2010年
7月
26日
10数年お付き合いのあるカメヤマキャンドルさんから、今年のブライダル産業フェアのディスプレイを依頼されました。今回はパリのキャンドルの老舗メーカー、Point a la ligne(ポワンタラリィーニュ)の代理店になったことのお披露目で、
ポワンタラリーニュのキャンドルを使ったテーブルが5テーブル中2つありました。
デザインコンセプトを「フレンチシック」とし、私が感じているパリのエスプリを織り込みました。
アイリスのキャンドルはゴッホの作品「アイリス」にヒントを得て、黄緑色の葉っぱを強調しました。
白いバラの丸いキャンドルは、カシニョールの絵のようなこじゃれたイメージに。
絵画からのイメージをベースにデザインを広げていきました。
メインキャンドルには、シャンパン色のクロスに真っ白なアマリリスを合わせ、パリで買ってきたゴージャスなタッセルをあしらいました。この色の組み合わせは今、私のお気に入り。
ポワンタラリーニュ社の方もお見えで、その方はパリ育ちの方でしたが、とてもフランスらしく、素敵だと言ってってくださいました。
紫陽花のテーブル
芍薬とすみれのテーブル
会期は7月27,28日
ビックサイト東3
カメヤマキャンドルのブースを4人のデザイナーがそれぞれのデザインをしています。
2010年
5月
09日
爽やかな五月晴れの母の日、高輪プリンツヒェンガルテンのブライダルフェアが行われています。
私たちは、昨日母の日のアレンジメントを出荷した後、フェア用の装花を作成しました。
今回のテーマは「初夏」
ハーブやスズランでみずみずしいイメージを演出。その中に、ディズニーランド世代のウェディングにアピールするかのように、パールのガーランドをアクセントに加えました。
ブーケにもスズランをいれました。スズランとバラのキャスケードブーケ
できるだけ多くのカップルに見ていただきたいですね。
勿論、実際のときはすべてオリジナルでデザインします。
2010年
5月
05日
先日のブログにも書きましたように、友人のCさんは大の真央ちゃんファン。
今日のアイスショーの最前列のチケットをゲットしたこともあり、彼女に渡すプリザーブドフラワーのブーケを私に依頼してくれていました。
素晴らしいショーだったようで、一緒に行った明美さん、かっこチャンもツイッターでつぶやき通し(笑)その興奮が私にも伝わってきます。
同じく一緒に行ったセミプロカメラマンのちょしチャンから、貴重なお写真をいただきました!!
真央ちゃんの右手は友人のCさんと握手。視線の先にはCさんがいて、
左手にはCさんがプレゼントしたブーケ。(ふふふ、私の作成・・・)
真央ちゃんのオーラは素晴らしいですね。一流の輝きです。
この写真は私の宝物になりそうです。
ありがとう。
2010年
4月
18日
季節が定まりませんが、春のウェディングシーズンです。
ご注文いただき、最近お作りしたブーケをいくつかご紹介します。
義理のお母様からのプレゼントは、二次会に持つプリザーブドフラワーのブーケ。
可憐なすずらんを自然な雰囲気であしらいました
ウェディングブーケは白薔薇だけのキャスケード。お色直しは赤いドレスに赤~ピンクへのグラデーションのラウンドです。品川プリンスホテルにお届けしました
2010年
3月
17日
2月にパリでお会いした友人(と呼ばせていただきます)のなっきーさんは、フランスでの日本人のウェディングに関わるお仕事をしています。
フランスで挙式するカップルは彼女の会社が取り扱うだけでも年間600組もいるんですって!
すごい数ですよね。最近はディスニーランドのシンデレラ城に憧れる若い女性層が多いらしく、
シャトーでの挙式でも、屋根がとんがっているお城じゃないと人気がないとか・・・・
ディズニーランド世代ですね・・・・
ウェディングドレスを日本で試着して、現地フランスでレンタルすることも可能らしいです。
ブーケは日本からアートフラワーやプリザーブドフラワーのブーケを持ってくるか、現地で生花のブーケを
手配するかの方法があるそうです。なっきーさんに私は「パリに生花のブーケを作りに来て!」なんて冗談で言われちゃいましたが。
今朝、ふと思いつきました。
うちの店にも、アートフラワーやプリザーブドフラワーで作ったブーケがありますから、写真を撮ってアップしておこうっと。
アートフラワーのウェディングブーケ
アートフラワーのカクテルブーケ
プリザーブドフラワーのウェディングブーケ
プリサーブドフラワーのカクテルブーケ
プリザーブドフラワーブーケ。海外で着物を気た方にお作りしました。
2010年
2月
25日
10年くらい前に、私のフラワースクールの生徒さんだった方のお嬢さんが来週御結婚します。
久しぶりに御連絡をいただき、ブーケを頼まれました。
お花を習いにいらっしゃっていた頃、お嬢さんはまだ中学生だったのに、先日打ち合わせでお会いすると、ご結婚を控え、ピカピカの輝きを放つ素敵な女性になられていました。
白いブーケは大輪の薔薇をたっぷり使った大きなラウンドをリクエストされています。
お色直し用には、会場で使うパープルのライラックに合わせたプリザーブドフラワーのブーケが
御希望。プリザーブドフラワーのブーケは本日作りました。
<バラと紫陽花とライスフラワーをつかっています。
喜んでいただけるかな・・・
2010年
1月
15日
美術コーディネーターの知人に誘われ、渋谷の文化村で行われている「愛のヴィクトリアン・ジュエリー」展を見に行きました。文化村のキュレーターさんも御一緒してくださり、解説付きでした!
