2010年
7月
11日
日本文化会館の前を通ってエッフェル塔に行く観光客は1日平均5000人だそう。ガラス張りのブティックを多くの観光客が覗いていきます。この方達は中に入ってきてくださいました。イタリア人だそう。ニューヨークからやボストンからの方もいました。勿論フランス人も、パリ在住の日本人も。メッセージノートに各国の言葉で称賛のメッセージを書いて下さっています。好評につき、会期を二週間延ばしてくださいました。 7月24日までです。しかし私は明日日本に帰ります。最後の夜はサッカーをテレビで見ながらローヌの赤ワインです。ドイツが三位になりました。ワールドカップの終わりと合わせるかのように、私のフランスでのチャレンジもひとまず終わり。とはいえ動きかけている案件があるので、ハーフタイムですね。
2010年
7月
07日
展示会の初日、約束してくれていたパリジェンヌ、ベトナム系フランス人、日本人の友人が見に来てくれました。マニフィック!というコメントをいただきました。瑠璃色のコンポートはガラス作家大村俊二さんのもの。そば猪口と合わせて日本からもってきました。簾のテーブルランナーは以前に特注したもの。テーブルマットには友人の菊永さんのさらさらと書いてくれた書をつかいました。
今回私は涼というテーマにしましたが、偶然にも、ブティックで販売している海外向け家庭画報もRYOの特集でした!そこで一緒にでいディスプレイしました。
2010年
7月
06日
明日からの展示会の搬入設営は久美さん、よしえさんの協力を得て、無事におわりました。遠州織りの反物がいい味をだしています。テーブルセッティングには瑠璃色のガラスコンポートをつかいました。こちらの写真は後日アップします。明日からの展示会が楽しみです。フランス人の知人、パリ在住の友人もきてくれます。ブティック日本文化会館のサイトでも私のサイトにリンクして告知してくださっています。何か新しい出会いがあることを楽しみにしています。 さて、今日からはアパルトマンです。サンジェルマンにはかわりありません。ビュシのお店でデリカテッセン、シャルドネワイン、ポールのパンを買い込み、一人ディナー。窓からの風は爽やかでラジオのミュージックにフランス一人暮らしを満喫しています。応援してくださる方々ありがとう。
2010年
7月
05日
月曜日お昼からホテルをチェックアウトしてアパルトマンに移ります。チェックアウト前にリュクサンブール公園にいきたくなり、お散歩。久しぶりに花のある季節の渡仏ですから、花に溢れた庭園を久しぶりにみることができました。植物の配色が絶妙です。午後からの展示会搬入設営を前に、清々し気持ちになりました。
2010年
4月
04日
山梨県の韮崎市穴山の方々との交流をかねて、女優石井めぐみさんのフォトセミナーが行われました。
東京からは25名が電車、車などを使って参加し、地元の方は30名が集まりました。
穴山の駅を降りると、空気が違いました。澄んだ空気です。
雪をかぶった八ヶ岳を遠景に、桜があちこちに咲いていました。
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廃校になった小学校に建てられた穴山ふれあいホールで、めぐみさんのフォトセミナーが行われました。
以前にもセミナーを受けたことがありますが、デジカメでの機能を生かした撮り方をとてもわかりやすく
お話してくださいます。女優以外のタレントにいつも脱帽です。
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満開の桜
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お気に入りにピントを合わせて、あとはぼやかす・・・
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山梨ならではの山を背景に。春霞とタイトルをつけましょうか・・・
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ホワイトバランスをいじって、幻想的に仕上げました。お気に入り!
今回は人物の撮り方も説明があり、3人の美女が被写体となりました。
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石井めぐみさん。さすが表情の作り方がプロ。
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エステシャンの花紋のようこちゃん。こんなに美しかったとは・・・
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ワンダープロダクションの前田ゆき恵ちゃん。ういういしさが魅力。
地元のおじさま方は、人物ばっかり撮っていましたよ^^
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もうじき一年生のこうちゃんも上手にめぐみさんを撮っていましたね・・・
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東京から参加したみなさん。
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みっちゃん^^はオレンジでコーディネート。おしゃれです。
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楽しい旅をありがとう。
企画、運営をしてくださった、明美さん、ワンダープロダクションの千文さん、石井めぐみさん、穴山の名士、山寺さんに感謝です。
2010年
2月
21日
旅のエッセイのフォローです。
2月10日、パリからもアップしましたが、今回の旅は、何かの力で導かれたようなことが何回もありました。
パリの最終日、スーツケースや手荷物はかなりオーバーペースなので、何か小さなアンティークを買いたいなと思い、チェックアウトをして、荷物を預け、ホテルを出ました。お日様が出ていたので、ルンルン気分で!
