アーカイブ 「フラワーデザイナー」

2013年 4月 09日

GIEN 伊勢丹フランスウィーク特別セミナー

フランス陶器のGIEN を使ったフラワーアレンジメント講習会を、伊勢丹のフランスウィークにおこないます。

「ジアンで彩る花々~ミニプレートを使ったフラワーアレンジメント」
詳細、お申し込みはこちらです。
伊勢丹リーフレット最終
お申し込みは:グロ-バルダイニング  03-3225-2679

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2013年 4月 05日

GIEN講習会の準備

DSC_0184.JPG

4月23日に新宿伊勢丹で、フランスウィークの最終日、フランス陶器GIENのイベントとしてアレンジメントの講習会を依頼されています。その事は前のブログに書きました。
アレンジメント作成の前にすこしトークもしますので、準備を始めました。色彩の事もお話ししようかと思います。好きな色合いを見ていると、心がうきうきします。
フレンチポップスを聴きながら…

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2013年 4月 03日

GIEN(ジアン)の陶器とのコラボレーション

フランス陶器GIEN(ジアン)が新宿伊勢丹のフランスウィークのイベントに出展します。
(4月17日~23日)
その一環で、ジアンの陶器を使ったフラワーアレンジメントの講習会をおこないます。その講師として
私にご依頼がありました。
私はジアンの大ファンです。パリのサンジェルマンのお店で10年前以上に見かけてからのファンです。
なんとパリ郊外にあるGIENの工場近くにあるアウトレットにも2度足を運んでいます。

そんなご縁も手伝って、数々いるフラワーデザイナーの中でも私に依頼をいただきました。
ミニプレートをボックスに入れ込むデザインを考えました。新作の「バガデル」をメインに、人気シリーズの「ミルフルール」もチョイスできるようになっています。


新作のバガデル


ベストセラー「ミルフルール」

4月23日13時半から15時
私がジアンを旅した時の写真を見ながらエピソードなどもお話するつもりです。
レッスンした作品は勿論、ミニプレートごとお持ち帰り。
6825円

お申し込みは伊勢丹。11日から先着順です。

少し早めに皆様にお知らせしておきます。

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2013年 1月 17日

日産自動車賀詞交換会その2

かつて25年前くらいに日産自動車に勤めていました。週末はテニス部の仲間と楽しい時間も過ごしていました。そんな仲間の集まりが昨年夏にあり、久しぶりに会った、かつての仲間に「花の仕事をしているのなら、賀詞交換会の花を頼みますよ」と言っていただき、仲間のよしみでビッグなお仕事をさせていただきました。
昨年秋には会場の横浜本社のギャラリーの下見をし、「何しろ1000人くらいが集まるパーティなので、高さは3メートルくらいなくてはならない」ということになっていました。

デザインを考え、物理的に高さを出す工夫もしました。

いつもの店のワゴン車では材料、資材を積み込み切れないので、ハイエースをレンタカーしました。
いざ出陣!

設置に約2時間かけ、終了。

私たちの完了を待って、リハーサルが始まりました。

いざ本番。

私たちも隅で控えていました。カルロス・ゴーン氏のご挨拶を一緒に聞かせていただきました。なんだか私も日産自動車の関係者の気持ちになってきちゃいました(笑)

あっという間のパーティでしたが、その後、お花を抜いて紙で包み、日産の方にさし上げました。そんな時「あっ、坪井さん!」なんて、旧姓で呼びかけてくれた、元同期の方もいて、なんだか嬉しいお仕事でした。

お土産に私たちまでいただいた、記念の升と干支の蛇の土鈴。
良い年になるといいな。

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2012年 11月 19日

書籍「オーダーメイドガイドブック」

カテゴリー フラワーデザイナー

今販売中の書籍「オーダーメイドガイドブック」(Gap出版)に、アートフラワーとフレッシュフラワーのオーダーメイドを行うショップということで掲載されています。
そのウェブサイトができたそうです。
こちらから

