2014年
12月
12日
数年前からのお付き合いですが、御自宅でお料理教室を開いていらっしゃる方が、クリスマスのレッスンの時に素晴らしいテーブルセッティングをなさり、その時のテーブルフラワーを私達にご依頼されます。
その年にお使いになる食器とテーブルクロスを事前に拝見させていただき、デザインを決めます。
ことしはウェッジウッドの「Paris」 というプレート。ニュアンスピンクの柄が、ベルエポック時代を思わせます。
テーブルクロスは柄の色に合わせて、淡いサーモンピンク。
この度その方からお喜びとお礼のメールをいただきました。
「おかげさまで、昨日無事にレッスン全クラスが終了いたしました。
約40名の方がご参加下さいましたが、どなたにも美しいテーブルフラワーを喜んで
いただきました。
イメージ通りで作って下さり、本当にありがとうございました。
お花は、まだまだ元気で、今週末まで飾れると思います。」
とても素敵!
よかったわ~
2014年
12月
12日
六本木にあるピザの老舗レストランのテラスガーデンのリニューアルをあるつてから依頼されました。
現場を拝見すると、オリーブやソテツなどが伸び放題、枯れ放題!
電飾もなぜか、赤いLEDチューブが中途半端に壁にぶら下がっていたり、オリーブには青いLEDライト・・・
鉢物を少しまとめてガーデンのようにしようとデザインをご提案しましたが、なるべくシンプルな方がお好みのようでして・・・
お好みをすり合わせたのがこちらとなりました。
電飾はオレンジ色のLEDチューブを壁面の煉瓦屋根の下に這わせました。そして、シンボルツリーとなる背の高い木(フェイジョア)にシャンパンゴールドのLED電飾。
そして、テーブルのうえにはキャンドル風のLEDライトをおき、店内からの延長線を感じていただけるようにしました。
レストランの支配人さんにも、満足いただけたようで、ほっとしました。春になれば、シンボルツリーのフェイジョアもオリーブも大きく育つことでしょう。
ピザを食べに行かなくっちゃ。
2014年
12月
05日
今年もあとわずかとなりました。私にとって6月に行ったパリでの個展は大きな挑戦でもありましたが、流れに任せて自然に行えたことでもあります。それは周りの方々の応援のおかげです。
タイトルは「陰翳礼賛」谷崎潤一郎氏のエッセイのタイトルから。日本の美意識を表現する空間ディスプレイでした。日本人の美意識を「垣間見る」「透ける」「揺れる」「見立てる」の4つのキーワードに絞り、表現しました。
会場はギャラリーヴィヴエンヌ。パリの重要歴史建造物で、最も美しいパッサージュの中でも、デザイナー高田賢三氏が初めてパリにお店を構えた41番。6日の会期中300名の方にご来場いただきました。
越前和紙を使ったディスプレイはフランス人に大好評でした。先日和紙が無形世界遺産登録されました。
日本人の美意識を表現できるようこれからも自然に対し敬意を払いながら、感性を上げていきたいと思っています。
垣間見る
201406paris.expo1
透ける
paris expo2
揺れる
paris expo.3
見立てる
paris expo.4
フランスのデザイン系のサイトにも、フラワーデザイナーとして掲載していただいています。
2014年
11月
11日
チェコの代表的なガラス、ボヘミアングラスの展示会がチェコ大使館で行われています。
会場の装花のご依頼を受けてお届けしてきました。
リーフレットにあるクジャクのベースのイメージでアレンジメントを作りました。
ベースをクラシックな柄の布でまき、タッセルもあしらいました。
コーナーを変えて、色味を変えました。
展示会がオープンし、会期中にメンテナンスに伺いましたところ・・・
展示場所が中央に変わっています!