サンルイ島からマレのアンティークのお店が集まっているヴィラージュに行こうと慣れた道をあるていると、
小雪がちらちら舞い落ちてきました。でも、パリジェンヌのように傘もささず、小雪を楽しんでいました。
(傘を持って出ませんでした。何しろいいお天気でしたから)
ところが、ゆきはどんどん激しくなり、道は白くなり始めました。
目指すアンティークショップのあたりにだけはまず行こうと思い、頑張って歩きましたが、帽子やマフラーに雪が積もりだしました!
挙句の果てに、ショップ街は未だ開いていません!「わー困った!」あまりの雪の降り積もる速さにびっくり、と言うよりはむしろ恐怖さえも感じてきました。
サンルイ島までもどり、早くどこかカフェに入ろうと探していたら、メインの通りからわきに入った道に気になるお店を見つけました。アンティークです。
私に買えるようなものはあるのかしら?と、恐る恐るドアを開けました。
すると迎えてくれたのは優しそうな年配の男性。
雪に導かれてこのお店にきました、と言うと、「メルシー、ネージュ」と、おどけて返してくれました。
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まず、目についたのが、このハート型のシルバーのフォトスタンド。
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そして、店内奥のケースの中には素敵なアクセサリーが鈍い光を放っていました。「わー!!、ほしいものばかり」
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ブレスレッドをいくつかためしてみて、シルバーとメレダイヤの1900年頃のものを決めました。
それからもうひとつ、シャープなデザインのブローチ。1850年くらいのものを買うことにしました。
三つ買うから、えいや!で値引きをしてくれました。とてもフレンドリーなオーナーさんです。
日本の雑誌にも掲載されたことがあるんですって!
私はまったく知らず、雪に導かれるままに扉を開けましたが・・・
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店内で記念撮影なんかして(笑)、
「お昼を食べるのにお薦めのお店はありますか?」と尋ねると、
カジュアルな美味しいお店を教えてくださいました。そして、道案内までもしてくださり。
そしてこの後、まだ後述談があるのです。
教えていただいたお店でランチを食べた後、そういえば!と思い、買ったブローチを取り出して見ていたのですが、どうしてもブローチのピンがうごきません。そこでアンティークショップに戻りました。
オーナーさんがむしめがねをして、ペンチでピンが動くように直してくれましたが、その間、私はショーケースの中に、素敵なブローチを見つけてしまい、どうしてもほしくなってしまいました。
エンジェルの絵が刻まれているものです。すると、オーナーは 先のブローチと同じくらいの値段だから
替えてもいいと言ってくれたのです。
そうして、めでたくエンジェルのブローチは私の手元におさまりました!^^
このブローチはだれがしていたんでしょうね・・・私のもとに来るこの偶然。でも、必然だったのかもしれない、と思うとなんだかワクワクします。
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アンティークショップで買ったシルバーのブレスレッドとエンジェルのブローチ。
そして、ブログにも書きましたが、ラスパイユ通りのマルシェで見つけた、スージーライトとターコイズのブレスレッド。
それから、かつて、古いものに目が利く友人からプレゼントされたアンティークのブローチ。これをコートにつけて旅していたのですが、アンティークショップのオーナーさんにみてもらったら、1900年ころのものだと言われました。
アンティークって、ちょっとロマンがありますね。
2010年
2月
18日
パリから1日のバス観光で、気軽に郊外に行けます。
そこで今回のパリ滞在のうち、1日だけシャンパーニュ地方のランスに行きました。
そこには偉大なノートルダム大聖堂がそびえていました。
ノートルダム大聖堂はパリのシテ島にあるものよりも高く立派で、ゴシック建築の象徴のようでした。
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ファサードには細かな彫刻が施され、特にほほえみの天使に感動しました。
モナリザと同じように、なぜ微笑んでいるのかは謎とのことです。
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そして、大聖堂内のステンドグラスを見たときにはなぜか感動で胸が詰まりました。
ステンドグラスの絵は、一般庶民に向けて聖書の内容が描かれているものなのだそうですが、
このステンドグラスには、この地方らしく、シャンパンの作り方の絵もありました。
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奥の礼拝室にはシャガールが制作したステンドグラスがあり、蒼い光を取り入れていました。
彼が描く聖母マリアには成長の色である緑色が使われていました。
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このランスを訪れることになったことにも何かの引き寄せを感じます。
帰りのバスのなかに差し込む夕陽がとてもまぶしく、何かを注ぎ込んでくれている気がしました。
ほほえみの天使、ステンドグラスの残像が目に焼き付いています。
ランスを訪ねた2日後に、偶然にもパリのカフェでランスのビストロのディレクターと出会い、名刺交換することになるなんて、何かの力が働いたとしか思えません。
ランスにはなにがあったのかしら・・・