2019年
8月
02日
二年前に読んだ本を読み返した。
植物を人間以下と見なしているのは人間のおごりかも。
移動出来ない故に持ち合わせた機能は人間並み。
ある植物は生殖の為に昆虫を香りや色で誘い花の中に閉じ込めたりもする。
昆虫を手玉にとる植物に踊らされているのは人間かも知れないという仮説が面白い。
人間好みの綺麗な色、花姿、香りは植物の繁栄の為に持ち合わせた能力なのかもしれない。
枯れてしまった庭のローズマリーを植木屋さんに掘り起こしてもらった。
このうねりは、何の為にできたのか?
植物の力を借りて、秋の京都での展示会に生かしたい。
2019年
7月
05日
ニューヨーク在住のアーティスト堂園まり子さんの絵画とジュエリーの個展が銀座三越7階のギャラリーで今日から開催されます。
今年もお祝いのお花のご用命をいただきました。これまでも、いただいたDMからイメージして花のデザインを決めました。
今年は絵画の黒い部分が印象に残り、「夜のセントラルパーク」をアレンジのテーマにしました。都会でのナチュラルテイスト。黒っぽい葉の枝物は、ベニスモモ。姫水木とベニスモモの間に見え隠れするのは、シェイプが個性的な花たち。チューリップアンスリュームやプロティア等。
今日はデパート開店前に裏導線で搬入しましたので、後日ゆっくり拝見に行きたいと思います。まり子さんのPassionが詰まった作品を楽しみたいと思います。
2019年
3月
19日
京都の絞りのアートディレクターである寺田豊さんにお声がけをいただき、フラワーディスプレイとアロマフレグランスでコラボレーションさせていただいています。
本日最終日。連日多くの方々にお越しいただいています。
キフジの枝と赤紫、青紫の花を生けました。 空間を広く見せる為に、桶絞りの布をお借りして壁面上から垂らし、花の方にも絡ませました。
紫根で染めた絹糸。
自然光で見ると色が違って見えます。
私がクリエートしたアロマフレグランス「江戸紫」「京紫」も販売いたしています。それぞれお好みで楽しんでいただいています。
江戸の粋、京の雅がテーマです。
2019年
1月
15日
俳優の市原悦子さんがお亡くなりになったニュースで、多くの方が驚きと悲しみの気持ちを持ったことでしょう。
独特の語りで個性あるパフォーマンスを発信し続けていらっしゃいました。
私は5年前、市原さんの喜寿と出版記念パーティのディスプレイを担当させていただきました。
打ち合わせの段階で、「観葉植物が好きだから観葉植物だけで飾って欲しい。命ある植物を切ってしまうのは嫌だ」とおっしゃいました。
広いホテルのバンケットの中、観葉植物をメインにディスプレイしました。
心からご冥福をお祈りいたします。
2019年
1月
12日
何かと話題の某自動車会社ですが、私も元社員として、応援の気持ちしかありません。
今年も賀詞交歓会のディスプレイを担当させていただきました。
花の色は潔く全て白。
赤い枝や松等のグリーン、そして何より京絞りの着物地で華やかさを出しました。
さすが、総絞りの布は上質感を出しています。(京都の絞りの匠から、失敗作だからと譲り受けたものです!こうして日の目をみましたね)
会場前の全室にもアレンジを。
参加された方から、お花が存在感があったとコメントをいただきました。
新年の大仕事が終わり、ほっとしました。
2018年
11月
30日
いつもお花を入れさせていただいています、高輪の老人介護施設に、今年もクリスマスディスプレイをさせていただきました。
今年はアクリルケースを使って、テラリウムのように、クリスマスの情景を作りました。
皆さんのぞき込むようにしていらっしゃり、クリスマスシーズンを楽しんでいただけそうです。
2018年
10月
28日
9月末に行われたプレミアムジャパンのイベント二十四節季「秋分」ランチパーティの記事(前編)に続き、後編がアップされています。
ご覧ください
先日で、編集長さんと楽しいインタビューを銀座の茶寮でしていただきました。その時のお話をまとめてくださっています。
インタビューで、アイディアはどこから来るのか?という質問がありましたが、ふと、湧いてくる、しかしそれは美術館で見た絵画や寺社の庭園、そして書籍からの知識が引き出しから出てくるのかもしれません。
2018年
10月
19日
コスメティックの国際トレードショーがフランスのコスメティックバレー主催で、パリで行われました。
会場は、ルーブル美術館繋がりのカルーゼル・ドゥ・ルーブル。
私が昨年ボザール展に招待作家として出展し、審査員特別賞を受賞した会場と同じ。懐かしい・・・
同窓の友人市川由紀さんの働きかけで、その会場に私のディスプレイで、商品展示を行うことになりました。
今年は日本・フランス修好160周年の年で様々ジャポニスムのイベントがありますが、このイベントでも日本が主賓国として
会場を盛り上げることになったそうです。
私はこの時期フランスには行けないため、デザイン画、そして細かなサイズ等をフランスにいる市川さんやパリのSHIPS Europeの高馬さんに送り、資材の調達や植物の仕入れをお願いしました。搬入当日は、メッセンジャーのビデオ機能を使って、日本から指示。
絶妙な連係プレイで、見事に仕上げていただきました。
ディスプレイは苔庭の回遊する小道のイメージ。苔庭回遊式庭園がコンセプトです。
その中に、ジャパンコスメティックセンターが推薦する商品が12点並ぶのですが、私がクリエートしたアロマフレグランス「苔庭」Le Jardin de mousse も選ばれました!
「苔庭」パリデビューしました!
2018年
10月
07日
千代田区男女共同参画センターMIWの20周年の記念イベントにベルサイユのばらを描いた漫画家の池田理代子さんのトークショーが千代田区役所で行われました。
壇上のお花をご依頼いただきました。
タイトルは「私とオスカルが切り拓いたもの」ですので、ベルばらのオスカルのイメージを盛り込みました。
2018年
10月
07日
一年を通して、季節を感じるディスプレイを様々なお客様よりご依頼いただきます。
季節の移ろいを私達も感じる事ができ、そんなお仕事は喜びのひとつ。
こちらは定期的にお花をお届けしている介護施設よりご依頼いただきました。
<お月見>
<ハロウィン>
よく見るとあんな所やこんな所にあんな物が・・・
色々楽しんで観ていただければ嬉しいです。