2022年
5月
23日
和暦手帳日々是好日を出版なさっている高月美樹さんの和色名の日めくりカレンダーも今年は購入し、
毎日楽しんでいます。
昨日は二十四節気の小満。
暦の和色は、草が深く生い茂る様子を表した力強い色、「蒼色」。
プランターで育てている蓼藍の苗は育ち、遅れて蒔いた京都美山の蓼藍と小鮒草の二葉が出てきました。
庭のプロバンスコーナーのレモンの花が数年ぶりに咲きました!
今日の暦の和色は緋褪色。
今日草木染めのワークショップで屋久杉で染めますが、緋褪色に近い色に染まるかも❗️
2022年
5月
19日
乳がんでも自分らしくという趣旨で友人が立ち上げたサイト「ら.し.く]に
コラムを書きました。
日本の色についてです。さらっとお読みください。
2020年
9月
21日
友人緒方佳美さんのサイトら・し・く~乳がん生活を自分らしく~、
にコラムを書きました。紫陽花のポテンシャルから思いを思いを馳せて・・・
20世紀はバラの時代だったが、21世紀はアジサイの時代
私は紫陽花が好きで、フラワースクールの名前を『Atelier Hortensia』(アトリエ オルタンシア オルタンシアはフランス語で紫陽花の意味)としています。
日本が原種だったガクアジサイがヨーロッパに渡り、手毬咲きのアジサイに品種改良され、逆に日本に入ってきています。フランスでの紫陽花を見たくて、いろいろ巡りました。上記の言葉はフランスの北西部ノルマンディー地方の小さな町ヴァランジュヴィル・シュル・メールにある世界一多数の品種を育成しているアジサイ園のオーナーが、2004年、訪ねた私にかけてくれた言葉です。
確かに日本でも紫陽花の人気は高まっていると思います。SNS上では5、6月に紫陽花の写真をアップしている人がたくさんいました。「母の日」のギフトに紫陽花の鉢植えはカーネーション以上の人気です。
紫陽花の魅力
日本では梅雨の時期の代表的な花として昔から知られています。雨に濡れながらもしっとりと咲く紫陽花に日本人は心を奪われるのでしょう。花の色が変わることから花言葉には「移り気」などというあまりうれしくない言葉もありますが、「忍ぶ恋」というのもありますよ。
時間の経過で変色する紫陽花も魅力的です。最盛期を過ぎ、くすんだ色味になってくるころに私は味わいを感じます。土の酸性、アルカリ性にもよっても色が変わります。「酸性なら青色、アルカリ性ならピンク色になる」といわれています。
また、ドライフラワーにして長く楽しむこともできます。今年、私はたわわに咲いた庭のアジサイを色が変わらないころ早めに切り、茎を上に逆さまにして吊るした結果、綺麗な水色が残ったドライフラワーにすることができました。
草木染
茎と葉を細かく切って水を入れ、20分くらい煮出してしばらく置くと染液ができます。絹を浸けると、くすんだ薄緑色に染まります。さらに、染色を定着させる媒染材に浸すと色が変わります。ミョウバン液に浸すとなんと、鮮やかな黄色に変色します。クエン酸や重曹でも試しましたが、ほんのりとサーモン色やくすんだ緑に染まりました。紫陽花のもつ色素を別の色に変えて染めることができます。
ポテンシャルパワー
草木染の布を巻き付けたリースにドライにした紫陽花を挿してリースにしました。乾燥した紫陽花の抑えたトーンと草木染の微妙な色合いが相乗効果をもたらしています。
梅雨の季節の花が、生まれ変わりました。しかし、それは「アジサイ」に潜んでいたポテンシャルパワーです。私たち人間も、人知れず潜む力に気づき、何かのきっかけで人生を変えられることがあるかもしれませんね。
2020年
8月
28日
昨年10月、京都の板前割烹で隣に座ったご縁で繋がったガラス作家の奥野美果さん。
共通の知人もいて、びっくり。恵比寿のアトリエにもお訪ねしました。
28日まで千葉そごうで展覧会をなさっているので伺いました。
光とガラスが作り出す影も作品の要因とのこと。
展示作品を1つ購入し、自宅の庭のハーブと雑草をさしてみました。
ポッテリとした雲の様なガラスが作る影も楽しめます。
【2人の作家による作品展 「Clarice(クラリーチェ)」】
綿引明浩氏と奥野 美果氏、ふたりの作家による作品展を開催。
ふたりの作品に共通する言葉「Clarice(クラリーチェ)」にはイタリア語で「透明な、澄んだ」という意味があります。
国内外で高く評価されている2人の作品をぜひご覧ください。..
