2017年
8月
01日
150年もの歴史あるフランスのパリで行われている ソシエテ・ナショナル・サロン・デ・ ボザール展2017年の招待作家として落合邦子が選ばれました。
フランス人2名、日本人2名のうちの一人です。
びっくりな展開ですが、折角頂いた機会に、「日本人の感性を世界に発信する」、という思いを2014年の個展「陰翳礼讃」に引き続き、
形にしたいと思っています。
生花、炭、和紙を用いて、日本の美意識を表現します。
2017年12月7日から10日。
パリのルーブル美術館近くのカルーゼル ドゥ ルーブルで行われます。そのエントランスにディスプレイします。
日本のメディアでも取り上げていただければ嬉しく思います。
2017年
7月
21日
なんだかびっくりな展開なのですが、150年もの歴史があるパリの美術展ボザール展(ソシエテ・ナショナル・デ・ボザール サロン展 / Salon de la Societe Nationale des Beaux Arts)に、
招待作家として出展させていただくことになりました。(1890年代に黒田清輝が日本人で初めて入選した展覧会。)
基本的には生花はNGなのですが、招待作家のスペース、それもエントランス正面にディスプレイします。
私の6月の展示会の写真や2014年パリ個展での写真を評価してくださり、決定となったようです。
この展開にびっくり!
長谷川等伯の墨絵の様な世界を照明、和紙などを使って作る予定です。
12月7日〜10日。ルーブル美術館近くカルーゼル ドゥ ルーブルです。多くの方の協力なくしてはできませんので、様々よろしくお願いいたします。
2016年のボザール展入口の写真をよそからお借りしました。こんなところです。
2017年
4月
16日
私が花の仕事を始めてから30年が経ちました。
大学卒業後、東銀座の日産自動車に勤め、充実したOL生活を送っていましたが、女一生の仕事として、何かできないか?と思った時に
その当時習っていたフラワーアレンジメントを仕事にすることにしました。
あっという間の流れに乗ってい、転職し、多くの方々に支えられ、ご縁をいただき、今日まで来ています。
30周年を迎えるにあたって、今後この仕事を何年するのかしら?
このままでよいのかしら?
と色々考えましたが、植物の力を最大限に引き出す事が、私の使命でもあるかな? と思い、
もう少し花と向き合う仕事を続けることにしました。
植物の力は偉大で、その恩恵を私たちは受けています。
中でも、その力を必要としている、病気の方々や介護施設にいる方々に、直接届けることをしていきたいと思っています。
今回の展示会では、苔庭を室内に手軽に設置する提案をしたいと思います。
室内とは、病院内や介護施設内を想定しています。
是非多くの方に見ていただき、その後、実際にそれを設置するところまでを目標としています。
日時:6月10日から14日(10時~18時 最終日は15時まで)
会場:中央区日本橋本町2-6-1日本橋本町プラザビルB1
ギャラリー GALAXY(ギャラクシー)
DMの写真は、2014年パリで行った個展の写真です。あらなた提案は別です。お楽しみに。
生徒さんの作品展も行います。テーマは「私の癒し」
苔を入れ込むことを、マストアイテムとしています。
こちらもお楽しみに。
2017年
4月
10日
上野の東京都美術館で10日から16日まで行われる 21世紀アート ボーダレス展2017に、ご縁をいただき、招待作家として出展させていただいております。
昨日雨の中、搬入してまいりました。
美術館ですので生花はNG。 ということで、華炭、ドライの流木、枝、苔、プリザーブドフラワーで作品を作りました。
2014年のパリでの個展でも使った越前塗りの大鉢に、大自然をイメージしてアレンジしました。
展示台には帯を敷きました。
タイトルは「森羅万象」
宇宙のエネルギーを受けて地上のものが巡っている、、、そんなイメージです。
こんな景色をどこかで見たことがある・・・と思っていただいてもいいです。
2017年
2月
26日
パシフィコ横浜で行われるカメラと写真映像の一大イベント、CPプラスに出展の大手レンズメーカー、タムロン様のブースのフラワーディスプレイを依頼されました。
担当の広告代理店の方と打ち合わせをして、モデルさんが立つステージのイメージをネオクラシックの室内のイメージにしました。
メーカーの御希望で、ブルー、パープルは使わず、赤ピンク系、黄色オレンジ系の2タイプを作ることに。
花も大輪系をメインに、カメラでピントを合わせやすいものにしました。
22日搬入、23日プレスオープン、26日までの会期ですので、花の仕入れのタイミングを計りながら臨みました。
搬入時は会場はまだまだ作成中。埃が舞うような会場でした。祭りの前夜という感じ。
モデルさんの立ち位置やライティングを決めたり・・・
私の友人矢島満夜さんもカメラファン。CPプラスでの事をブログに書いています。
タムロンブースの写真も素敵にアップしてくださっています。お写真をお借りしました。
こちらは土曜日に夫が来場して撮ったもの。土曜日、凄い人出だったそうです。
2016年