「大英帝国に君臨し繁栄をきわめたヴィクトリア女王は、信頼できる伴侶と九人の子供に恵まれ、「平和な家庭」の象徴として、またヨーロッパのファッションリーダーとして重要な役割を果たしました。ウェディングをはじめアフタヌーンティーやクリスマスなど、現代の私たちの生活をより豊かにしている様々な習慣はヴィクトリア時代に様式が確立したものが多く、現代の私たちの暮らしそのものの基礎が形作られた時代といっても過言ではないでしょう。」
と解説があるように、驚くことをたくさん教えていただきました。
ビクトリア女王は自ら結婚を望んだアルバート公をドイツから迎えますが、結婚式に際し、それまでの伝統的な金糸銀糸のはでな衣装ではなく、淡いクリーム色のドレスを選びました。
これが、今のウェディングドレスの始まりです!!
知りませんでした!!
その時に使用したレースは子供たちの洗礼式や大切な儀式のときに着用されました。
このレースこそウェディングベールの始まりです!
彼女は結婚式にはティアラではなく、オレンジの花や葉をデザインしたワックスのリングを頭に飾りました。オレンジの花を頭上に飾る習慣はギリシャ神話からきていますが、繁栄と多産を意味しています。
結婚指輪の交換は、ドイツにはあった風習でしたが、それを取り入れ、イギリスにも広まりました。
また、ウェディングケーキも、フルーツケーキにシュガーペーストでレースのような模様を描いたウェディングケーキが、ロイヤルウェディングをきっかけに広まりました。
今、私はウェディングの仕事に携わっていますが、こんな歴史の重みを知りませんでした。
この展覧会は昨年上野で見たカルティエ展とは違った意味合いのある、素晴らしい展示です。
もちろん、素晴らしいジュエリーもたくさんあります。
勿忘草の花ことば「真実の愛」・・・だからターコイズとパールで作った勿忘草のデザインのジュエリーを身につけるとか、花ことばをジュエリーで表現する女性ならではの文化も始まったようです。
細やかな素敵なセンスですね。
今日はいろいろなことを教えてもらいました。
見ごたえがありますよ。
2009年
12月
20日
今日は高輪プリンツヒェンガルテンのウェディングのお仕事がありました。(昨日もありましたが)
今日のカップルは黄色がお好きで、黄、茶、ゴールドをテーマカラーにしたクリスマスウェディングでした。
茶色のフレンチリボンとトーヒ(実)も入れ込みました。
チャペルのアーチも同じ色合いで。
朝8時から現場でセッティングしましたので、初めはとても寒かったのですが、
式も終り、フラワーシャーワー、ブーケトスのころは真っ青な空に太陽が輝き、
天も祝福しているような温かさになりました。
今日は黄色がベースでしたが、これまでに「定番の赤で」、「森のイメージで・・・」というリクエストにも対応してきました。
クリスマスシーズンならではの楽しさが、デザインをする側にもあります。
新郎、新婦の門出に乾杯!
2009年
12月
08日
先日、5年ほど前に高輪プリンツヒェンガルテンのウェディングの装花を担当させていただいたお客様からご連絡があり、今年のクリスマスリースは思い出のウェディングブーケの色で作ってほしいということでした。
結婚式のブーケ、カクテルブーケ、会場装花を担当させていただき、その後も何度かお花のご注文をいただいていましたが、今回のお電話は本当に久しぶり。
よくぞ覚えていてくださいました!というくらい感激しました。
リースを飾る玄関のお写真を添付していただきましたが、そこには三輪車が写っていて、お子さんもできているのね・・・と微笑ましく拝見しました。
さて、カクテルブーケやウェルカムボードで使った、淡いパープル系ピンクやボルドー色のバラを入れてほしいというリクエスト。
そして、クリスマス後も飾っておきたいとおっしゃるので、プリザーブドフラワーのバラと、アートフラワーのモーブ色の花。そして、生のヒバ、ヒムロ杉を使い、色、持ち、コストをクリアーさせました。
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