アーカイブ 「フラワーデザイナー」

2010年 9月 05日

貴婦人の首飾りが時空を超えて・・・

パリのアンティークのみの市で偶然にも見つけたアメジストのネックレスの話は既にブログに書きましたが、そのネックレスがいよいよ銀座すずらん通りの交詢ビルのショーウィンドーに飾られました。

10日から30日まで行われる、私の花とナルミの器とのコラボの案内が大きくポスターで告知されている下のスペースに飾りました。テーマが、「アートをテーブルに」、という趣旨なので、あたかも絵画のように、額縁の中に花を生け、アンティークの首飾りをあしらいました。そばには同じくアンティークの香水瓶をそえて。
パリから私が偶然にも日本にもちかえり、この銀座の地で、皆さんの目に留まることになりました。貴婦人はどう思っているかしら?とあけみさんにきいてみましたら、、あけみさんは、貴婦人の気持ちが移入され、感激の涙を流したそうです。
私があののみの市で、この首飾りを手にしたことは無駄でもなかったようです。

この展示が終わったら、私の首にかけて、多くの方に見ていただこうと思います。

さて、スペースの隣には、ナルミの器と私のもう一つのアレンジメントがディスプレイしてあります。

こちらもご覧ください。
そして、なによりも、10日からは3階のナルミコンセプトショップDIECI
GINZAでの展示が始まります。
ぜひお越しくださいね。

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2010年 8月 30日

花と器の共演 ”ミュゼ ア ターブル”プレスリリース

陶器メーカーナルミさんとご縁があり、銀座6丁目の交詢ビル3階にあるコンセプトショップ DIECI GINZAにて、器と私の花で、テーブルをアートギャラリーの様にディスプレイします。
ナルミさんがご用意してくださったプレスリリースはこちらからご覧いただけます。花と器の共演 “Musée à Table

印象派モネのイメージ、カラフルなマチスの切り絵のイメージ、現代彫刻のイメージ、ジャポニスムのイメージと4テーブルに花をいけます。
10日から15日は生花で、16日からはアートフラワーに切り替えます。

また、ビルのすずらん通り沿いのウィンドーにもアートフラワーでディスプレイします。

ご覧いただければ嬉しいです。

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2010年 8月 22日

貴婦人の首飾り

7月にパリに行った折りに、友人の久美さんに誘われ、バンブーのアンティークの、のみの市に行きました。その時に偶然にも巡り合ったアメジストのネックレスがあります。久美さんは、並べられている商品よりも、段ボールの中に雑然と入っているものに掘り出し物がある、と教えてくれていました。

このネックレスも、チープなアクセサリーと一緒に、雑多に箱の中にありました。その中から、私はこのネックレスを見つけました。9月に行うディスプレイの仕事に使えるかな!という発想で10ユーロで買いました。

私の好きなパープル色ですので、私自身も身につけたいと思いましたが、アンティークの物は、前に使っていた人の影が残っていることもあるので、きちんと浄化してもらってから使おうと思いました。

今日は女優の石井めぐみさんのサロンで、パワーストーンを使って自分でブレスレッドを作るワークショップがあり、ヒーラーの明美さんが、これまでに持っている石を浄化してくださるというので、数々のパワーストーンとこのネックレスを持って行きました。
セージの煙で浄化してくださっていると、このネックレスに、年取った貴婦人が見えるというのです。
そして、このネックレスを多くの人が見るところにおいて欲しいと言ってると。
そうです!!まさにこのネックレスを9月に行うナルミ陶器のコンセプトショップのウィンドーのディスプレイに使おうと思っていたのです。
それも陶器じゃないものに入れてほしいと言っていると。
そうです!!!私のデザインでは、以前にフランスで買ったキャンドルホルダーに花を生け、そこにこの首飾りをあしらおうと思っていたのです。
貴婦人の思っていた通りのことを私は考えていました。
この偶然。うれしくなってしまいました。

9月4日から30日まで、銀座6丁目の交詢ビルのスズラン通り側にあるナルミのショーウィンドーをご注目くださいね。
いぶし銀の光を発しているかもしれませんね。
10日から30日は交詢ビル3階にあるナルミコンセプトショップDIECI GINZAで、私の花とナルミの器のコラボレーションを行います。
テーブルにアートギャラリーを表現します。
11日14時からはトークとデモも行います。

今日は貴婦人と巡り合ったような気がして、作ったブレスレッドはクラシック風です。

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2010年 8月 11日

ナルミ コンセプト ショップDIECI GINZAでレッスン

銀座の交詢ビル3階(2階まではバーニーズニューヨークが入っているのビルです銀座6-8-7)にある陶器メーカー、ナルミ製陶社のコンセプトショップDIECI GINZAで私の花と器のコラボレーションを行います。
タイトルはMusee a table(ミュゼ ア ターブル)~花と器による表現~
4テーブルをそれぞれ美術館にみたて、テーブルにアートを表現します。
9月10日から30日まで。その期間中、生花は1週間の予定です。(後半はアートフラワーの予定です)
そして、11日土曜日14時から、私のトーク&デモンストレーション、そしてナルミ陶器にアートフラワーを生けるレッスンを行います。
レッスンの定員は10名です。事前にお申し込みください。(今の時点ではオルタンシアから受け付けます)