階段を下りて、正面、会場の中央にみえます。目玉のクジャク柄のガラス器と共に華々しく・・・
2014年
11月
01日
今年もあと2か月となりました。私にとって6月に行ったパリでの個展は大きな成果といえます。日常の事に振り回されていますが。少し振り返り、今後のステップアップにつなげたいと思っています。
タイトルは「陰翳礼賛」谷崎潤一郎氏のエッセイのタイトルから。日本の美意識を表現する空間ディスプレイでした。日本人の美意識を「垣間見る」「透ける」「揺れる」「見立てる」の4つのキーワードに絞り、表現しました。
会場はギャラリーヴィヴエンヌ。パリの重要歴史建造物で、最も美しいパッサージュの中でも、デザイナー高田賢三氏が初めてパリにお店を構えた41番。6日の会期中300名の方にご来場いただきました。
201406paris.expo1
paris expo2
paris expo.3
paris expo.4
フランスのデザイン系のサイトにも、フラワーデザイナーとして掲載していただいています。
2014年
10月
08日
日本橋三越のフランスフェアが10月8日から14日まで行われます。
5階洋食器売り場のGIENのテーブルディスプレイを依頼されました。
フェア全体のテーマがアルザス地方との事でしたので、GIENの中でもブーケシリーズを選びました。
その絵柄には自然の枝や実が描かれています。
その絵柄からヒントを得て、アルザスのフルーツ、ガトー(お菓子)、コンフィチュール(ジャム)のある楽しいテーブルコーディネートをしました。
昨晩は閉店後、夜の作業。まだまだほかの方々は展示の作業を続けている中、撮影。
アングルを変えて。アレンジメントでフラワーケーキも作りました。
チェックのふたが可愛いジャムもアクセントになっています。
鈴バラ、いが付きの栗で秋らしさを表現。ブドウや、洋ナシ、プルーン、姫リンゴもアレンジメントに入れ込みました。
昨年アルザスを旅した時に、ワイン街道の小さな村を回りました。その中の一つ、ニーデルモルシュヴィルには、パティシエール世界一のクリスティーヌ・フェルベールさんが作るジャムのお店がありました。そのジャムは多くのバイヤーが買い付けに来るほど。日本では、伊勢丹新宿店で取り扱っています。同じ三越系列なので、そのジャムもディスプレイに加えました。フェルベールさんのジャムは新鮮な季節フルーツを使ってあまり煮込まないとの事。それだけにシークレット技術が必要なんでしょうね・・・
私もお土産に買って帰りましたが、とても美味しかったことを思い出します。
ディスプレイの大きなアレンジメントはストウブのお鍋に活けました。存在感があります。
ガラスのタブレットをキャンドルホルダーに使ったり、ラムカン(ココットを作る入れ物のこと)にアレンジをしたり、と、食器の色々な使い方を提案もしています。
11日土曜日はすでにお申し込みの方にラムカンにアレンジメントをするレッスンをします。これまでに私が旅したGIENやアルザスの写真をお見せしながら、ちょっとトークもします。
売り場の中でのレッスンなので、通りすがりの方もご覧になるかもしれませんね。ちょっと緊張(笑)
2014年
10月
04日
季節ごとに活け替えをさせていただいている、高輪のカームデンタルクリニック様のカウンター前のお花を昨日交換していきました。
秋バージョン。色づいた枝物や、葉物入れました。 ただ、ご依頼主のご希望が、あまり濃い色を入れたくない、との事ですので爽やかなクリニックのイメージカラーに準じて、淡い色をメインで仕上げました。
秋ですね~。
2014年
8月
13日
6月にパリ2区にある歴史的建造物、Galerie Vivienne 内の41番、服飾デザイナーの高田KENZO氏が初めてパリにお店意を開いたところで、私は個展をしました。
タイトルは「Eloge de l’ombre」陰翳礼賛 Hana,Washi,Sumi,Ryuboku
日本人の感性を花のみならず、越前和紙、炭、流木、苔、漆器を使って表現しました。ギャラリーの空間を4つのテーマでディスプレイしました。日本人が美意識を感じるキーワード「透ける」「垣間見る」「揺れる」「見立てる」に沿って表現しました。
写真家の小田光さんや、マリアンヌに撮影していただき、きれいに加工していただきました。Marianne Touchard-Heyman (P1, 6-7 et 12) KOS-CREA (P2-5, 8-11) Graphique : KOS-CREA
プロモーション写真
今後も日本人の感性を表現する空間ディスプレイを国内外で行っていきたいと思っています。よろしくお願いいたします。
2014年
7月
05日
季節ごとにクリニックの待合室のディスプレイを交換している高輪のカームデンタルクリニックさん。
7月になりましたので、夏バージョンにお取替えしました。早く梅雨が明けるといいですね。真夏の太陽もすぐそこまで来ています。
ソファサイドにも。