2018年
4月
03日
数年お花の生けこみをさせていただいている銀座のクラブが、今年も桜まつりをするという事で、準備を進めてきました。
期間は4月2日〜6日。 御存知のように、今年は例年よりも早く満開を迎え、市場での入荷も前倒し。
4月に入ってからの桜の仕入れは懸念されましたが、予定通りの陽光桜が手に入りました。
しかし、5月並みの気温で、どんどん花が咲き始め・・・・涼しいところに保管したり・・・
搬入の当日、3か所に生ける桜の枝を選別。
そして、いざ銀座に出動。
今が見ごろというような状態で生けることができました。
ショーケースの中。これにガラスがはめられます。
2018年
2月
21日
150年の歴史あるフランスの美術展、サロン・デ・ボザール(Salon des Beaux Arts)の2017年の受賞者の中にKuniko Ochiaiの名前と作品が掲載されています。
こちらは会場風景
日本のウィキペディアの国民美術協会(フランス)にも、2017年の受賞者の中に落合邦子の名前。
歴史に名前が残った!?(笑)嬉しいことです。
2018年
1月
12日
日産自動車様の賀詞交歓会のディスプレイを2013年から続いて、今年も担当させていただきました。
今年は日程が小正月よりも前でしたので、松を生かし、凛としたイメージにしました。大王松に勢いがあります。
黒地の帯や美濃和紙も加えて、和のイメージを演出。
勿論、華やかさも必要ですので、グロリオサやアンブラックの赤色、そして、和紙の白色と共通の白いユリも。
2017年
12月
24日
Salon des Beaux Arts の公式図録にKuniko Ochiaiは招待作家として、写真と説明が掲載されています。
この図録、600名以上の出展者の作品が1枚ずつ載っていますので、かなりの重量。
2冊だけ持ち帰りました。貴重な品です。
図録に使用した写真は、パリでカメラマンのMarianne に撮ってもらったもの。
松に光を当てて、和紙に影を落としました。
この写真が、ボザール展主催者側のアートディレクター、Bruno Moinard氏に高評価で、今回の私の作品のイメージ写真となり、図録に採用となりました。
2017年
12月
15日
2017年12月7日〜10日までのSalon des Beaux Arts(サロン・デ・ボザール)に招待作家として出展し、審査委員特別賞を受賞しました。
会場はルーブル美術館に近いカルーゼル ドゥルーブルです。(9日の午後、カルーゼルドゥルーブルの駐車場で火災があり、9日午後と10日の一般公開は中止となるハプニングがありましたが・・・)
松がバックの屏風に見立てた和紙に影を落とし、長谷川等伯の「松林図屏風」のような松林のようになるように、松の配置、照明の当て方に工夫しました。
足元はモダンに、スクエアベースを組み合わせ、松かさの炭と竹炭、白石をモザイクのようにデザインしました。
7日のオープニングパーティでは、日本大使、公使もご来場くださり、ご覧くださいました。
多くの方々の賞賛をいたたいた上に、審査員特別賞を受賞することができ、大変嬉しく思っています。
7月からの準備で、日本とフランスのとやり取り等慌ただしくしていましたが、終わってしまうとあっという間だったな・・・という思いです。
これからも、日本人としての私の感性を表現する空間ディスプレイをしていきたいと思っています。
フランスではDeisigner Floral Kuniko.OデザイナーフローラルKuniko.Oとして展開したいと思います・
今回の展示に多くの友人、知人が協力してくれました。その方たちの力なしには成し遂げられなかった事です。
皆に本当に感謝しています。
陶器はトゥールーズ在住の陶芸家高橋利通さんに焼いていただきました。
和紙は美濃和紙の丸重製紙様にご協賛いただきました。
スクエアベースは明邦技研様にお借りしました。
これからもよろしくお願いいたします。。
2017年
11月
24日
Designer floral Kuniko.O
このタイトル、ブランドで日本の感性を植物を使って表現する活動を今後も続けていきます。
パリ、ボザール展 Salon national des Beaux Arts を機に、デザイナーのオフィシャルサイトもアップしました。
サイトはこちら。
パリのメンバーが協力して作ってくれています。
今はフランス語だけですが、英語バージョン、日本語バージョンも・・・
2017年
11月
10日
12月7日から10日に開催される、パリでのサロン・ナショナル・デ・ボザール展の招待状が公開されました。
マクロンフランス大統領の後援の元、開かれる美術展です。
招待作家3名の名前が掲載されています。
Kuniko Ochiai
として。
この美術展の公式サイトに私の紹介が掲載されています。
2017年
11月
07日
サロン・ナショナル・デ・ボザール展は12月7日から10日に600点もの絵画、彫刻、写真、書の公募作品に加え招待作家3名で行われます。
会場はルーブル美術館の近くの地下のサロン・カルーゼル・ ドゥ ・ルーブル。
ルーブル美術館のピラミッドの地下のショッピングモール内にあります。
招待作家はフランス人のアーティストと日本からはグラフィックデザイナーのshun kawakami氏、そして私designer floral kuniko ochiai 。
私が生花の部門で選ばれたのは異例。あくまでも生け花ではなく、デザイン重視の様だ。(私は生け花ではないが、フランス人には同じように見えるようだ)
この美術展の招待作家となった時に、すぐに浮かんだのは、松を生けたいという事。
和紙に影を落として、墨絵の世界を作る。
7月以降は松ばかりに目が行くようになった(笑)
京都博物館の国宝展で、長谷川等伯の「松林図屏風」をリアルに見て、構成を目に納めたほかに、等伯がモノクロで描いた心境にも思いを馳せた・・・
何にしても、何人もの友人がパリに集結して力を貸してくれるのが嬉しい。大好きなパリに、好きな人たちが集まってくれる事が一番嬉しいかも。
パリで私のエージェント活動をしてくれているSHIPS Europのメンバーやパリのネットワークもすごい。写真を撮ったり、フランス語文章を書いてくれるパリジェンヌ達。デザイナーブランドのサイトを作ってくれるパリ在住の知人。
陶器作成や和紙の協賛もありがたい事です。
まだまだ準備中ではありますが、あと1カ月後には美術展は開催されます。良い松が入手でき、感動を与えられる空間を作れますように・・・神頼みでもあります(笑)
2017年
10月
07日
今年も高輪の老人ホームにハロウィンのディスプレイをしました。
今年は昨年より、ちょっとシック? ゴールドと黒を利かせました。
2017年
8月
01日
150年もの歴史あるフランスのパリで行われている ソシエテ・ナショナル・サロン・デ・ ボザール展2017年の招待作家として落合邦子が選ばれました。
フランス人2名、日本人2名のうちの一人です。
びっくりな展開ですが、折角頂いた機会に、「日本人の感性を世界に発信する」、という思いを2014年の個展「陰翳礼讃」に引き続き、
形にしたいと思っています。
生花、炭、和紙を用いて、日本の美意識を表現します。
2017年12月7日から10日。
パリのルーブル美術館近くのカルーゼル ドゥ ルーブルで行われます。そのエントランスにディスプレイします。
日本のメディアでも取り上げていただければ嬉しく思います。