これを作ります。レッスン費用は3500円です。
レッスンをなさらなくても、多くの方にいらっしゃっていただきたいと思います。
フランスのアートの話などもしたいと思います。また、アイディア満載のデモンストレーションもご覧ください。
お待ちしております。
ビルの1階のショーウィンドーにもディスプレイをさせていただきます。
今、楽しみながらデザインを練っています。そちらもご覧下さいね。

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2010年 8月 03日

アジアのラタンバスケットに

最近アートフラワーのお仕事をすることが多くなってきました。
夏場という季節の要因もありますが、「生花じゃないとダメ!」という既成概念を取り払い、画家が描いた花の絵が永い時を経ても多くの人に鑑賞されるのと同じような意味を持たせればいいのではないかと思っています。
絵画の花は生花ではなくても、人を感動させられますから・・・・
私のチョイス、私の感性で作品を作ります。

ブリスの美智代さんからのオーダーで、彼女が輸入販売しているラタンのバスケットにアートフラワーを生けました。
美智代さんが素敵にブログにアップしてくださっているので、ご紹介させてくださいませ。

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2010年 7月 30日

ParisーTokyoの連携プレイ

先日のパリ滞在中に、パリ凱旋門近くのモダンなホテル、Renaissance Hotelに私のアートフラワーをディスプレイしてくれるという話が動き出したのですが、私が日本に戻ることもあり、間に入って交渉してくださっているフランス人の方がヴァカンスに出たり、通信の時差があったりと困難な要因がたくさんあり、時間がかかりました。しかし昨日ついに私の作品を2点お届けすることが出来ました。日本文化会館のブティックで販売していた作品のうち、ホテルの雰囲気に合うものを先方に提案し、OKが出ました。運んでくれた友人の久美さんに感謝です。

グリーンのカラー、トクサと帯のデザインがシンプル&ナチュラルと評価されました。

花器のマンゴーウッドのベースはブリスから購入したもので、ホテルのカウンターに似合いそうと思い提案しました。

ホテルに置いてからの写真はパリの知人から入手次第後日アップしたいと思います。
多くの人に作品を見てもらえるチャンスを嬉しく思います。そして、すべて私の周りの方々のおかげでことが動いていることに感謝です。

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2010年 7月 26日

ブライダル産業フェア・カメヤマキャンドルブースディスプレイ

10数年お付き合いのあるカメヤマキャンドルさんから、今年のブライダル産業フェアのディスプレイを依頼されました。今回はパリのキャンドルの老舗メーカー、Point a la ligne(ポワンタラリィーニュ)の代理店になったことのお披露目で、
ポワンタラリーニュのキャンドルを使ったテーブルが5テーブル中2つありました。

デザインコンセプトを「フレンチシック」とし、私が感じているパリのエスプリを織り込みました。

アイリスのキャンドルはゴッホの作品「アイリス」にヒントを得て、黄緑色の葉っぱを強調しました。


白いバラの丸いキャンドルは、カシニョールの絵のようなこじゃれたイメージに。

絵画からのイメージをベースにデザインを広げていきました。

メインキャンドルには、シャンパン色のクロスに真っ白なアマリリスを合わせ、パリで買ってきたゴージャスなタッセルをあしらいました。この色の組み合わせは今、私のお気に入り。

ポワンタラリーニュ社の方もお見えで、その方はパリ育ちの方でしたが、とてもフランスらしく、素敵だと言ってってくださいました。


紫陽花のテーブル

芍薬とすみれのテーブル

会期は7月27,28日
ビックサイト東3

カメヤマキャンドルのブースを4人のデザイナーがそれぞれのデザインをしています。

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2010年 7月 26日

夏の贈り物

気温30数度のパリから帰国し、35度のさらに蒸し暑い日本のここ数日を過ごし、「あずい・・・」が口癖のようになってしまっていましたが、昨日は
山梨に行く企画に参加しました。
まずは韮崎市の穴山町で桃狩りをさせていただきました。傷を付けずに出荷する農家の方にとって、素人が桃畑に入るのはかなりひやひやのようでしたが、ねらいをさだめて赤く色付いた桃を6個大切にもぎ取らせていただきました。
その後穴山ふれあいホールで、私の友人でもある俳優の山本東さんの健康セミナーを地元の方々と一緒に受け、お昼は庭で流しそうめん。長い竹を切って割るのも、準備がたいへんだったことでしょう。
新鮮な野菜サラダバーもあり、美味しい空気、蝉しぐれと一緒に冷たいおそうめんをいただきました。地元のヴァンフォーレ甲府ファンの方とサッカーJ2談義をしたりして、和やかな時を持ちました。
ここからの風景は大好き。山。空。雲。木々。太陽。総てが私の栄養になります。



