アーカイブ 「フラワーデザイナー」

2016年 4月 24日

パリの色

パリの町を歩いていると、石造りの町や石畳はモノトーンなのですが、ブティックのウィンドウを飾るアイテムやカフェの椅子などの色合わせに目を引かれます。
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今回の旅で、パリの北駅からゴッホの終焉の地オーベル・シュル・オワーズに行くために乗った電車SNCFの車両にびっくり!
シートの色合わせの斬新なこと!
えんじ色とオレンジ色の組み合わせとか日本ではあまりしませんね。
それから、黄緑色を多用するとか・・・

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おまけに、天井もカラフル! 気持ちがあがりますね~。
楽しいエクスカーションとなりました^^

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2016年 4月 15日

エクサンプロヴァンス再訪

学生時代、初めて海外の地に降り立ったのが、南フランスのエクサンプロヴァンス。ホームステイをしながら、フランス語研修のサマースクールに通いました。
その思い出は南仏の太陽の様ににきらきらしていて、私の中の根底にあり、その後の活動の原動力になっている気がします。

学生時代の滞在の後も、新婚旅行、家族旅行、一人旅で訪れ、今回で5回目の訪問です。
今回の訪問は、来年が花の仕事を始めて30周年となる時期の旅であり、私とフランスを繋いでくれた原点に戻る意味を持っていました。
あの当時私は何を考え、その先に何を夢見ていたのか?・・・・

スウェーデンの学生が多い中、日本から4名が参加したフランス語研修。ホームステイ先にはスウェーデンの女の子マリアンも同居。これはこれで凄いエピソードがあります。
ホームステイ先のマダムに日本の歌を歌ってと言われ、「さくらさくら」と「ブルーライト横浜」を何故か歌った(笑)
日本の母から届いた手紙には「日本女性として恥じない行動をしなさい・・・」というようなことが書いてあった記憶もあります。

さて、今回のステイ先は日本人女性町田陽子さんと、かつて日本でレストランを開いていたフランス人男性David Michardのカップルが営むシャンブル・ドットモンテローズ

古道具でありながらお二人の洗練されたセンスで息を吹き返した素敵なインテリア空間で、のんびりとした滞在ができました。

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バス
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キッチン
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朝食は毎朝お気に入りのパン屋さんに買いに行ってくださったクロワッサンやブリオッシュ
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ビオにこだわった食品。ローズマリーの蜂蜜や、自家製のジャムと。
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ディネはシェフの見事なコース料理。
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ホワイトアスパラのポタージュ
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ホワイトアスパラガス 蒸すのがポイントとの事。自家製のマヨネーズとソースで。
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お魚料理はえい。コラーゲンたっぷり!プロヴァンス風ソースで。
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デザートはイチゴのムース
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他にチーズ。ワインはプロヴァンスのカマルグの砂地で育ったブドウから作ったロゼワイン。辛口で美味
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プロヴァンスの新鮮な野菜や果物、魚を食べていると体の中が浄化されていく気がしました。
香りも、天然のエッセンシャルオイルをベースにしたもので、生活にアクセント。

生活を楽しむ余裕、季節の新鮮なものを取り入れる生活・・・良いな~
でも、これは日本でも心がければできることですね。日本で日々の生活に追われている事を反省・・・

泉の湧くエクサンプロフヴァンス。街のいたるところに噴水があります。
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そして何よりも、画家のセザンヌが生涯描き続けた山、サンヴィクトワール。
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この山を真近かに見られるところまで、オーナーさんに連れて行っていただき、感動!!!
日本人にとっての富士山のようなものかもしれません。

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自然と共に生き、自然に身を任せる。
自分の好きなものに感度を合わせ、好きなものに囲まれて生活する。

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こんな理想を目指したいです。
大自然の中で心豊かに生活する心の持ちようを、考えてみたいと思いました。

エクサンプロファンスでの最終日、マルシェで花を買い、束ねてみました。
ステイ先で写真を撮らせていただきましたが、そのインテリアはどこを撮ってもフォトジェニック。
フラワーデザイナーとしての旅の思い出になりました。やっぱり花と共に今後も仕事しようかしら・・・
(オーナー町田陽子さんのfacebook記事にも載せていただきました。ア・ラ・カルトな旅を楽しみました。)