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2012年 11月 17日

スウェーデン大使館での展示会

アトリエオルタンシア25周年の第2弾のイベントとして、「日本とスウェーデンをつなぐフラワーアレンジメント~着物文様とモダンデザインの融合~」展をスウェーデン大使館で行いました。お陰様で3日間で250名の方がご来場くださいました。ありがとうございます。
これまで私はフランスなどヨーロッパを度々旅することがありましたし、ホームステイなどもしました。その時はその国の文化に憧れ、傾倒もしましたが、外国の地いると、むしろ私の中の日本人の感性を感じる事がありました。日本の文化や美意識を見直すきっかっけともなりました。
しかし、文化というものは歴史を遡ってみてもわかりますが、いろいろな文化が融合し、変化しています。文化は変化するものだと思います。
東西、新旧というように相対するものが融合する時に新たな感動が生まれると思っています。
そこで、私が花の仕事を始めて25年の記念すべき2012年に、日本文化の象徴ともいえる着物の文様と、その対極にあるかと思われる北欧のモダンデザインを融合してみようと思いました。
大学の先輩でいらっしゃる都倉亮さんのお力添えで、スウェーデン大使館で展示会を行うことを今年の1月から企画、交渉してきました。なかなかすんなりとはいきませんでしたが、「諦めない生き方」の著者である都倉さんの粘りで、大使館の了解をいただき、むしろ好意的にバックアップしていただき展示会の運びとなりました。
多くの方に助けられ、守られていることを実感しました。
開催が決まってからは、天井が高く広い空間をいかに効果的に使い、魅力的に展示するかということを考えました。ジグソーパズルのパズルが埋まってい行くように、いろいろな方との出会いから、家具、陶器の協賛、竹やディスプレイ什器の手配、英語表記のための翻訳、レセプションのお料理やワインの手配・・・などなど、短期間に進んでいきました。
そして、搬入や搬出ではアトリエオルタンシアの生徒さんの自発的な協力も得られました。また、大使館の方々のご理解やご協力にも本当に感謝しております。
レセプションパーティではスウェーデン大使館公使のウルフ・ソールマルク氏ご夫妻がご臨席くださり、暖かなスピーチをしてくださいました。
文化交流は草の根レベルでも必要な事だと、背中を押していただけました。今後も空間装飾デザイナーとして、世界に発信し、文化交流の末端を担いたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
ソールマルク公使ご夫妻も展示を楽しんでくださいました。

着物柄を借景にして、スウェーデンのランドスケープをイメージしました。
テラスで景色を見ながらロッキングチェアに揺らせて本を読むようなイメージ。友人の塩島美弥さんのスウェーデン織のストールをチェアにそえました。


江戸時代の武家女性が着た着物の柄をこの季節の紅葉にあわせて。着物脇に置いたEAMSのワイヤーテーブルはかつて、チャップリンがお茶会で使用したとのことですので、、野点のシーンを演出。茶花風に生けた花瓶はスウェーデン作家のもの。


着物の文様のに合わせて、EAMSのパーティションを衝立、ベンチを縁台に見立てました。縁台で将棋でもしているようなイメージ。


松竹梅鶴亀文様のおめでたい婚礼の打掛。竹を強調したデザインにしました。日本人の美意識である、物を直視せず、竹林の隙間やすだれの間から見る感性。それを表現しました。竹は3メートル近くのものを千葉の茂原のNPO法人竹もりの里さんに運んできていただきました。

EAMSのビンテージテーブルは金箔。そこにスウェーデン王室御用達のリネン、それもロイヤルウェディングバージョンのランナーをひき、お重に花を生けました。
スウェーデンのガラスメーカーの星形のキャンドルホルダーがキラキラしています。かぐや姫のロイヤルウェディングともいえるでしょうか・・・


江戸の裕福な町人女性が着た、遊び心のある着物。紺地に赤、金、白。
ポップなシーンに仕上げました。金色の梅の樹の力強さを流木で協調。この流木はかつて大変な思いをして養老渓谷で拾ってきたもの。役に立ちました^^


スウェーデン織のタピスリーはスウェーデンに留学経験のある塩島美弥さんのものをお借りしました。その色合いに合わせて、ティーポットに花をいけました。イケアの子供用のチェアに、縮緬の風呂敷を添えて。


研ぎ澄まされたシンプルなデザインは日本の禅の心に通じます。
白と黒を基調に。花はチョコレートコスモス。炭を添えて。


昨年私が京都の珍裂屋さんで出会った江戸時代中期の着物裂を軸に仕立てて壁面にアクセント。藤の柄に合わせて、藤蔓を巻き、そこに蘭のシャリーベイビーをあしらいました。軸の下に生けた陶器はスウェーデン作家のもの。時空を超えた融合です。


丸い家紋柄の帯にあわせて、丸い花束をイケアのジョーロに入れてハンギング。

スウェーデンカラーのモダンアレンジ。


受付テーブルにはスウェーデン陶器(ウィルヘルム・コーゲ作)

