでしたね。
当然、京葉線は運休でした。
そんな嵐がピタッとおさまり、青空が広がりましたので、久しぶりに近所の界隈にお散歩に出かけたくなりました。

晴天とはいえ、グレーのグラデーションの雲が存在感を誇示していました。
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嵐の爪痕のように、松の枝などが折れて落ちていました。湾岸地域は風が強い・・・

太陽の光を吸収し、1時間近いお散歩から家に戻ってきました。
玄関先のミモザの大木は誇らしげです。
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その下にアスファルトの隙間からなんとすみれが!
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こんな可憐で、華奢な花でも生命力は素晴らしい。
どんな環境でも生きていく、そして、じぶんの花を咲かせる・・・そんな言葉が聞こえてきそう。

そしてこちらは庭のクリスマスローズ。
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なんのお世話もしないのに、泰山木の木陰で、毎年決まって花を咲かせます。
うつむき加減な花なのに、人を引き付ける華があります。

もうじき桜の季節。春の嵐は桜泣かせ。穏やかな日和が続くといいですね。

写真は全て携帯で撮りました。

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2010年 3月 08日

歌舞伎座さよなら公演

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建て替えのために4月いっぱいで現在の歌舞伎座がクローズされます。
先日、思い立って、母を誘って行こうと切符をネットから取りました。

そして、今日、行ってまいりました。
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小学校、中学校の頃、母に連れられてよく観に行っていました。
今の菊五郎、団十郎、亡くなった辰之助が、まだ三之助時代です。
梨園に嫁いだばかりの富司純子さんが、ごひいきさんに御挨拶している姿が初々しかった記憶があります。
(私の祖父も梅幸の後援会に入っていましたが)

その後、日産自動車のOL時代、まさにバブルの頃、新年の社長挨拶は歌舞伎座を貸し切りでした。
新入社員だった私たちは振り袖を着て桟敷席に座らせていただきました。
なんとバブルな時代!!

思い出のある歌舞伎座を懐かしく思いながら久しぶりに歌舞伎を楽しんできました。

あでやかな出し物が多く、私は歌舞伎の衣装にオペラグラスの照準をあて、図柄を楽しみました。

勿論演目にも。玉三郎の女暫はさすがでございまいた。

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2010年 3月 07日

シャネル&ストラビンスキー

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家のリビングに飾ったチューリップが暖房の温かさもあり、これでも!かという程花弁を広げ、
少しかさかさになっているにもかかわらず、力強くそのあでやかさを主張しています。
散りゆく最後の瞬間まで、自分の存在をアピールしているようにも見えます。

今日はのんびりとした朝でしたので、音楽を聞きながら、先日観た映画を思い出しました。

「シャネル&ストラビンスキー」昨年からのシャネルシリーズでは第3番目になります。
私は「ココ・アヴァン・シャネル」を観ています。それもよかったのですが、今回の映画はもっとすごい。
シャネルの人間の大きさを感じました。
こんなコメントを引用します。

「事実として記録されているのは、すでにデザイナーとしての地位を確立していたシャネルが、前衛舞踏曲“春の祭典”を否定されて落ち込むストラビンスキーに、資金面だけでなく自宅を彼と家族に提供した、ということだけ。そこから、映画は分野こそ違え同じ革命家の匂いを相手から嗅ぎ取った(であろう)シャネルが、家族が暮らす隣室で幾度も肉体関係を持った(であろう)後に、世間的な常識に屈して別れを切り出した(であろう)ストラビンスキーに見切りをつけるまでの経緯を、さながら家政婦目線で描写。しかし、「お前は見たんか?」と突っ込む気にはなれない。なぜなら、すべての出来事がシャネルの遺した偉大な足跡や革新的な価値観から1ミリも逸脱していないから。」

映画の中のせりふで、ストラビンスキーがシャネルと口論するところで、「きみは芸術家ではない。ただの洋服屋だ」というのがあったのですが、そこで、彼女の彼に対する気持ちがさーっと引いていくのがよくわかりました。妻が出て行ったあとで、急に誘いをかけてきた彼に対し「私はあなたの愛人ではない」と言い放つところも、さすが、です。それでいて、彼の公演に無名で寄付金を投じるところが、ただの恋愛関係で終わらない彼女の自立した女性として、そして器の大きな姿でした。