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2016年 3月 19日

二葉葵への想い

カテゴリー フラワーデザイナー

日本橋の丸善のギャラリーで開催されている「草木染めのきものと帯展」のギャラリートークに伺いました。
京都の絞りのデザイナーである寺田豊さんのお仕事の様子はFacebook等でこれまでも存じ上げていましたが、今回は寺田さんを始め、様々な分野での職人さんたちが昨年の上賀茂神社の式年遷宮に際して手掛けた二葉葵での染め物を使った作品を披露していました。さらに、上賀茂神社権禰宜の藤木保誠氏をお招きしてのトークでした。

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私にとって上賀茂神社は思い入れのある神社で、何度かお詣りさせていただいています。というのは今日の権禰宜さんのお話にもありましたが、上賀茂神社の御祭神である別雷神の神話ですが、玉依姫が年頃になり、川で水浴びをしていた時に、赤い矢が飛んできて、それを拾って家に持ち帰り、飾っていたら、玉依姫が懐妊し、お子が生まれました、というものです。そのお子が別雷神です。
私が初めて上賀茂神社にお詣りしたのは、8年くらい前でしょうか。ちょっと不思議なパワーを持つ友人のAさんが、「オルチャンを連れておいでって言われている」と言って私を上賀茂神社に誘ってくれたのです。神社の本殿で神官の方に神社の歴史を伺いました。それが先のお話しでした。
びっくりしたことは、神話にあった赤い矢でした。
私は大学時代体育会洋弓部でした。アーチェリーです。矢は自分の好みでシャフトと羽の色を決めて作ります。なんと私は赤いシャフトに赤い羽根の矢を作り、4年間矢を撃っていたのです・・・この偶然に何か私はご縁を感じる神社になっていました。今日は権禰宜の藤木さんにお名刺をいただいて嬉しく思っています。藤木さんは代々賀茂の出の社家だそうです。

今日のお話しでは、葵祭りには、上賀茂神社の御神紋である二葉葵を10000本くらいは必要だそうですが、二葉葵が採れなくて、近年困っていたそうです。その情報を知った福井県鯖江市のある方々がボランティアで二葉葵を栽培し始め、
昨年では5000本以上を寄贈したとの事です。
二葉葵は山葵のように水をたくさん必要とし、栽培にはきめ細かな注意が必要だそうです。でも日本各地で育てられないことはないとの事。
私の庭でも育ててみたいと思いました。苗は4月中旬から上賀茂神社で分けていただけるとの事ですので、その頃に京都に行こうかしら・・・と画策。

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そんな貴重な二葉葵の間引いたものを使って、寺田さん達は染めに挑戦なさいました。二葉葵の量が多くない状況の中、試行錯誤を繰り返し、何とも言えないやわらかい色味を染め上げました。
几帳に仕上げたり帯に仕上げたり、それぞれの職人さんが素晴らしい作品にして、上賀茂神社に奉献しました。
それら、二葉葵の染め物を、「葵の想い」と賀茂別雷神社宮司さんが命名されたの事です。

上賀茂神社に伝わる歴史的祭りの継承には二葉葵か欠かせず、また、草木染という形で二葉葵を更に魅力的にしている事を今日のギャラリートークから知りました。
私はフラワーデザイナーという立場で植物と関わりあってきていますが、二葉葵とお近づきになりたいとおもっています。

絹糸の状

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2015年 9月 25日

KHギャラリー

カテゴリー フラワーデザイナー

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銀座並木通りにあるコシノヒロコさんのギャラリーでは、毎月素敵な展示がされています。コシノヒロコさんの引き出しの多さにはいつも驚かされます。

コシノさんの絵画と京都の扇職人がコラボレーションした8月の展示会で注文しておいた扇が今日手元に届きました!

