2014年
4月
28日
ニューヨーク在住のD様とは彼女の日本での個展でお目にかかってからのお付き合いです。
フェイズブックでつながっているため、お互い近況がすぐわかるという事もあり、とても親近感を抱かせていただいています。
度々彼女の日本のお友達へお誕生日お祝いのお花のご注文をいただいています。
ニューヨークは近いものでね・・・
今回はこちらのお花。
越前和紙でオリジナルのボックスを作りました。重ね色目の「藤」の色合わせです。
そこに紫色のお花を中心に活けました。
2009年
7月
21日
平安時代、貴族の着物の襟や袖の色の組み合わせで季節感を表現し、日本人の繊細な感性を凝縮した色合わせが生まれました。それを「重ね色目」といいます。
その感性は現代の私たちにも受け継がれているもので、時代を超えた美意識です。
梅雨明けし、夏も本番というのに、なぜか曇り模様。
蝉の声もまだしません。
ですが、今日は「蝉羽(せみのは)」の重ね色目でアレンジをしました。
蝉の羽の微妙な色をイメージする色の組み合わせです。
檜皮色(ひはだいろ)と青(青、といっても緑のこと)
茶色のヒマワリが夏らしいでしょ。
そのほかに茶色のベルベロン(小えび草)。
緑色は、アンスリューム、カーネーション、セダム(弁慶草)です。