12月
09日
お料理教室を開かれている方から、クリスマスのレッスンの折に、毎年テーブルのお花をご依頼いただいています。
今年はこんな感じ。
ウェッジウッドの可愛らしい絵柄のプレートやドライフルーツを入れ込んだお手製のキャンドルに合わせて、お花も古典的にかつ、可愛らしく。
ドライフルーツやシナモンも加えました。
2016年
9月
25日
8月にTVドラマの撮影となるお宅にお花を生けた事は既にブログでご紹介しましたが、9月23日の深夜に放映されました。
テレビ東京の「侠飯 おとこめし」
やくざの会長宅の想定。
大理石のお宅の玄関に、ドウダンツツジなどを使って大きく生けました。
どのように映っているのか、楽しみにしていましたが、生瀬勝久さん演じる侵入捜査刑事がやくざの会長宅に乗り込むシーンで、映っていました。
ドラマのホームページ内のフォトギャラリーより。
このお宅の方も、「あの生けこみがないと、ただのオフィスのようにも見えてしまっていたでしょうから、お花が映えていた」と、おっしゃってくださいました。
2016年
9月
01日
昨日は先輩が社長を務めるグローバル・マネジメントシステム株式会社の創業20周年のパーティがロイヤルパークホテルで華々しく行われました。
そのテーブルの装花を依頼され、白いボックスにお花をアレンジしました。作成する前に、会場の写真をいただき、絨毯などの色味から、赤とオレンジを使った花選びをしました。
ボックスを重ねて、立体的にしました。
和やかなパーティに華を添える事が出来き、嬉しく思っています。
パーティ終了後には、蓋をして、コンパクトにお持ち帰り出来るようになっていますので、多くの方に喜んでお持ち帰りいただきました。
先程、『嫁の為に持ち帰る」とおっしゃっていた男性の方からメッセージが入り、「嫁が大変喜んでいます。ありがとう」との事。
ホテルの黒服さんも、ウェディングパーティにもいいですよね・・・とおっしゃってくださいました。
2016年
8月
21日
最近、和装での結婚式が見直されていますね。
神社で挙式をする方も。
私も和装でのブーケや和装の時の髪飾りを承る事がしばしばあります。
秋には打掛に合わせて持つ、アートフラワーのボールブーケをご自分でお作りになりたいという方もいらっしゃいます。
ボールブーケとはこんな感じ。これはプリザーブドフラワーで作った例です。
これまでにも和装用のブーケには、帯締めなどをお花と入れ込んで作りました。
さて、先日、私の友人丸橋企画さんがプロデュースした和婚の展示会が銀座松屋のマロニエ館で行われていて、そこへ伺ってきました。
着物スタイリストとして、マスコミでも有名な石田節子さんのお店「らくや」でお持ちの昭和初期のビンテージお着物での婚礼の提案。
レンタルで素晴らしい着物をまとい、一生に一回の記念すべき佳き日を迎えられます。
会場には打掛、振袖等のディスプレイもあり、その品格のある着物に目を奪われました。
石田節子さんによる着付けのデモンストレーションもありました。自然な着付けで花嫁さんの初々しさを出していました。
石田さんのコーディネートセンスも素敵です。
そんな石田さんのお店、らくやで、商品の入れ替えのための大セールが行われているとの事で、初めてお店にも伺ってみました。
素敵な柄のレトロな着物や帯、小物等が破格の安さで売られていました。
私はボールブーケの取っ手になる帯締めを探していたのですが、安さにつられて、こちらも購入。
花と組み合わせたディスプレイに役立ちそう^^
どのシチュエーションで使おうか、今からワクワク構想を練っています^^
2016年
7月
03日
日々の雑事に追われていた5月、同窓の友人で、ライターの仕事をなさっている松本壮平さんが、新刊の雑誌にフラワーアレンジメントのページを作りたいから、と私にお声掛けしてくださいました。
これまで雑誌掲載はたくさんしてきたので、経験から、どのような読者に、どのようなものを見せるか?という相談をさせていただきました。
今更、フラワーアレンジメントの実技バージョンでもないでしょうから・・・とまた、ただきれいな季節のアレンジメントを載せても・・・・と。
そこで、2014年私がパリの個展で取り組んだ、日本人の美意識を4つの切り口で表現したものを、掲載していただくことになりました。
彼には以前プレスリリースを相談したこともあり、その4つの切り口、「透ける」「垣間見る」「揺れる」「見立てる」をとても良く理解していてくれていますから掲載記事の文章も私の考えているツボを押さえてくれています。
写真は、パリ在住の写真家、小田光さんに撮っていただいてあったものを小田さんの御了解を得て、使わせていただくことに。
そしてこの度7月1日に発刊となった Brilliant Granz が手元に届きました。
素敵な紙面で嬉しく思います。BG-美の創造-3
「美の創造」というタイトルの付け方にも感謝です。さすが素敵な言葉を見つけてくれています。
また、他の掲載記事も、なかなかの内容。楽しく拝読。
こんな機会を久しぶりに与えてくれたライターの松本壮平さんに感謝です。パリ個展の総決算となりましたし、今後にも繋げる意欲が少し湧いてきました。