昼食後は明野のひまわりばたけへ。
黄色いひまわりがみごとに夏を印象付けていました。

先日パリからロワール地方のジアンに電車で行った時、車窓からひまわり畑がみえたのを思い出しました。こんなに観光地のようにはなっていなく、映画「ひまわり」を思い出すような・・・(これはジアンにいったときの同行者の年齢に引き上げられた記憶ですが・・・)
ひまわりのパワーの次はブルーベリー積み・食べ放題です。
木によって甘さが違い、それを楽しみながら、お持ち帰りのパックを一杯にしました。熟していないべりーのグラーデーションがとってもきれいで、写真をとりました。このグラデーションは自然のなせる技なんですよね。

ブルーベーリーの後はミサワワイナリー。
デラウェアで作られた白ワインがのど越しよく、これをお土産に買いました。
おりしも夕立。バスのなかで、稲妻もみえました。
しかし、途中の高速道路のドライブインではカナカナがないていて、夏の夕暮れ気分を味わいました。
桃やとれたてのトマトの味、入道雲、蝉の声などから昔経験した夏がいろいろと思い出される1日でした。
庭のブラックべりーもたくさん取れていますので、ジャムにします。

さあ、暑い夏からエネルギーをもらいました。
今日はブライダルフェアのカメヤマキャンドルのブースのディスプレイの仕事、頑張ります。パリで得た感性を表現します。昨日の山梨での経験も次に生かされると思います。

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2010年 6月 24日

パリでプチ個展&その準備

7月6日から10日にパリにある日本文化会館のブティックのウィンドーと店内の一角で私のアートフラワーの展示・販売会をしていただけることになりました。
その準備で、最近はバタバタしていますが、いろいろな方の協力で、ジグソーパズルの駒がはまりつつあります。
私の仏文時代の友人Rikoのネイティブなフランス語訳で、フランス語サイトファンタネットの深山さんに素敵に仕上げていただきました。フランス語のサイトを作ったら?とRikoに勧められ、あっという間の完成です。
展示のテーマを「涼」にしました。このテーマを友人で書家の菊永さんに書いていただきディスプレイすることにしました。
アートフラワーは蓮の葉や紫陽花、芍薬など・・・
テーブルコーティネートもあるので、ガラス作家大村俊二さんの瑠璃色のコンポートを大切に持っていくことにもしました。
今日はユザワヤで布を物色していた帰り、メルサのなかの着物屋さんで、遠州織の着物地と遭遇。涼しげなブルーと紫が混ざった織です。パリに連れていくことにしました^^
まだまだ準備は続きますが、今日、そんなお疲れモードの私を友人の明美さん
鎌倉弁財天と長谷寺に連れて行ってくれました。
今日は図らずも巳の日で、蛇の神様がいる弁財天には強い光が注いでいる・・と、明美さんはいっていました。


長谷寺では見事な紫陽花に遭遇。今年一番の紫陽花です。

そして、長谷寺にある洞窟の中で阿弥陀如来に遭遇。なぜか、涙がでてきました。
明美さんが私を長谷寺に連れてきてくれたのは、このためだったようです。
フランスに行く前のパワーチャージをさせていただきました。

長谷寺からの海の眺めも素晴らしく・・・
帰途に着くころは夕陽が雲を美しく彩っていました。

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2010年 6月 05日

淡島ホテルのシンクロ

ガラス作家の大村俊二さんの個展で買ったガラスの花器を、昨日彼が届けてくださいました。彼のガラスの質感を生かした作風が大好きで、これまでにいくつか購入もしていますし、私のショップで委託販売もしています。

早速今日、花を生けてみました。

芍薬とタニワタリ。

すりガラスと透明なガラスの対比が素敵。

昨日彼とお話をしていて、分野は違いますがアーティストとしての姿勢、考え方に近いものを感じました。
彼はこれまでにフランスでも個展を開いています。2012年のオルタンシアの25周年には、ぜひパリでコラボを!と夢を語りました(夢は口に出さないと実現しませんからね)
そんな会話の流れで、国内の旅の話になりました。そこで、私は先日行こうと思っていたけれど、行かずに鎌倉に変更した淡島の話をしたところ、かれは淡島ホテルでも数年前に個展をしたことがあるというのです。
淡島にある、高級ホテルです。「まあ!素晴らしいこと!」と感心していました。

さてさて、その日の夕方、仕事帰りに品川駅でプラカードを持っていたっているスーツ姿の男性がいました。通り過ぎてしまえばそれまでだったのですが、プラカードになんて書いてあるのかしら?と回り込んでみてみると、なんと「淡島ホテル」
と書いてあるのです!!!
びっくりするやら、思わず笑ってしまうやら・・・
その男性もお客さんかと思ったのかこちらに目を向けますので、「淡島ホテルに泊まってみたいと思っていましたので・・・」とつくろいました。。「お越しをお待ちしております」と言われました。
静岡のホテルが品川駅前で出迎え?と思いましたら、屋形船のツアーがあるようでした。
それにしても、1日に2回も淡島ホテルの名前を聞き、これは何かあるのかしら?と思ってしまいました。淡島にも早めに行ってみたいと思います。

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