晩年、ホテルリッツで最後の時を迎えるまで、自立したシャネルはあでやかさを失わなかったことでしょう。

散りぎわのチューリップをみて、そう思いました。

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2010年 3月 01日

春の兆し

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今朝、うぐいすのさえずりで目が覚めました。
どうやら、庭の泰山木にやってきていたようです。

春がそこまで近づいていますね。

玄関脇のミモザの花も黄色いつぼみから、たわたわの花をのぞかせ始めました。
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昨日は、山梨の早春を楽しんできました。
朝、東京は雨でしたが、甲府に着くと、素晴らしい青空が広がっていました。
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お目当ては、Chef de France というレストランでのパフェランチ。
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フレンチの御料理のデザートが、山梨のフルーツを使った巨大なパフェなのです。
昨年秋に、巨峯パフェをトライしましたが、今の季節はイチゴパフェです。
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一緒に行った友人5名中、3人は大きいほう。私ともう一人は前回の巨峯の経験から小さいほうにしました・・・
フレッシュなイチゴと、アイスクリーム、イチゴのジェラートがバランスよく重なっていました。

ランチの後は、金桜神社へ。沿道には桃の花が咲いていました。
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桜の季節には大勢の人が来る神社も、今は梅がちらほらで、訪れる人は少なく、静かな空気が流れていました。パワースポットでもあります。
水晶発祥の地でもあり、干支の寅の水晶を買いました。
今日から3月。これから始まる春の季節が楽しみです。何かが芽吹いてくる気がします。

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2010年 2月 14日

フォトレッスン@サロン・ラ・アンジェ

女優の石井めぐみさんのサロンでめぐみさんのフォトレッスンがありました。

カメラの機能から、ニュアンスのでる簡単な撮り方を説明してくださり、さて、実践!
これまで私は、身の程知らずにも実力以上に、マニュアルで撮っていましたが、便利な機能を再確認しました。

私がフランスから抱えてきた(笑)ガラスのキャンドルホルダーに花を生け、参加者4名で思い思いに
撮りました。

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このガラスのキャンドルホルダー、数はあまりありませんが、オルタンシアで販売しようと思います。

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2010年 1月 28日

ひとり歩き

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昨夜、五反田にある居酒屋に友人が連れていってくれました。「花善」
居酒屋とはいえ、入口には花の生け込みがされていました。

焼酎が得意のお店らしく、芋、麦、黒糖など焼酎の銘柄が相当ならんでいました。
銘柄の名前に惹かれて注文したのが「ひとり歩き」

来週からのフランスの旅はまさにひとり歩き。

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お湯割りで頼んだら、こんな土瓶に入ってきた。(日記のコメントで、graceさまが教えてくださいました。
黒薩摩焼のじょか、という焼酎用の酒器なんですって。物を知らずにお恥ずかしいです)

グラスは薩摩切子かな?
ちょっとおつな感じ。

フランスでは、いつものサンジェルマンのホテルの予約もとれているし、パリ日本文化会館のブティックのディスプレイも何度かしているので、気持ちは楽です。

ひとり歩きと寒さに備えて、今日、ヒールの低いブーツを買いました。
パリではかなり歩きますからね。細いヒールは石畳の隙間に入ってしまうので、太めのヒール。

そして、パリの地図のを広げて、どこにいこうかしらん・・・と考えています。
マニヤックなところに行くのが好きなんです・・・

のんびりとしたパリ滞在になりそうです。
雑貨や花器、リネンなど、気に入ったものがあったら買ってきて、アトリエオルタンシアで販売しようと思っています。

初めてお会いするパリ在住のお友達とのアポも楽しみです。
あっ、ひとり歩きじゃない時もありますね^^。

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2010年 1月 25日

美味なるもので、風邪を撃退

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先週一週間は不覚にも風邪菌が胸に入り、風邪気味の日々でした。