昨年からの企画を多くの方の力を借りて実現できたことに、重ねて感謝します。

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2012年 7月 21日

新たな試み

2012/ 7/18 18:46

今年は私がフラワーアレンジメントの教室を開いて25周年にあたります。20周年の年には「花でめぐるフランス」という本を出版し、出版記念パーティーに合わせパーティーを行いました。タンゴダンスに合わせて花を生けるパフォーマンスもしましたねー。
さて25周年の今年、日本人の感性を世界に発信したい!という夢の流れで、着物の柄に合わせたフラワーアレンジメントを表現したいと思っています。
先ずは9月27〜29日に表参道にあるギャラリー5610で私とスタッフ、生徒さんの力を結集して「雅とモダンデザインの出会い」と題する展示会を行います。18世紀から20世紀の美術品クラスの着物の柄からインスパイアされたデザインをスカンジナビアのシンプルデザインのガラス器に生けます。私は会場空間をトータルにプロデュースします。ワクワクしながら考えています。
そしてもうひとつ、素晴らしい機会をいただきました。11月にスウェーデン大使館で展示会を行います。やはり、日本の雅、わびさびとスウェーデンデザインとの融合を花で試みます。
日本とスウェーデンに共通する、「自然との共生」をキーワードに両国の架け橋となれればいいな、と思っています。

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2012年 5月 12日

香りとのコラボ

パルコ劇場で本日から開演されるお芝居に主演する俳優仲村トオルさんへ、楽屋のお花を贈りたいというご依頼をいただきました。
そのお芝居のポスターを見てまず目に飛び込んできたのが、白い調理人の白衣。それに加えて彼のイメージから、「白いアジサイを使いたい!」とピンときました。
幸いにもしっかりとした存在感のある白いアジサイを仕入れることができ、このようなアレンジに仕上げました。

カラーも茎が太く、白い花ではありますが、力強さがあります。
ほんのりクリームのようなバラ。ライム色のビバーナムとカーネーションは瑞々しさを。
さらに今回のテーマはアロマフレグランスとのコラボレーションでした。アロマデザイナーの井崎真奈美さんとのコラボレーションで、彼女が私のアレンジメントからイメージした香りを調合し、アレンジメントに忍ばせたコットンにしみこませました。シトラス系でありながら、華やかな香りも加えられました。
フレグランスとのコラボレーションですので、あえて生花に香りのないものを選びました。
仲村トオルさんの楽屋で、癒しのお花となりますように。お芝居の成功もお祈りしています。

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2012年 3月 23日

大正ロマン

高輪プリンツヒェンガルテンでのウェディング。お花のお打合せの時にウェディングドレスの後に大正時代のヴィンテージのお着物をお召しになるということを伺ったので、
会場の装花も大正ロマンのイメージにいたしましょう!ということで新郎新婦と合意。

ウェディングドレスは品の良いシンプルなドレスでしたので、オールドローズなどを使った柔らかな仕上がりにしました。

そして、会場のお花は、あでやかな着物の柄にも負けない、インパクトのあるお花、ダリアを入れました。

オレンジ、茶色、赤のレトロなイメージのグラデーションです。
アクセントに季節先取りの桜!

オリジナリティー豊かなオーダーメイドのウェディング装花です。
新郎新婦の輝くお顔に幸せを感じます。

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2011年 11月 27日

使命

カテゴリー フラワーデザイナー

私の周りには幸せなことに素晴らしい方々がいます。自分の生きる目的、役割を自覚し、その目的に向かって着実に進んでいらっしゃいます。
その中の一人は私の友人、植田明美さん。ヒマワリのような明るさの持ち主。ヒマワリは太陽を向いていますが、むしろ太陽そのもの。明るく多くの人の行く先に光を与えてくれるような人です。
明美さんつながりでお知り合いになった温井和佳奈さん。カンボジア女性の自立のために、職業人としてのグラフィックデザイナーを育成しています。
そして最近フェイスブックからお知り合いになった都倉亮さん。癌との闘病から立ち直り、今まさに多くの事をご自分の使命として発信していらっしゃいます。

素晴らしい方々から多くの気づきをいただいています。

そんな中、じゃあ、私の使命って?私にできる社会貢献って?という難問にぶつかりました。

花の仕事をしていると、私の作った花束やアレンジ、ブーケを喜んでくださる方々は幸いにもたくさんいらっしゃいます。
でも、これでいいの?花はそれ自体で美しいものだし・・・
ガラス作家や画家が、無から作品を作り出すのとはちょっと違うし・・・
つらつら考えながら今日は地元をお散歩。まあ、いいっか…が今日のところの結論。
ランスのカテドラルのステンドグラスの色の組み合わせ、自然の織り成す色の組みあわせ、私の作品の中の色の組み合わせ・・・
共通項があるかもしれない。そんな方向を向いてい行こうかな。



そういえば、面白いエピソードを思い出しました。
昨年の春、私の小、中学校の同級生が私の店にひょっこりやってきました。彼は慶応大学の大学院を出て、アメリカに行ったらしいという噂でした。
その彼がなぜ私の店を知りあてて、来たのかも説明がいまいちあやふやだったのですが、彼はなんと牧師さんになっていました。そして私に言ったのは「牧師の仕事も、花の仕事も人を癒すことには変わりがない」と・・・いまだに謎の来店だったのですが、この言葉は私の励みです。

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