私はこの扇をあるデザインに使いたい!!と考えています。

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今日からは、金沢の大樋焼きの大樋年男さんの器とコシノヒロコさんの絵画のコラボレーションが始まりました。
絵画と器が共鳴し合う素晴らしい空間になっていました。

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2015年 8月 31日

YAHOO Beauty

カテゴリー フラワーデザイナー

これまでにお話しした働く女性向けのウェブマガジンBiz Lady の内容(パリの滞在編、花束をイメージ通りに作ってもらうアドヴァイス編に加え、転職に悩む女性向けのアドヴァイス編)が、Yahooにも評価され、ヤフーのウェブマガジンYAHOO Beautyにも掲載されています。

Bizlady のライターさんに取材を受けた折、私の経歴から転職に関する切り口のコラムも書いてくださいました。それはこちら

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2015年 8月 18日

Biz Lady 小学館ウェブマガジン

小学館のウェブマガジン Biz Lady に、2回目の登場です。
花束を注文する時のコツを、フラワーデザイナーの立場からアドヴァイスしました。

http://bizlady.jp/summary/archives/115862

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2015年 8月 11日

Biz Lady

カテゴリー フラワーデザイナー

小学館が運営する働く女性のためのネットマガジン、 Biz Ladyの編集者の方と取材のお話しを楽しくさせていただいていましたら、私のこんな側面を切り取って記事にしてくださっています。

パリの楽しみ方の一例です。

この記事の後、転職編、思い通りの花束を注文する時のカラーに特化した記事も続くようです。

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2015年 6月 17日

あれから1年。

カテゴリー フラワーデザイナー

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昨年の昨日は、パリで個展をオープンした日です。
パリの歴史的建造物である美しいGalerie Vivienneでの1週間は、私にとって大切な宝物となりました。支えてくださった多くの方々や、出逢った多くの方々に本当に感謝感謝です。

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あれから1年。その後, 様々頑張ってきた私がいますが、今思うと、山の裾野で試行錯誤していたような気がします。
さて、先月高野山で感じた気持ちを忘れずに、一つ一つの事を大切にして歩んで行きたいと思います。
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海外で作品を発信する機会が再度あることを、今月の新月のお願いに加えました(笑)

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2015年 5月 03日

堀木エリ子さんとの出会い

シャポニスム振興会主催、銀座なでしこ会共催(私はどちらにも所属しています)の講演会、堀木エリ子さんの[生きる力を生み出す思考術]に参加しました。

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堀木エリ子さんは、和紙アーティスト。越前和紙の職人技、その真摯な姿にほれこみ、和紙の世界へ。そして、手透き和紙でなくてはできない、耐久性のある大がかりなインテリアの和紙アートを展開されています。
その行動力は素晴らしい。「腹の底からのpassion」が、行動の源だという。そして「ご縁」
紆余曲折の人生の中で、「原点にもどる」ことも度々あったという。
40歳を過ぎてからは、「社会の中の自分」に目を向けるようになったという。
「伝統と革新は対極のものではなく、革新がまずあり、それが人々に愛され続けたから伝統となった」

講演の中に心に響くキーワードがちりばめられていました。

私も越前和紙に惹かれ、和紙ボックスを作り、アレンジメントに活用しています。
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また、パリの個展ては、オリジナルな越前和紙を使って日本人の感性を表現しました。
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こちらは日産自動車株式会社の賀詞交歓会のディスプレイ。
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堀木さんとお話させていただいたら、私が依頼した和紙の会社で、パリ個展の写真を御覧いただいたとか。「和紙を広めて下さい」、とおっしゃっていただきました♪

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ご著書にサインをしていただきました。

母の日に、越前和紙ボックスの華炭アレンジのご注文を、福井県の方からもいただきました。

和紙をはじめ、日本文化を生かしながら、花で喜びを伝えていきたいと思います。

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2015年 3月 04日

アロマフレグランス

カテゴリー フラワーデザイナー

天然香料だけをブレンドするアロマフレグランスの調合アドバイザーの認定証を頂きました!!
その名はアロマージュ。
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これ迄にも、パリ個展の会場に香らせたフレグランス[苔庭] を一緒に作る等コラボしてきた株式会社アロマローズの井崎真奈美さんのレクチャーと実習とテストを受けて、認定証をいただきました。
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アロマの効能や特徴を生かして、オリジナルにブレンドしていきたいと思います。空間ディスプレイの一環に香りも加わると素敵かと・・・

今日もかなり素敵なフレグランスが出来ましたよ。
春到来。気持ち新にまいります

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