その間いろいろとお食事会などもあり、体調が本調子でないのが悔やまれましたが。

パリでお世話になった方が今は青学の教授になっていらっしゃって、久しぶりにお会いしてお食事。
表参道の隠れ家的和食処、無門 きゃら。ふぐコースをいただきました。
ふぐのゼリー寄せ、ぶつ切り、薄造り、唐揚げ、ふぐちり、お雑炊。美味しくいただきました!
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店長さんと名刺を交換したら、今日、割引券を送ってくださいました。
また、誰かを誘っていきたいな。

一昨日はオルタンシアの新年会。昨年末は忘年会もなしで忙しく働いていたから、慰労会かな。
地元の品川で。ぶりしゃぶ。なかなかおいしかったですよ。
スタッフが一人増え、今後の仕事増加を期待しています。

そして、今日は明美さんのエンジェルカードのワークショップ。女優の石井めぐみさんのサロンで。
いつものように和気あいあいと進み、ランチとして、神戸屋キッチンのペストリーもいただきました。
その様子を
友人のみっちゃん
ちほこさん
ブログにアップしています。

いろいろな気付きをいただき、おいしい物をいただき、そろそろ風邪も治ったかな。
来週からはパリに行きますので、体調は万全にしなくっちゃ。
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エンジェルカードでも、直感に従えば、とてもいい旅が出来るとでたし。
これまで何度かフランスを一人旅してきましたが、エンジェルカードや宇宙のことなど気にして旅したことはないので、今回の旅は一味違った面白いものになるかな・・・と、ちょっと楽しみ。

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2010年 1月 15日

「愛のヴィクトリアン・ジュエリー」展で知ったウェディングの原点

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美術コーディネーターの知人に誘われ、渋谷の文化村で行われている「愛のヴィクトリアン・ジュエリー」展を見に行きました。文化村のキュレーターさんも御一緒してくださり、解説付きでした!

「大英帝国に君臨し繁栄をきわめたヴィクトリア女王は、信頼できる伴侶と九人の子供に恵まれ、「平和な家庭」の象徴として、またヨーロッパのファッションリーダーとして重要な役割を果たしました。ウェディングをはじめアフタヌーンティーやクリスマスなど、現代の私たちの生活をより豊かにしている様々な習慣はヴィクトリア時代に様式が確立したものが多く、現代の私たちの暮らしそのものの基礎が形作られた時代といっても過言ではないでしょう。」

と解説があるように、驚くことをたくさん教えていただきました。

ビクトリア女王は自ら結婚を望んだアルバート公をドイツから迎えますが、結婚式に際し、それまでの伝統的な金糸銀糸のはでな衣装ではなく、淡いクリーム色のドレスを選びました。
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これが、今のウェディングドレスの始まりです!!
知りませんでした!!
その時に使用したレースは子供たちの洗礼式や大切な儀式のときに着用されました。
このレースこそウェディングベールの始まりです!

彼女は結婚式にはティアラではなく、オレンジの花や葉をデザインしたワックスのリングを頭に飾りました。オレンジの花を頭上に飾る習慣はギリシャ神話からきていますが、繁栄と多産を意味しています。

結婚指輪の交換は、ドイツにはあった風習でしたが、それを取り入れ、イギリスにも広まりました。

また、ウェディングケーキも、フルーツケーキにシュガーペーストでレースのような模様を描いたウェディングケーキが、ロイヤルウェディングをきっかけに広まりました。

今、私はウェディングの仕事に携わっていますが、こんな歴史の重みを知りませんでした。
この展覧会は昨年上野で見たカルティエ展とは違った意味合いのある、素晴らしい展示です。

もちろん、素晴らしいジュエリーもたくさんあります。
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勿忘草の花ことば「真実の愛」・・・だからターコイズとパールで作った勿忘草のデザインのジュエリーを身につけるとか、花ことばをジュエリーで表現する女性ならではの文化も始まったようです。

細やかな素敵なセンスですね。

今日はいろいろなことを教えてもらいました。

見ごたえがありますよ。

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2010年 1月 11日

動き出した2010年

前回のブログからあっという間の1週間がたちました。
仕事もゆるゆるながら始まりました。
まずはBMWのショールーム3店舗分のアレンジを作成、お届け。
このような定期のアレンジメントを増やしていきたいです。
昨年はエステ関係の定期の生け込みがなくなりました。これも御時勢でしょうか・・・