2020年
7月
28日
先日、国際書留郵便で、南フランスから届いたのは、写真の通り。
(どれだけフランス国内の郵便事情は不安定なのか❗️)
南仏のリルシュルラソルグでシャンブルドットを営む日本人女性町田陽子さんとパートナーのダビットが
セレクトしたプロバンスの人気の品々。
ローズマリーの蜂蜜、黒い真珠から作られるAOP認定のオリーブオイル、
プロバンス料理に欠かせないペースト(アイオリとアンチョビのペースト)、
料理人でもあるダビットが厳選したタイム、オレガノ、ローズマリーをブレンドしたハーブ調味料、
ハーブティーのベルベーヌ、
プロバンスらしい柄のトルション(クロス)。
フランスに行けないご時世ですが、束の間の妄想旅。
10年くらい前の写真もでてきました。(2枚目)フランス雑貨に花をアレンジして販売していましたね~。
2020年
7月
03日
世界はウィルスに悩まされていますが、植物は今年も同じように花を咲かせ、実を結んでいます。
この時期はスモークツリーの季節。スグリの実も出回ります。
デンタルクリニックの開業記念日に、スタッフの方から先生へ。
そしてこちらは、本日久しぶりに会う友人のお誕生日にちょこっとプレゼントにします。
フラワースクールでも生徒さんにスモークツリーを使った投げ入れ。
こちらは花束にしました。それを花瓶にストンと。
パリコースの生徒さんにはアレンジメントで。
#今こそ花の力
2020年
6月
29日
今年も半分が過ぎようとしています。
あんなに瑞々しかった庭の紫陽花もグレイッシュトーンに。
名残の紫陽花。
家のあちこちに飾っています。
梅雨が明けたら、バッサリ切ってドライフラワーにしよう!
ブラックベリーも色付き始め、ふらふらのモンシロ蝶ときれきれの揚羽蝶がやって来る庭を眺めながら、こんなに時間的余裕のある今の生活をいいのかな?とも思ったり。(これ迄回遊魚の様でしたからね(^-^;)
梅酒、梅シロップ、梅ジャムも作りました。
愛宕神社の茅の輪くぐりに行きたいけど…スッカリ出不精。
2020年
6月
23日
庭のラベンダーからもらった色。
こんなに綺麗なライム色が染まるなんて!
一期一会の色。くすんだ緑(真ん中)はでやすいのですが。
奥のピンクもブルー系ピンクでクリアーです。
桜染では出ない色。
2020年
6月
06日
庭の紫陽花をちょっと使って、草木染にトライしました。
額紫陽花の茎とはっぱを切り刻んで、大鍋で煮出しました。
染液を作り、予め濡らした絹のスカーフを入れます。
媒染液はミョウバン、クエン酸、重曹を用意し、実験。
花弁は酢に付けながら色を出します。
紫陽花から思いもよらない色をもらいました。
ミョウバンを使ったものがきれいな黄色系になりました。
紫色の花弁を使った花びら染はごく薄いパープルピンク色になりました。
ピンクの花弁を使たものごく淡いベージュ色でした。写真にあるのは、実は2月に煮出した桜の染液で、上書きした物。
桜の液はまだ生きていました。
植物の力は本当に不思議です。
2020年
6月
03日
庭の紫陽花が色ついてきました。
様々なことが起きていますが、自然は変わらず、その営みを繰り返しています。
アトリエオルタンシアの原点、紫陽花の逞しさ、美しさに心惹かれています。