2014年 6月 21日
アーカイブ 「空間ディスプレイ」
2014年 6月 20日
ベルニサージュ
2014年 6月 17日
パリ個展オープンしました
2014年 4月 18日
銀座の夜にガーデンを
銀座の某高級クラブのママさんのお誕生日パーティの店内装飾のご注文をいただきました。
3件の花屋のデザイン等相見積もりだったようですが、アトリエオルタンシアが提案したデザインをお気に召していただき、受注となりました。
店内はかなり広いのですが、壁面に装飾するしかなく、物理的にどのように設置したらよいのか?というところからデザインを考えました。
ママさんのご希望は、ナチュラルに、という事でしたので、壁面に園芸用のトレリスを立てて(場所によっては吊って)ガーデンのようにしました。
アーチも作りました。園芸用のアーチに蔓やグリーンを巻き付けました。
日程的にはかなりタイトで、怒涛の数日間でしたが、夜の銀座が2晩、ローズガーデンとなりました。
ゼロからデザインを考え、物理的に設置する可能性を考え、そして花を選び花を生ける・・・・
設置は本当に肉体い労働ですが、その完成した時の達成感は最高です。
お誕生日当日、お店のあるビルの1階にはスタンド装花が20基以上届き、お店の入り口外には大きなアレンジメントや胡蝶蘭が届き、ママの人気の様子がうかがえました。素敵な若いママでした^^
2014年 1月 15日
日産自動車賀詞交歓会2014
昨年に引き続き、日産自動車の賀詞交歓会のディスプレイを担当させていただきました。
デザインを考える時に、昨年とは違ったものにしたい・・・でも2メートル50センチ以上の高さを出さなくてはならない・・・
という試行錯誤の結果、本日のディスプレイに至りました。
テーマカラーを日産自動車のコーポレートカラー(サッカーのマリノスのカラー)を基調に、黒い昼夜帯(昼と夜で変えられるリバーシブルの帯です)と赤い着物地
を使ました。
そして、茂原のNPO法人竹もりの里さんに、門松風の竹を依頼しました。(高さを出す工夫です)
ただ、普通の門松に一味加え、花をアレンジしました。それに、松ではなくアセボ。
アセボの高い木は格子の周りに奥行きを出すように立て、統一感を出しました。
また、金柳をダイナミックに使い、華やかさを出しました。
800名を超える来客の賀詞交歓会でしたが、昨年に続き、ご好評をいただきました。
デザインを考え、備品などを手配し、花を仕入れ、花を挿す。大型のヴァンに積み込み、会場でセッティング。そして好評頂けるのはフラワーデザイナー冥利につきますね。
スタッフもデザインが頭に入っているので、それぞれが役割分担でき、搬入からセットアップ迄1時間。
頑張りましたね~
帰りは冬の空に輝くま~るい月が祝福してくれているようでした。
遅い夕食に、念願のワインを開けました。
来年もよろしくって言われましたけど・・・また、楽しみながらデザインを考えます。
2013年 12月 23日
市原悦子さんの喜寿と出版記念パーティ
女優の市原悦子さんの喜寿と出版記念のパーティが椿山荘で行われました。
会場のディスプレイをご依頼されていたので、お打ち合わせをさせていただき、市原さんのイメージする「森のような」イメージに近づけました。
お打ち合わせの段階で、土に実際に生きている観葉植物をたくさんお使いになりたいということでしたので、テラコッタの寄せ植えなどの観葉植物を組み合わせました。
舞台には2・5メートルのアセボの木を仕入れ、立てました。
先日千葉の里山で採集してきた蔓や松ぼっくりも加え自然な感じを演出しました。
パーティは大盛況でした。市原さんとミッキー吉野さんの歌のステージも楽しいものでした。
サプライズで市原さんにお渡しする花束は、市原さんのお着物にあわせて、和風に作りました。
ラッピングペーパーは先日越前和紙の里を訪れた折に購入した手漉き和紙に帯締めを締めました。
大枝を立てたり、鉢を運んだりなかなかの肉体労働ですが、空間を作り上げるのは楽しいです。
同じワンダープロダクション所属の塩田貞治君。オルタンシアにお花を習いに来てくださっていた俳優さんです。
同じくワンダープロダクション所属の石井めぐみさんのブログはこちら
2013年 8月 25日
日曜日の仕事
2013年 8月 14日
カラーセラピー
色は光の屈折によるもので、それぞれの色には波動があります。色を上手に取り入れることで、体やその時々の精神状態との波動が合い、幸運を呼び、健康にもなれるといわれています。
カラーセラピーは私たちの心や体に働きかける色の魔法です。
もちろんお花でもいいんです!
黄色は希望や英知を与えてくれる色です。体では、胃などの消化器家や神経系にさしょうするとか。
この写真は2011年鳴海製陶のショールームを美術館のようにディスプレイした時のもの。カラフルなテーブルランナーをマチスの絵画と重ねました。
2013年 8月 06日
オーダーメイドのアートフラワーアレンジメント
既に発売されている「東京オーダーメイド」(GAPJapan)に私の記事が掲載されていますので、こちらでご紹介いたします。
http://www.a-lavie.net/upload/save_image/zip/book_5099d3613669e/_SWF_Window.html?pagecode=122
アートフラワーは造花ですが、ご家庭にインテリアとして、あるいはオフィスやショールームにはディスプレイとして効果的です。
暑い夏場などは特に生花が持たないので良いかと思います。
飾る場所の雰囲気や大きさに合わせてデザインいたします。
2013年 7月 09日
五感で感じるフランス
私が会員になっている、日仏芸術文化協会主催で、「レッドカーペットから見た2013年カンヌ映画祭~五感で感じるフランス~というイベントが7月7日にありました。
協会理事長が、実際に参加したカンヌ映画祭のお話をなさり、その後、カトリーヌドヌーブに焦点を当てたフランス映画とその社会的背景のディスカッションがありました。
会場は瀟洒な個人邸宅です。30名くらいの方がお集まりになりました。
私はその会場で、フランスでインスパイアーされたものを花を表現しました。
今回のフランスの旅で私はルーブル美術館のサモトラケのニケの像を観たくてルーブルにいきました。天使が羽を広げて、舟の先端に舞い降りたその姿に感動しました。(鑑賞するのは3回目なのですが)
私の中で今大好きなクラシカルなシルバーとシンプルモダンなガラス器の組み合わせ(お気に入りのサンジェルマンのインテリアショップでは今もトレンド!と私は思いました)をいかして、サモトラケのニケのイメージを花とグーリーン出表現しました。
羽を広げた天使のイメージを感じていただけますでしょうか?
そしてもう1点は、京都の珍裂店で見つけた江戸時代中期の着物裂を軸に仕立てていただき、それにあわせて、アールヌーボーのテイストで花をいけました。日本の着物柄がジャポニスムとして、フランスで一大旋風を巻き起こし、それが後のアールヌーボーになりましたので、そんな思いで作成しました。
イベント会場は他にもアーティストがそれぞれ分野の違う作品を展示、あるいは販売もし、ワインやお茶をいただきながら楽しいパーティーとなりました。