レッスンも始まりました。愛知県から通ってきてくださっている方もいます。どこから通っているかではありませんが、いいレッスンをして、いいものを伝えていかなければ、と思います。
レッスンの生徒さんも増やしていきたいです。

おなじみのお客様や提携先のJALUXからの御注文もありました。ありがたいことです。

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これはモダンダンスの舞台に出演する女性へタンゴのダンスの先生からお祝いのお花。
躍動感のある勢いのある雰囲気にしました。

胡蝶蘭の鉢物(5本立ちの立派なもの!)を事務所移転のお祝いで丸ビルに届けたり。

スタッフちゃんたちの頑張りで女性のみでも 重いアレンジ、鉢物を配達しています。
ほんとうに感謝です。

2月のウェディングの打ち合わせもありました。一組一組オリジナルのデザインを考えます。
また、1月末に行われるブライダルフェアのデザインも考え始めます。

末広がりの8日に友人の明美さん達と早稲田の穴八幡にお札と黄色い布袋を買いに行きました。
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金運のお願いです。(笑)

その時に教えていただいたことに、今年の過ごし方があります。
1月から3月までに、今年の目標の定め、準備を積み重ねる。
そして、4,5月に勝負に出る。
7,8,9月はその結果を判断し、調整する期間。
さらに10,11,12月に翌年につなげる行動を起こす期間。
それと2010年、2011年、2012年の3年間のスパンで目標をたてるといいと。
2012年はなにかがリセットされ、新しいことがスタートする年だそう。

ちなみにアトリエオルタンシアは21012年が25周年!!
それまでに確たるものを築き、盛大な記念パーティーをしたいものです。

昨年からいろいろな方との出会い、つながりが広がりましたので、今年芽がでて、花が咲くようにしたいと思っています。

明美さんとコラボ企画、パワーストー入りのボックスアレンジメントも近日中に作成写真撮りしてアップします。

フランスでのアートフラワーアレンジメントも準備を進めています。日本の感性をフランスに発信するのが私の夢です。
もちろん、それは日本人にも受け入れられるセンスでなくてはいけません。なんちゃって日本では
安っぽいお土産物になってしまいますから。
こうやって書いてみると数日のことですが、結構動き出しています。

昨晩は息子の高校時代のサッカー部ママたちのとの新年会を中華料理屋さんで。
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息子たちは真剣にサッカー部生活を送った分、親のつながりもそれなりに強く、久しぶりに
いろいろな近況を話し、おしゃべりは尽きませんでした。息子たちも成長していますから、
私たちもまだまだ成長していかなくてはいけませんね。

今年1年を楽しみたいと思います。

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2010年 1月 04日

パリを舞台に。

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テレビドラマが映画化され、パリでの撮影をメインに完結編となっている話題の映画「のだめカンタービレ」。テレビドラマでは数回流し見をしたくらいでしたが、友人の友人御夫妻(笑)がパリ在住で、この映画撮影のコーディネートに尽力した、と聞き、ぜひ観てみたいと思っていました。

今日はちょうど時間が取れたので、観てきました!
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CGやアニメやマネキンを組み合わせた映像は、まあそれなりに・・・作品の特徴をよく出しているといえるでしょう。
しかし、なんといっても、私は撮影背景を見ている楽しみがありました。
「あそこは、Passy駅からセーヌ川の方にを降りてセーヌにかかるビラケム橋を渡るところだわ」とか、「サンマルタン運河沿いの道・・・」「リュクサンブール公園の池・・・」

それから、ストーリーの中でのオーケストラの演奏が素晴らしかった!
初めはやる気のない楽団員がひどい「ボレロ」を演奏するのですが、最後の演奏会のシーンでのチャイコフスキーやバッハは「ブラボー」という感じ。

映画はこれが前編。後編は4月に公開です。後編も観たくなりました。
そして、パリにも早く行きたくなりました。
この映画の撮影に関わった友人の友人(笑)にもお会いできそうです。楽しみが増えました。

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